Home > Highlighting JAPAN > Highlighting JAPAN 2010年6月号 > 生涯現役、元気に長生き(仮訳)
高齢者になっても、多くの日本人は活動的で、生産的な生活を送っている。
日本最高齢の現役ピアニスト、室井摩耶子氏は89歳。6歳でピアノを始め、1941年に東京音楽学校(現・東京芸術大学)を主席で卒業した。1956年、モーツァルト生誕200年記念祭に日本代表としてウィーンに派遣され、続けてベルリンへ留学。1960年にヨーロッパでプロデビューをし、以降、国内外で演奏活動を続けている。今年も国内で計6回のコンサートを予定している。
「健康の秘訣といっても、特別に何かをしているわけではないのですよ」と室井氏は笑う。「食事も好きなときに好きなものを食べています。特にフィレ肉のタルタルステーキは大好きですね」
東京で一人暮らす室井氏は、三食とも自炊だ。しかも、今でも1日、朝、夕方、そして夜と少なくとも計8時間の練習は欠かさない。
さらに、85歳で始めたパソコンで、名刺や年賀状を作ったり、ゲームで遊んだりもする。ブログも開設し、ほぼ毎月更新、時には自分で撮影した花などの写真をパソコンに取り込んでブログに掲載する。
「年齢なんか気にしたことはありません」と室井氏は言う。「ただ、私の演奏が皆さんに元気を与えていると聞くと、大変嬉しいです」
古くから長寿の県として知られている沖縄。沖縄の長寿の要因として、沖縄が年中温暖で、自然豊かな土地であること、また、食生活で豚肉、緑黄色野菜、海草類を多く摂取している一方、食塩の摂取量が少ないこと、さらに、高齢になっても仕事をしたり、地域の活動に積極的に参加していることなどが挙げられている。
沖縄県恩納村の伝統文化を体験ができるテーマパークである琉球村では80歳を超える元気な女性が働いている。
その1人が名物おばあさんの山城ウメトさん、90歳。一日おきに琉球村に出勤して、頭に酒瓶をのせて踊るパフォーマンスなどで観光客を喜ばす。山城さんに会うことが目的で琉球村を訪れる人も多い。
「琉球村では、いろんな人とたくさん会えることが楽しいです」と山城さんは言う。「元気の秘訣は、楽しく過ごして怒らないことですね」
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