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独創の華:宮内庁三の丸尚蔵館(仮訳)

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東京都心、JR東京駅や地下鉄大手町駅から10分ほどの場所に、緑豊かな皇居がある。オフィス街に面した大手門をくぐると、そこは「東御苑」。ここに、皇室から国に寄贈された美術品を納めた「宮内庁三の丸尚蔵館」が建つ。観覧は無料であり、周辺のビジネス街で働く人々や外国人観光客にも人気がある。

昭和天皇(1901-1989、在位1926-1989)が崩御され昭和から平成に時代が変わる際、今上陛下は、皇室に伝えられてきた多くの美術品を国に寄贈された。その制作年代は奈良時代から昭和(8-20世紀)までと非常に幅広い。宮内庁三の丸尚蔵館は、これら美術品の専門的な調査研究を進めると同時に、一般公開するために平成5年(1993年)秋に開館した。その後、昭和天皇の皇后であった香淳皇后(1903-2000)の御遺贈品なども加わり、現在9500点ほどの作品を収蔵している。

小さな美術館で常設展示はないものの、開館から16年余りの間に、両陛下に関わる特別展示やデンマーク王室のコレクションの特別展示なども行ってきた。3月30日から7月4日までの間、第50回展覧会「花ひらく個性、作家の時代―大正・昭和初期の美術工芸」を開催している。これに続く展覧会も、7月17日~9月5日に開催される。次回は「虎・獅子・ライオン」をテーマとする所蔵作品の公開を予定している。

「収蔵品には、狩野永徳の『唐獅子図屏風』、伊藤若冲の『動植綵絵』、上村松園の『雪月花』など日本文化を代表する有名な作品も多く、展覧会のテーマにあわせて公開しています。美術や歴史の専門家、愛好者も頻繁に訪れています」と、尚蔵館学芸室主任研究官の太田彩さん。

「世界に例のない長い歴史を誇る皇室が受け継いできた美術品は、その時代ごとの日本文化の隆盛を表していると言えます。作品の技術の高さや、奥深さを味わって頂ければ」

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