Home > Highlighting JAPAN > Highlighting JAPAN 2010年7月号 > 定住外国人との共生を目指して(仮訳)
自動車や電器機器の製造が盛んな群馬県太田市とその周辺の地域には、数多くの外国人が働いている。人口22万人の太田市には約7700人、隣接する人口5万人の大泉町には約6000人の外国人が暮らす。国籍はブラジル、フィリピン、中国など60カ国にも及ぶ。
6月6日の日曜日、外国人が言葉や習慣の違いによって感じる不便の軽減を目的としているボランティアグループ「あゆみの会」が主催した、地元に住む外国人向けに防災体験学習会においては、10代から50代まで、年齢や国も多様な約60名が集まった。「災害が起こると日本人でさえ慌ててしまうのに、言葉のわからない外国人はなおさらだと思い、今回の学習会を企画しました。災害が起きた際には、住民である外国人の方達とも一緒に協力し合わなければなりませんので。」と「あゆみの会」の代表者である吉原良子さんは言う。参加者は、災害が起きた場合の避難所が書かれた「防災マップ」で避難所の確認を行ったり、長期保存できる食料を試食した。
当日は偶然、火災の通報が消防署に入り、隊員が消防車で出動するところを参加者は見ることができた。「隊員が迅速に出動する姿を見て感激しました。このように対応してくれるのであれば太田市に暮らしていて安心です」という感想が、参加した地域で働く30代のブラジル人の男性から寄せられた。
「他にも、通訳ボランティアや生活習慣に関する学習会といった、外国人の生活をサポートするための住民主体の活動がすでに根付いています。」と太田市役所の担当者は言う。
太田市でも、在住外国人に対する生活支援として、日本語教室の開催、英語、中国、スペイン語、ポルトガル語による生活に関する相談窓口の設置などを行っている。
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