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Highlighting JAPAN

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特集人的交流の推進に向けて

異文化交流(仮訳)

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言葉や文化の壁を越えて、ここで紹介する二人は文学と音楽観賞のパイプ役を果たしている。

青い眼の俳人

EU大統領のヘルマン・ファンロンパウ氏が、今年の4月に自作俳句の句集を発表したことで話題になった。現在、日本で大学講師をしているフランス人、ローラン・マブソン氏も、俳句に魅了され、俳句により日本で交流を深めている外国人の一人だ。

そのマブソン氏が主催する句会が6月、千葉県流山市にある、俳人・小林一茶(1763-1827)の記念館で開かれた。句会は年4回、毎回、年代も職業も様々な人が10名ほど参加する。

句会では、毎回テーマを決めて、マブソン氏も含め、皆が自作の句を日本語で持ち寄り、互いに作品の感想を述べ合う。

今回、「初夏」をテーマにマブソン氏は「野良猫が飼い猫となり風青し」という句を詠んだ。

「高校生の時に日本に留学し、俳句と出会いました。非常に短い言葉の表現なのに、なぜこれが日本を代表する文学なのか、ということに非常に興味を抱きました」

故郷のフランスで小林一茶の研究を行っていたが、1998年に来日し、現在は、一茶の故郷でもある長野県で暮らしている。

「俳句の魅力は、単純な言葉で心に響く余情を生み出すことです」とマブソン氏は言う。「また、季語を使うことで、人と自然、人と生き物との絆を再確認させてくれます。外国の詩人は一人で作品を作りますが、俳句は他者とのコミュニケーションをしながら共同で作るものと言っていいのではないでしょうか」

尺八による国際交流

日本の伝統的な楽器である尺八の演奏家・三橋貴風氏は昨年、ブラジルを訪問。サンパウロでクラッシック・ギタリストのカミロ・カラーラ(Camilo Carrara)氏とのセッションを行った。

「サンパウロ日本文化センターで、クラシックギターと尺八だけでサンバを演奏しました。無駄な言葉は要りませんでした。サンパウロの人たちが日頃慣れ親しんでいるサンバの音楽に尺八を重ねることで、短い時間でしたが、深く尺八のことを知ってもらえたと思います。聴衆は尺八の音色に反応して大変盛り上がり、最後は割れるような拍手とスタンディングオベーションでした。尺八について『不思議な音色だが、ギターに合うし、サンバのリズムともうまく馴染んでいる』といった感想をもらいました」と、三橋氏は回想する。

今までも、韓国の伝統楽器である横笛「テグム」とのセッションや、アルゼンチンでのタンゴ音楽とのセッションなどを行ってきた。

「尺八は味わいのある微妙な音色と余韻を持ちます。音としては単調ながらも個性があり、他の音楽のリズムやメロディにうまく融合する力を持ちながらも、聴衆には日本固有の音色をはっきりと感じて頂けます。セッションを重ねることで、尺八の魅力だけではなく、日本文化の魅力を伝えることが出来ているのではないかと感じています」

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