Home > Highlighting JAPAN > Highlighting JAPAN 2010年8月号 > クール・ジャパンを世界に(仮訳)
2010年5月から開催されている上海万博で、日本産業館に展示された「世界一トイレ」が話題になっている。「世界一トイレ」は「先進のテクノロジーとホスピタリティの精神が織りなす、世界で最も心地よいレストルーム」を目指した、世界一清潔で、最高の設備のトイレだ。まるで応接室のような清潔な空間にソファのような座り心地のトイレが設置されている。また、トイレについている便座の自動開閉、自動洗浄、温水洗浄、便座ヒーター、擬音装置といった機能は、日本人にとってはもはや日常生活の一部となったものだ。さらに少量の水で静かに洗浄ができて節水能力が高いのも特徴。日本の最新の節水トイレは1990年代に比べ年間約40%の節水に成功している。こう した過剰とも思われるかもしれない機能の進化は、カメラや車、電化製品を作ってきた日本特有の、ものづくりにおける課題解決へのこだわりとつくり込みの精神によるものだ。またそれは、世界で人気のマンガやアニメの中にも相通じているともいえるだろう。
政府は今年6月、文化産業の海外進出促進、国内外への発信や人材育成等に関する、政府横断的施策の企画立案及び推進のために、経済産業省に「クール・ジャパン室」を設置した。クール・ジャパン室の渡辺哲也室長は「毎年7月にフランスのパリで開催される、日本のポップカルチャーを紹介するイベント「Japan Expo」(今年で11回目)には、昨年は4日間で約17万人もの人が集まりました。日本には未だに世界に知られていないクールなものが多くあります。これからそれらを世界中に紹介していきたい」という。
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