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Highlighting JAPAN

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特集人材を育てる~日本の「学び」

俳句甲子園:知の戦い(仮訳)

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俳句は「五・七・五」の17文字でつづる、世界一短い文学として知られる。以前は俳句といえば年配の人たちのもの、というイメージがあった。ところが最近は若い人の間にも広がっている。火付け役となったのは、1998年にスタートした全国高校俳句選手権大会。高校野球の全国大会の会場にちなんだ「俳句甲子園」という愛称がつけられている。開催地となる愛媛県松山市は、明治時代に俳句を改革し、俳句を盛んにした俳人、正岡子規の出身地でもあり、現在でも俳句をたしなむ人が多いことで知られる。

俳句甲子園では、5人編成の2チームが紅白に分かれ、事前に発表されたテーマの句を1人ずつ披露する。それぞれの句について、両チームが攻守両面からディベートを行う。俳句作品と、ディベート内容で勝敗を競う。

13回目となる今年の大会には、全国21都道府県から103チーム(71校)が参加。2010年8月6〜8日には予選大会などを勝ち抜いた36チームが出場して本大会が開催された。

優勝は、開成高校Aチーム。9月、同高校の俳句部を訪ねると、中等部も含めた部員たちがディベートの訓練を行っていた。中高一貫教育の同校では、中学生も俳句甲子園出場経験もある高校生部員と切磋琢磨しながら、創作活動に入ることができるのが他校と違う強みの部分だという。

彼らが俳句を始めるきっかけは、「先輩に誘われたから」など、些細なことである。しかし、次第に創作の面白さに気付き、のめりこむようになる。部員たちは、「言葉の意味の深さに気付いた」「目の前の出来事を注意深く観察できるようになる」と俳句を始めたことによる成長を次々に語る。俳句部顧問、佐藤郁(かおる)教諭は「俳句によって、言葉で表現することのむずかしさと楽しさを覚えるようです。短い言葉で自分自身を表現するという訓練にもなるようで、面接試験に役立ったという卒業生もいました」と笑いながら、“俳句効果”を説明していた。

第13回俳句甲子園で披露された1260句の中から審査員によって最優秀句に選ばれたのは、開成高校Bチームの青木智君(1年)の句。

カルデラに湖残されし晩夏かな

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