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Highlighting JAPAN

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特集人材を育てる~日本の「学び」

ボランティアガイドは旅先の知恵袋(仮訳)

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日本では、定年退職後の生きがいの一つとして、自分自身が生活する地域についての知識を深め、地域の活性化に活かす人が増えている。例えば、観光客に人気の史跡で歴史的背景を説明するボランティアガイドだ。

京都で最も高い五重塔と、国宝に指定された数多くの仏像を有する世界遺産の「東寺」。この日も高野敏明さん(72歳)は米国人夫婦を相手に、流暢な英語で五重塔について説明していた。「東寺は京都に都が移ってきた8世紀末に建てられた市内でも古い寺院の一つ。この塔の高さは55メートルで木造の塔としては日本一の高さ。しかし創建当初の塔は火災で焼失していて、現在の塔は17世紀に建てられたものです」。

高野さんは、大手化学製品メーカーを定年退職した後、京都市内に移住。現在は在職中に身につけた語学とリタイヤ後に学んだ日本の歴史や文化の知識を活かし、通訳ボランティアガイドとして海外からのお客様を案内している。

「前から歴史に興味はありましたが仕事優先で、歴史小説を少し読むくらいでした。リタイヤ後、古い寺や史跡の残る京都に住んでみて、改めて歴史や文化を学ぼうと言う気持ちになりました」

2003年、高野さんは、 国際観光振興機構(JNTO)が善意通訳普及運動の一環として結成したボランティア活動グループに入会。京都駅構内のJR東海の窓口を拠点に、外国人観光客向けのボランティアガイドを始めた。窓口での案内のかたわら、先輩ガイドの話を聞いたり、寺や史跡を訪ねて資料を集めたりしながら勉強を続けたという。京都検定が始まると、高野さんも日ごろの勉強の成果を確かめるためにチャレンジした。2004年の第1回検定で3級、06年に難易度の高い2級に合格した。

高野さんは在職中、3年間のベルギー駐在時に地元の人々が親切に接してくれたことが今でも忘れられないのだという。

「現地の人にお世話になった分を、日本を訪れた外国の方に恩返ししたいと考えています。自分の学びがこのような形で活かせてうれしく思っています」

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