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特集「消費者の安心・安全の確保」

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長期使用製品安全点検・表示制度

製品を安全に使い続けるための制度です
長期使用製品安全点検・表示制度

最終更新:平成25年5月9日

製品にも安全に使用できる「賞味期限」があることをご存じですか。長期間使用し製品が古くなると、部品などの劣化(経年劣化)により、火災や死亡事故を起こすおそれがあります。経年劣化による製品事故を防ぐため、平成21年4月から、長期間使用する製品には「長期使用製品安全点検制度」と「長期使用 製品安全表示制度」が設けられています。

Outline

経年劣化による製品事故を防ぐための「長期使用製品安全点検・表示制度」

石油・ガスふろがま、屋内式ガス瞬間湯沸器や石油温風暖房機、エアコンや洗濯機、換気扇など、家庭の中には、ガスや石油、電気を使用するさまざまな製品があります。こうした製品は、正しい使い方をしていても、長い間使用を続けていると、部品などが劣化(経年劣化)し、さまざまな不具合が生じやすくなり、火災や死亡事故などにつながるおそれもあります。

こうした経年劣化による製品事故を防止し、製品を長く安全に使用するために、設けられているのが、「長期使用製品安全点検制度」「長期使用製品安全表示制度」です。

「長期使用製品安全点検制度」は、家庭で使用する製品のうち、経年劣化によって安全上の支障が生じ、特に重大な危害を及ぼすおそれの多い製品を「特定保守製品」に指定し、設計上の標準使用期間(※)などの表示や点検を義務づけるもの。「長期使用製品安全表示制度」は、エアコンや洗濯機など経年劣化による事故が多い製品について、設計上の標準使用期間と経年劣化の注意を促す表示を義務づけるものです。

これらの制度を活用し、対象製品を長く安全に使っていくために、制度の内容と消費者が注意すべきポイントを紹介します。

※設計上の標準使用期間:
標準的な使用条件(温度、湿度などの使用環境、電源電圧、運転負荷、運転時間などの使用条件、運転回数などの使用頻度)の下で使用した場合に、安全上支障がなく使用することができる期間のこと。つまり、長期間使用する製品を安全に使うための賞味期限ともいうべきものです。設計標準使用期間を過ぎると、故障する確率が高くなり、事故の発生も多くなります。

 

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長期使用製品安全点検制度 ~所有者はユーザー登録と点検・保守の責任があります

長期使用製品安全点検制度は、製品を購入した消費者に対して、メーカーや輸入業者から点検時期をお知らせし、点検を促すことで、事故を防止するための制度です。製品の点検を受け、製品の安全性を保つことは消費者自身の責務です。点検時期のお知らせが来たら、きちんと点検を受けましょう。

※長期使用製品安全点検制度は、平成21年4月1日以降に製造、輸入された製品が対象となります。平成21年4月 1日以前に製造、輸入された製品ついては、メーカーなどから点検通知は行われませんが、同様に点検を依頼することが可能です。点検することが望ましい時期にきた製品については、メーカーなどがホームページなどに掲載して情報提供することになっていますので、参考にしてください。

(1)対象となる製品

「長期使用製品安全点検制度」では、家庭で使用する製品のうち、経年劣化によって安全上の支障が生じ、特に重大な危害を及ぼすおそれの多い製品を「特定保守製品」として指定しています。特定保守製品として指定されているのは、主に、設置業者の工事を要する設置型の製品で、所有者自身による保守が難しく、長く使う場合にメーカーが点検を行う必要がある、次のような製品です。

対象製品(特定保守製品)

石油給湯機
石油給湯機
石油ふろがま
石油ふろがま
FF式石油温風暖房機
FF式石油温風暖房機
浴室用電気乾燥機
浴室用電気乾燥機
ビルトイン式電気食器洗浄器
ビルトイン式
電気食器洗浄器
屋内式ガス瞬間湯沸器
屋内式
ガス瞬間湯沸器
屋内式ガスふろがま
屋内式ガスふろがま
 

(2)特定保守製品を購入したら必ず所有者登録(ユーザー登録)を

特定保守製品を買ったときは、販売者から「長期使用製品安全点検制度」について説明を受けましょう。また、必要事項を記入した所有者票(ハガキなどの様式になっています)をメーカーに郵送するなどして、所有者登録をしてください。インターネットや電話などでも所有者登録することができます。

所有者登録をしておくと、メーカーから点検時期をお知らせする通知が届きます。

ユーザー登録は、点検の通知だけでなく、製品に重大な不具合が発見されたときのリコールのお知らせなどにも使われる重要な情報であるため、必ず行いましょう。

※所有者票には、黄色系の目立つ色の使用を推奨しています。また、所有者の承諾があれば、販売者が所有者票を代行記入し投函することができます。

(3)メーカーから点検時期の通知が届いたら、点検を受けましょう

特定保守製品には、製品ごとに設定された「点検期間」が明記されています。点検期間の開始が近づくと、メーカーからユーザー登録されている所有者に点検の通知が送付されます。点検の通知を受け取ったら、メーカーなどに点検を依頼し、点検期間中に製品の点検を受けるようにしてください。

なお、点検期間は、購入から一定期間無償修理などを約束しているメーカーの保証期間とは異なり、所有者として製品を保守管理する観点から行うものですから、点検費用は所有者の負担となります。各メーカーなどでは、ホームページなどで点検料金を公表していますので、参考にしてください。

また、点検時期以外でも、異常な音や振動、においなどの異常に気付いたときは、速やかに使用を中止してメーカーや販売店に相談しましょう。

長期使用製品安全点検制度の表示例

長期使用製品安全点検制度の表示例

 

点検詐欺にご注意ください

点検は、ユーザー登録をしているメーカーや輸入業者からの連絡が前提となっています。製品の所有者自身が点検の依頼をしていないのに、メーカーが点検に来ることはありません。点検詐欺にはくれぐれもご注意ください。

 

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長期使用製品安全表示制度 ~標準使用期間を過ぎた製品は異常に注意を

長期使用製品安全表示制度は、安全点検制度による点検実施を必要とするほどではないものの、日常的な手入れと観察により、所有者が事故の兆候を見つけることができる製品が対象です。対象製品には、「設計上の標準使用期間」と経年劣化についての注意喚起などが表示されています。(平成21年4月1日以降 に製造・輸入された製品が対象となります)

「設計上の標準使用期間」を過ぎた製品は、不具合などを起こしやすくなりますので、安全に使用するための目安にしてください。

長期使用製品安全表示制度表示の例

長期使用製品安全表示制度表示の例

 

対象製品

扇風機
扇風機
換気扇
換気扇
エアコン
エアコン
ブラウン管テレビ
ブラウン管テレビ
2槽式洗濯機
2槽式洗濯機
全自動洗濯機
全自動洗濯機

 

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長期間使用する製品を安全に使うために

長期間使用しがちな製品は、気付かないうちに部品等が劣化し、事故につながる恐れがあります。次のような製品の不具合や異常のほか、「いつもと違う」「何か変だな」と感じたら、すぐに使用を中止し、メーカーや販売店などに相談しましょう。

こんな症状に注意

  • スイッチを入れても動かない
  • スイッチを切っても止まらない
  • 点火しにくい
  • お湯の温度が低い感じがする
  • お湯が沸くのに時間がかかる
  • 動いたり、止まったり、動きがいつもと違う
  • 運転中に異常な音や振動がする
  • 変なにおいがしたり、煙が出たりする

 

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