上川陽子 内閣府特命担当大臣

上川陽子内閣府特命担当大臣に、就任した感想、少子化対策、男女共同参画、青少年の育成、食育などについてキャスターの渡辺真理さんがお話を伺いました。また、大臣直筆の漢字1字に込めた信条、熱い思いもお伝えします。
| 渡辺真理氏 | こんにちは、渡辺真理と申します。 |
|---|---|
| 上川大臣 | ようこそいらしてくださいました。上川陽子と申します。 |
| 渡辺真理氏 | よろしくお願いいたします。 |
| 上川大臣 | よろしくお願いいたします。 |
| 渡辺真理氏 | 大臣が、いつも過ごしてらっしゃる、逆に過ごしてらっしゃる暇はないんでしょうか。 |
| 上川大臣 | 大臣室は、いつもドアが開いています。そして、どなたでも入っていただきたいということで。 |
| 渡辺真理氏 | 今日は収録だから閉まっているだけですか。 |
| 上川大臣 | そうです。いつもは開けてあります。ですから、ここで仕事をしていると、全部向こうから筒抜けで見えます。 |
| 渡辺真理氏 | こんにちは「政府インターネットテレビ『大臣のほんね』」、今日は上川陽子内閣府特命担当大臣に伺います。 書いていただきました、大臣の信条、志、上川陽子大臣が書いてくださったのは、この字でした。最後に、これについてどういう気持ちが込められているのかも伺います。 いかがですか。福田内閣の内閣府特命担当大臣におなりになって、まずは感想をお聞かせいただけますか。 |
| 上川大臣 | 私も志を持って政治活動を始めたときから、21世紀は命の時代ということで、一貫して命の問題に取り組んできました。そういう意味で、この子育ての問題、そして子育てを取り巻く環境、また、子育てをしてらっしゃるお父さん、お母さんの働き方や地域の中での活動、そういうところに触れるような活動をずっと積み上げてきたので、そういう子どもたちのことを主軸に仕事をしていくことができるというのは、大変うれしいです。 |
| 渡辺真理氏 | 大臣がおっしゃった、命というテーマの中で、少子化というものがあり、男女共同参画、働くという神聖なこともあり、そして青少年が育っていく、育成・食育ということもあるという三本柱で考えると、まず少子化対策については、結婚して子どもが欲しいと幸せに思って、産む、育てるという行為もあれば、逆に必要ない、自分はそういう人生を選ばない、それぞれの嗜好、選択になってきますね。それが政策となってくると、どういうふうに合致を見るんだろうという難しさがあると思います。 |
| 上川大臣 | 人口の出生率のデータがあるんです。1.57ショックという、出生率が大変厳しい状況で、それで政府としてもそれが問題であるという認識をし、さまざまな施策を打ち上げて、そしてそれに対して取り組んでまいりました。 しかし、なかなか結果として出生率は上がってこない。なぜなのか。実は若い世代の人たちは、結婚したいと思ってらっしゃる方が9割以上いるんですね。 |
| 渡辺真理氏 | 数字で見ると率は高いですね。 |
| 上川大臣 | 子どもたちも2人以上は持ちたいと思っている。その希望を実現していく、しかし、現実はそれが実現できていない。そこは何なのか、その壁を取り除いていくというのが、少子化対策の大変大事なスタートラインではないか私自身は思っています。 今、子どもと家族を応援する日本重点戦略ということで、その大きなテーマの一つが、働き方の見直しを中心としたワーク・ライフ・バランスをしっかりと推進していくこと。そして、子育てし、また働きながら、その両立をしていくための子育て支援策についても十分に対応策を講じていこうということです。 3番目は、それに関わる財源、これは社会保障の問題とか税制改正の問題と大変密接に関係があるので、こういうところについて総合的に検討しながら、責任を持って対応策についての財源的な措置も裏づけていこう。 この3つの方針で、今、動いています。 |
| 渡辺真理氏 | そうすると、今のお話とどうしても三本柱が重複してくる。これも関連し合ってくる。男女共同参画の話、青少年の育成・食育、この2つについては、どういう政策を重点的に考えていらっしゃいますか。 |
| 上川大臣 | このワーク・ライフ・バランスという1つのキーワードも、実は男女共同参画の視点からの取組み、そして少子化対策としての取組みというのが入っておりますので、バランスしていくということであるし、また特に若い世代の希望を実現していくという意味では、青少年の中で職業についてのさまざまな悩みを抱えてらっしゃる。青少年は、これからの社会の担い手ですから、その担い手の皆さんの希望を、仕事の面でも、あるいは自己実現の面でも、いろんな面でかなえていくことを応援するのが青少年の対策です。 食育は、命の一番土台の部分で、早ね・早起き・朝ごはんということで、国民運動として取り組んできた成果が意外に早く、子どもたちの朝食抜きの比率が少し下がっているんです。食育の問題については、日本の社会の将来の担い手である青少年、子どもたちの体づくりという意味で、特にお母さん、お父さんに関心を持っていただいて取り組んでいただきたいと思っています。 |
| 渡辺真理氏 | 先ほど書いていただいた、この希望の「希」という字なんですが、ここに込めた思いを聞かせていただけますか。 |
| 上川大臣 | 今、私たちの社会は、いろんな問題や課題があって、困った、困ったということを比較的口にすることが多いと思うんです。不安と言ってもいいかもしれない。でも、そういう中であるからこそ、希望を持って、夢を持ってやっていこうと。それぞれの家庭の中でも、企業の中でも、地域社会の中でも、生き生きとして活動する方が1人でも2人でもいらっしゃれば、恐らくその動きそのものが日本の社会を前向きにしていく力になっていくと思うんです。だから、私もその中の一人、そして真理さんもその中の一人、どんな仕事でも、どんなことでも、一生懸命自分の持てる力をぶつけていくことに、是非若い世代の皆さんにエールを送って、一緒に走って行きたいと思います。 |
| 渡辺真理氏 | 今の大臣を、上川さんを動かしている力とかエネルギーの源と、もしかしたら重複してしまうかもしれませんが、是非ごらんになっている皆さん方に、これからの抱負をお願いいたします。 |
| 上川大臣 | 先ほどのドアを開けていますということは、このドアの先の社会の中には、国民の皆さんが一人ひとり生活していらっしゃる。そこと大臣の仕事との間が、信頼関係を持って密接につながっていくことができるかどうかというのが、やはり施策の効果が上がるかどうかということの、大変大事なキーワード、かぎになると思うんです。現場に行って、本当に生きていらっしゃる現場の中で、どんなことを抱えて頑張っていらっしゃるのかとか、問題を抱えていらっしゃるのかということを、私は教えていただきたい。 そして、そういう中で共通して出てきていること。まずやらなければならない優先順位、こういうものについて決めるのは、皆さんなんです。これは参加していただくということを、特に少子の問題も男女共同参画も青少年の問題も、国だけではできないんです。地域社会のいろんな力が結集して、そういうことに力を貸してくださいと言って、一緒に頑張っていきたいと思っています。 |
| 渡辺真理氏 | 福田総理からのお声がかりがあっての国務大臣ですけれども、総理を担ぐというのもなかなか重そうですけれども、どうぞお体にはお気を付けて。 |
| 上川大臣 | そうですね。きちっと担げるように、微力ではありますけれども頑張っていきたいと思います。 |
| 渡辺真理氏 | 今日はどうもありがとうございました。 |
| 上川大臣 | 渡辺さんは、女性のキャスターとして活躍していらっしゃるということで、私としてはマスコミの分野の中でも女性が生き生きと活躍していらっしゃるという象徴的な存在であるということで、同士のような気持ちを抱かせていただきました。 そういう意味で、今日は大変いいきっかけをつくっていただくことができまして、ますますエンジン全開で頑張っていきたいと思っています。 |
| 渡辺真理氏 | 大臣が御家族に支えられ、地元に支えられ、そして御自分の信念をこれから邁進されることを、私も陰ながら応援させていただければと思っております。そして、何よりも見てくださる方が、もっとこういうことを聞いてほしいのに、何でこういうふうに聞いてくれないんだろうと思っていらっしゃる方もたくさんいらっしゃると思いますので、番組では皆様からのご意見・ご要望をたくさん募集しております。ホームページの中に「ご意見・ご要望」というコーナーがございますので、こちらに是非お寄せください。お待ちしております。 |