岸田文雄 内閣府特命担当大臣

岸田文雄内閣府特命担当大臣に、現在の心境、生活安心プロジェクト、消費者行政の一元化、沖縄・北方対策、科学技術政策などについてアナウンサーの渡辺真理さんが、お話を伺いました。また、大臣直筆の漢字1字に込めた信条、熱い思いもお伝えします。
| 渡辺真理氏 | こんにちは、お邪魔いたします。渡辺でございます。よろしくお願いいたします。 |
|---|---|
| 岸田大臣 | 今日はお世話になります。よろしくお願いします。 |
| 渡辺真理氏 | 例えばこういった調度というのは、岸田大臣がお選びになったんですか。 |
| 岸田大臣 | これは、代々の沖縄担当大臣始め、代々の大臣が置いていったものもあります。ただ、私が置いたものもあります。 |
| 渡辺真理氏 | それはどれでしょうか。 |
| 岸田大臣 | 泡盛とかですね。幾つかあります。 |
| 渡辺真理氏 | わかりました。 |
| 渡辺真理氏 | 「政府インターネットテレビ『大臣のほんね』」、岸田文雄内閣府特命担当大臣に伺います。 先ほど大臣のほんねとして、岸田大臣の志、心情を漢字一文字に表していただきました。この字に込められた思いも、後ほど伺います。 よろしくお願いいたします。 |
| 岸田大臣 | よろしくお願いします。 |
| 渡辺真理氏 | まず、岸田内閣府特命担当大臣の担当5分野というのが、非常に多岐にわたっています。沖縄及び北方対策、科学技術政策、国民生活、規制改革を担当する内閣府特命担当大臣でいらっしゃって、かつ消費者行政推進担当大臣にも任命されたといいましょうか、なさっているということです。 |
| 岸田大臣 | 今までもいろんな形で深く関わってきた分野もありますし、また一方、大臣になってから一生懸命勉強した分野もあります。新しい事件も次々と発生しますので、日本の国というのは本当にいろんな課題や問題があるんだなと感じて、そして大きな責任を感じています。 |
| 渡辺真理氏 | 任務の中に、国民生活というのが大事なポイントとしてございまして、大臣は初代の国民生活担当大臣とおなりになっています。生活安心プロジェクトという新しいプロジェクトを立ち上げられて、ここの専用のホームページでは国民の意見も募集なっているということも伺ったんですが。 |
| 岸田大臣 | 近年、例えば食の安全、食品表示の問題、偽装問題ですとか、あるいは悪徳商法、振り込め詐欺を始めとするさまざまな取引の問題ですとか、国民の安全・安心に関わる重大な事件が次々と起こっています。 こうした事態を受けて、行政が本当に国民の安全・安心という面で、消費者とか生活者の視点で対応できるような体制になっているのだろうと。こういった問題意識を福田総理が持たれで、私がこのプロジェクトを立ち上げたということですが、昨年12月に、まずは緊急に講ずべき施策ということをとりまとめて、そして年明けは、こうしたプロジェクトは国民の皆さんにも参加していただかなければいけないということで、4つの国民運動、食の安全・安心について考える、子どもの施設の全国一斉点検を行う、交通事故死ゼロの日を目指す、そしてインターネットを始めとする有害情報から青少年を守る、こうした4つの国民運動を今、立ち上げて、実際に多くの皆さんに参加してもらっています。 |
| 渡辺真理氏 | 新たに消費者行政推進担当大臣におなりになりまして、担当大臣として消費者行政を統一的・一元的に推進するための新しい組織を考えると伺いました。これは、どういったことか伺えますか。 |
| 岸田大臣 | 消費者問題については、行政もいろいろやらなければいけないことがあるんですが、行政の仕組み自体も見直す必要があるのではないか。こうした反省に立って、消費者行政推進会議という会議が設けられて、担当大臣もつくられたということなんです。苦情や相談を行政に持ち寄った場合、そういった情報がどう扱われるのか。わかりやすくなければいけませんし、そうした情報がばらばらに使われたんでは、なかなか成果につながらないわけですから、やはり集約化・一元化されなければいけない。一元化された情報を、どう分析するのか、新しい組織をつくらなければいけないと思っていますし、その新しい組織にどんな権限を与えるのか。これも検討課題だと思っています。 |
| 渡辺真理氏 | そういったお仕事をなさりながら、沖縄、北方領土の視察、現場主義として足を運ばれていらっしゃいます。 |
| 岸田大臣 | やはり現場主義というのは、いろんな担当を通じて、大変重要な点だと思っています。たびたびに沖縄に行かせていただいていますけれども、例えば沖縄においても、離島、多くの島があります。医療ですとか、教育ですとか、あるいは交通ですとか、大変厳しい環境の中で、離島の皆さんは生活をされています。 また一方で、すばらしい自然とか文化をお持ちでいらっしゃって、誇りを持って生活をしています。 北方領土の問題につきましても、就任早々根室に行かせていただいて、納沙布岬から北方領土を視察させていただきました。その際に、多くの元島民の皆さんの切実な声を聞かせていただきました。こういった経験を通じても、いろいろなことを考えましたし、これを是非具体的な政策に生かしていきたいと思っております。 |
| 渡辺真理氏 | 最後に、科学技術政策について伺います。今年の6月に、初めてのG8科学技術大臣会合が沖縄で開催されます。大臣は、科学技術における世界との協力ですとか連携については、どうお考えですか。 |
| 岸田大臣 | 資源がない、少子・高齢化が進む、人口が減少していく、こういった日本の国にとって、国民生活の発展とか、国際競争力の強化を考えた場合、科学技術はなくてはならないテーマだと思っています。 その中で、日本の持っている環境とかエネルギー分野の世界最先端の科学技術というものは、やはり外交における大変大きな力だと思っています。是非、G8科学技術大臣会合においても、地球温暖化問題ですとか、感染症問題ですとか、地球規模の課題について科学技術は何ができるのか、しっかりとした結論、成果を上げたいと思っていますし、それをこのG8洞爺湖サミットにもつなげていきたいと思っています。 |
| 渡辺真理氏 | 先ほど拝見しましたこの字について、大臣のほんねとして書いてくださった「翔」という字ですね。これは、どんなお気持ちを込められたんですか。 |
| 岸田大臣 | 今から15年前に初めて国会議員になったんですが、国会議員になる前に選挙があります。その際に、私のイメージの文字として使ったのが、この「翔」という文字で、選挙の前に生まれた長男の名前にも、この「翔」という字をつけたり、大変思い入れのある文字なんです。 この字を見ると、やはり15年前に初めて国会議員になったときの初心、あのときの気持ちを思い出すんです。頑張らなければいけないという思いを持ちます。 |
| 渡辺真理氏 | 最後に、ごらんの皆さんに今後の抱負を含め、メッセージをお願いいたします。 |
| 岸田大臣 | 政治家がほかと何が違うか。やはり結果を出すという大きな課題を与えられている。これがほかの立場と違うところではないかと思っています。是非目に見える結果を出せるように、政治家としての仕事が果たせるように努力したいと思っています。 |
| 岸田大臣 | 今日は大臣としての仕事の中身も話題に入っていましたけれども、一方で個人的な話もいろいろと聞いていただきました。普段とちょっと勝手が違うものですから、ちょっと疲れました。 |
| 渡辺真理氏 | 疲れさせてしまったと思います。申し訳なかったと思いながら、私としては国会などでは拝見できない大臣の素顔とまではいかなくても、何か違った部分を伺えればというところが、私のほんねでございます。大臣、ありがとうございました。 番組では、是非皆さんからこんなことを聞いてほしいですとか、御意見・御要望をいつも募集しています。ホームページの中の「御意見・御要望」のコーナーから、是非お寄せください。 |