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大臣のほんね

増田寛也 総務大臣

増田寛也総務大臣に、就任した感想、地方分権改革の推進、魅力ある地域づくり、2011年完全デジタル元年に向けてなどについて、アナウンサーの関谷亜矢子さんが、お話を伺いました。また、大臣直筆の漢字1字に込めた信条、熱い思いもお伝えします。


関谷亜矢子氏 失礼します。関谷と申します。よろしくお願いいたします。
増田大臣 増田でございますが、今日はどうぞよろしくお願いいたします。
関谷亜矢子氏 こちらこそ、よろしくお願いいたします。
こちらには。愛妻家でいらっしゃいますね。
増田大臣 これは、家内と撮った写真で、知事時代からいつも机の脇に置いているんです。
関谷亜矢子氏 これはやはり力になるんですね。
増田大臣 いつも監視をしてもらっています。
関谷亜矢子氏 「政府インターネットテレビ『大臣のほんね』」、今日は、総務大臣兼内閣府特命担当大臣として、地方分権改革とともに地方再生担当、道州制担当、郵政民営化担当をされている、増田寛也大臣にお話を伺います。
担当を御紹介するだけで、こんなに多くのことをということで。
増田大臣 よく間違えずにおっしゃられましたね。
関谷亜矢子氏 ちょっとほっとしておりますが、今日はその辺りのこともお伺いしたいと思っております。
そして、こちらなんですが、先ほど大臣にお書きいただきました。大臣の志、信条、まさに大臣の本音を漢字一文字で書いていただいたものなんです。この一文字に込められた熱い思いなども、後ほどお伺いしたいと思っております。
総務大臣だけでも、任務は幅広いものがあると思うんですけれども、更に地方分権改革、そして地方再生も担当していらっしゃるということで、もう大変な毎日ではないかと想像するんですけれども、大臣就任の御感想はいかがでしょうか。
増田大臣 多分、私が12年間知事をしていたので、その経験を仕事に生かせということだと思うんです。ですから、知事時代に現場に近いところ、住民に近いところでいろいろ見たり聞いたりしたことがありますので、それを国の政策に的確に反映させていきたい。これが私のミッションだと思っています。
関谷亜矢子氏 それでは、実際に政策についてお伺いしたいと思うんですが、まずは地方分権改革についてなんですが、地方が主役の国づくりに向けて、国と地方との役割分担の見直しなど、地方分権改革が進んでいると思うんですが、大臣は今後どのような施策に重点を置いて改革を進めていこうとお考えでしょうか。
増田大臣 10年、20年先に、国は一体どういうことをやったらいいのか。それから、身近な自治体に住民の皆さん方がどういうことを期待するのか。そういうところをはっきりと仕事として分ける必要があると思うんです。そうすると、例えば医療とか福祉ですとか、教育もそうでしょうけれども、そういうものは実に身近なだけに、地域地域でいろんな特色がありますから、そういう分野のものはできるだけ地元の、できれば市町村が本当にしっかりとやれるようにしていくこと。
それから、国がやることは本当に国でしかできないスケールの大きなダイナミックなことを国に期待するわけです。ですから、そういう仕事の分担をもう一回、今の時代ではなくて、10年、20年先、あるいはもっと先かもしれませんが、そういう先を見てきちんと分けて、そういった仕事に合った、仕事をやるに足るだけのお金を国と地方で、税財源と言っていますけれども、それをちゃんと仕分けする。
関谷亜矢子氏 地方の現場の声をお聞きになりたいということで、総務大臣との車座対話、これを全国7ブロックで開催されました。そちらでお聞きになった現場の生の声というのを、今後どのように生かしていらっしゃるのか。また、地方が主役になるためには、それぞれ魅力ある地域づくりが重要になってくるわけですね。そのために、具体的にはどのような取組みをされるんでしょうか。
増田大臣 地方へ行きましたら、やはりお医者さんが足りないと、地域の医療がもうもたないとか、離島に行きましたら、最近原油価格が物すごく上がっていると、離島に行く航路の運賃が非常に高くなって大変だとか、本当に悩みをいっぱいお聞きしました。
そういったことを丁寧に解決していく必要があるだろうと。でき得れば、どんな地域でも、例えばこの地域は観光で強いとか、この地域は昔から伝統産業があって、ものづくりに強いとか、やはりありますね。
そのときに感じたのは、1つは民間主体で、考える主体は民間で、地域のアイディアを、民間の人たちがこうやりたいというところを支援していくことが大事なので、プロジェクトを動かしていくには、やはり人が大事だなと。人材を育てたり、あるいは場合によっては目利きの人にそういった地域に入ってもらって、一緒になってアイディアを確実につくっていくことが大事だと、民が主導的なプロジェクトにうまくしていけるような仕組みを、地方再生プロジェクトのような形できちっとつくりたいと。
関谷亜矢子氏 もう医療から何からすべての分野にわたってきてしまうわけですね。
増田大臣 生活そのものですから、範囲が物すごく広いんですけれども、やはりそこに住んでいる皆さん方のお気持ちとか思いを大事にしていかなければいけないと。
関谷亜矢子氏 地方とか地域という切り口での情報通信の役割については、どのようにお考えでしょうか。
増田大臣 もう端的に言うと、お医者さんが足りないと。そういった中産間地域で、医療体制を構築するのは物すごく大変だと。お医者さんが足りないなら、例えば遠隔医療の仕組みをつくって、情報基盤を使って、そういったところをカバーできるんではないかというアプローチが一つありますね。
それだけではなく、やはり地域でいろいろな産業をこれから興していく上で、瞬時に情報を得たり、その地域の何か特色をぱっと発信するためにも、情報基盤というのは物すごく大事です。
それから、もっと切実ですし、私は絶対にすべての地域でテレビが見えないところを解消しろと言っているんですが、2011年の7月までにデジタル化をしなければいけないんですが、残念ながらそのことによって、今のままですと、どうしても何十万世帯か電波が今のところ届かないようなところが残りそうだと、1世帯でも残ったらだめなので、これはゼロにしたいと。
ただ、これから急激に人口減少の時代になるので、ある程度の投資をするときは、それが将来に生かされるという観点も大事なので、ここはいろいろ技術開発も含めて、CATVを使うとか、光ファイバーを使うとか、いろいろな組み合わせをやって、例えばCATVとか光ファイバーを使うことが、また別の意味でその地域の将来の資産として残るような、そこを丹念に見て、それでこのデジタル化の問題解決をしていきたいと思います。
関谷亜矢子氏 そして、こちら、大変軽やかな文字を書いていただきました「夢」という大変広がりのある素敵な言葉なんですが、この一文字に込められた思いを是非。
増田大臣 最近、世の中世知辛くなって、余り夢がないような気もするので、むしろちゃんと夢を追い求めるような若い人たちにいっぱい出てほしいという思いもあるんですが、例えばICT、20年、30年後の技術の進展で、世の中どう変わっていくか。本当に想像つかないぐらいですね。だから、構想力とか夢を追い求めるようなシナリオをきちんとつくりたいですし、逆にそのことによって国民の皆さん方に、よく夢のあるというふうに言いますけれども、夢のある充実した将来像というものをつくって、思い描いてもらいたいと思います。
関谷亜矢子氏 言葉って口にしているうちに実現する魔力がありますしね。
増田大臣 そうですね。だから、本当はすごく大きな、高い、遠くにあるものでも、ちゃんとそれを今おっしゃったように、毎日毎日寝る前にでも念じていれば、だんだん現実のものになっていくというサクセスストーリーのようなものが出てくればいいなと思います。
関谷亜矢子氏 それでは、最後に今後の抱負をお願いいたします。
増田大臣 もう知事のときの経験というものをできるだけ仕事に生かしたい。現場の声ということですけれども、それをきちんと政策に反映させていく。それが私の一番大事な仕事だと思うので、それに徹底していきたい。現場基点で仕事を見ていきたいと思います。
関谷亜矢子氏 今日はどうもありがとうございました。
増田大臣 どうもありがとうございました。

増田大臣 対談を終えて、何かスカッとした感じがしました。私の思いをそのまましゃべりましたので、ごらんになっている方、こういう思いで私がやっているということを見て、またいろいろと御批評ください。こういうところが足りないぞとか、こういうところはもっとこうしろといったようなことを、どしどしお寄せいただければと思います。
関谷亜矢子氏 大臣は、とてもお話もお上手で、しかも、とてもフランクな方だったので、私もインタビューさせていただくのが大変楽しかったです。
さて、この番組では皆様からのご意見・ご要望をお待ちしております。ホームページの「ご意見・ご要望」のコーナーからお寄せください。
 

 

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