密輸に関する情報は税関の「密輸ダイヤル」まで
覚せい剤、大麻、MDMAといった不正薬物や、けん銃などの密輸が後を絶ちません。税関では、社会の安全・安心を脅かすこれらの社会悪物品等の密輸を水際で取り締まっています。平成18年の不正薬物の密輸摘発件数は378件であり、また、けん銃などの密輸も、前年より増えています。 税関では、関係機関とともに、5月を「薬物及び銃器取締強化期間」として、取締りを強化しています。周囲で密輸に関する噂(うわさ)を耳にしたときには、税関の「密輸ダイヤル」(フリーダイヤル 0120-461(シロイ)−961(クロイ)までご連絡ください。
社会悪物品等の流入を水際で阻止するためにも皆様からの情報提供を
心身を破壊する覚せい剤などの不正薬物、人の命を奪うけん銃や爆発物、コピー商品などの知的財産を侵害する物品等は、その輸出入が禁止されています。
税関では、これらの社会悪物品等を水際で阻止するため、海外から送られてくる貨物や海外旅行者の手荷物などの検査をはじめ、港の巡回や監視を行うなど、安全・安心な社会を確保するため、日夜取締りを行っています。
これらの取締りを行ううえで、皆様からの情報提供はとても重要です。税関では、「密輸ダイヤル」(0120-461(シロイ)−961(クロイ))を設置 し、365日、24時間皆様からの情報提供を受け付けています。フリーダイヤルなので、全国どこから電話しても通話料は無料、情報を提供された方のプライ バシーは守ります。
最近の密輸入事犯
[事例1] 海上コンテナ貨物に隠匿して密輸入しようとした覚せい剤を摘発

平成18年11月、横浜税関は、中国から横浜港に到着した海上コンテナ貨物の輸入検査において、塩蔵わらび入りプラスチックドラム缶内に隠匿していた覚せい剤約14キロを摘発しました。 (写真提供:財務省)
[事例2] 暴力団関係者らが密輸入しようとしたけん銃および爆薬等を摘発

平成18年1月、東京および横浜税関は、関係機関との連携の下で、フィリピンから横浜港に入港した船舶のフィリピン人乗組員2名および暴力団関係者らが、同船から陸揚げして密輸入しようとしたけん銃11丁、実包220個、爆薬6本および大麻草約5キロ等を摘発しました。 (写真提供:財務省)
身の周りでこんなことがあったときは
「シャブ」「スピード」「エクスタシー」「チャカ」などの言葉を、身近で聞いたことはありませんか。これらは、不正薬物やけん銃の俗称です。繁華街の路上などで売買されたり、インターネットで取引されたりしているケースもあり、私たちの生活を脅かしています。
次のようなことを聞いたり目にしたりしたときは、「密輸ダイヤル」へご連絡ください。
■街で
- 「シャブ」「スピード」「チャカ」などの不正薬物やけん銃に関係する話を聞いたとき
- あまり親しくない人に、外国から荷物が着くので名前と住所を貸してほしいと依頼されたとき
■海外旅行で
- 飛行機内や到着ロビーのトイレで、荷物を持っていって手ぶらで出てくるなど、不審な旅行客を見たとき
- 海外旅行先で、見知らぬ人から中身のよく分からない荷物を預かったとき
- 飛行機内で寒くもないのに厚着をし、汗をかいている旅行客、機内食を全く食べず、落ち着きのない旅行客を見たとき
■海で
- 何か貨物の入っているような漂流物・漂着物を見つけたとき
- 異常に辺りを警戒し、不審な動きをしている船や、外国の船と物の受け渡しをしている船を見かけたとき
- 漁具を積まずに出港したり、しけの日や夜間に出入りしたりするなど、不審な船を見かけたとき
5月は「薬物及び銃器取締強化期間」です。子どもたちの明るい未来のためにも、社会悪物品等を水際で阻止しなければなりません。密輸の手口が悪質化・巧妙 化する中で、皆様からの情報提供は、水際取締りを行ううえで、とても重要です。「おかしいな」「変だな」と感じたら、税関の「密輸ダイヤル」までご連絡く ださい。皆様の情報が私たちの安全・安心な社会を守ります。
「密輸ダイヤル」
フリーダイヤル 0120-461(シロイ)−961(クロイ)
365日、24時間いつでも情報提供を受け付けています。
小口で、分散化傾向にある不正薬物の密輸
平成18年の不正薬物の密輸摘発件数は378件で、対前年比11%も増えました。特に、覚せい剤の摘発件数は過去2番目となる82件(対前年比 148%増)でした。あへんは、1回当たりの押収量として過去最高となる約15キロを摘発しました。全体としては不正薬物の密輸は小口で、分散化の傾向に あります。
また、けん銃やけん銃の部品などの密輸摘発件数は前年より増えました。今後もより厳しい取締りが必要です。
主な社会悪物品の密輸摘発実績
(注)
- 数字は摘発ベースのものであり、税関が摘発した密輸事件にかかる押収量のほか、警察等他機関が摘発した事件で、税関が当該事件に関与したものにかかる押収量を含む。
- 覚せい剤は、覚せい剤および覚せい剤原料の合計数量を示す。
- MDMAは、MDMAおよびMDA等の合成麻薬の合計数量を示す。
- 使用回数は、乱用者の通常の1回分使用量をもとに換算したものである。(覚せい剤:0.03g、大麻草:0.5g、大麻樹脂:0.1g、ヘロイン:0.01g、コカイン:0.03g、あへん:0.3g、MDMAおよび向精神薬:1錠)
資料提供:財務省
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