子どもや女性に関する犯罪の情報を「匿名通報ダイヤル」にお寄せください
近年、多くの子どもや女性が、児童買春や児童ポルノ、人身取引などの犯罪による被害に遭っています。国では、このような犯罪から子どもや女性を守るために、平成19年10月1日から「匿名通報ダイヤル」を開始しました。
児童買春や人身取引などの犯罪から子どもや女性を守るために
平成18年中の児童買春事犯の検挙件数は1,613件、児童ポルノ事犯は616件と、子どもを対象とした犯罪が数多く発生しています。また、女性や 子どもを売買の対象としたり、不法就労させたりする人身取引事犯は、平成18年中の検挙件数は72件と、最近5年間で28件(38.9%)も増えました。
こうした犯罪は、被害者自身から直接通報がしにくい、なかなか表に出ない犯罪です。特に被害者が子どもの場合、自分が犯罪被害者であることすら認識していないケースもあります。
国では、このような犯罪から子どもや女性を守るために、平成19年10月1日から「匿名通報ダイヤル(フリーコール:0120-924-839)」をスタートさせました。
匿名、民間団体経由の通報で、最高10万円の情報料が支払われます
事件の通報は、「身分を知られたくない」「捜査への協力が面倒」と感じられる人も多く、ためらいがちになります。「匿名通報ダイヤル」では、匿名の通報で、民間の団体を経由するなど、どのような方でも安心して警察へ犯罪を通報できる仕組みをとっています。
1.民間団体が受け付け、通報者の特定につながる事項は質問しません
「匿名通報ダイヤル」では、事件の通報を、まず警察庁から委託を受けた民間団体(日本ガーディアン・エンジェルス)が受け付けます。通報者には受付番号だ けが渡され、氏名や電話番号のような通報者の特定につながる事項は質問しません。以後はこの受付番号にしたがってすべての事務処理が行われるため、通報者 の身分が捜査機関や犯人に伝わる心配はありません。
2.事件が解決したときは、最高10万円の情報料が支払われます
事件が解決すると、警察庁で通報の貢献度を診断し、貢献度に応じて最高10万円の情報料が通報者に支払われます。事件の捜査の進行状況は、専用サイトで受付番号を入力して検索することで知ることができます。また、情報料は、受託団体から本人に対して原則として現金で支払われます。
3.対象となる犯罪は、少年の福祉を害する犯罪と人身取引事犯
対象となる犯罪は、被害者自身からの申告が期待できず、潜在化しやすい少年の福祉を害する犯罪および人身取引事犯です。
少年の福祉を害する犯罪とは、少年の心身の有害な影響を与え、少年の福祉を害する犯罪をいい、具体的には以下のようなものが挙げられます。
- ア.18歳未満の者を買春すること
- イ.18歳未満の者を深夜業務や福祉に有害な場所における業務に就かせること
- ウ.未成年者へ覚せい剤を譲り渡すこと
- エ.未成年者に対し、暴力または脅迫を用いてわいせつな行為をすること
人身取引事犯には、2種類あります。一つは、女性を、1)搾取の目的で、2)暴力、脅迫、欺もう等または被害者を支配下におく人間への金銭等の授受等の手 段により、3)獲得、引渡し、収受する等の犯罪です。二つ目は、児童を、1)搾取の目的で、 2)獲得、引渡し、収受する等の犯罪です(手段は問いません)。具体的には、以下のような犯罪を指します。
- ア.女性や18歳未満の者を売買すること
- イ.女性に売春や風俗店等で働くことを強要すること
- ウ.女性に売春させたり、風俗店で働かせたりして、その賃金等を搾取すること
上記以外の犯罪の通報をお寄せいただいた場合も、参考情報として受け付けています。ただしこの場合、情報料は支払われません。
資料提供:警察庁
少年の福祉を害する犯罪や人身取引事犯の取締りについては、皆さんからお寄せいただいた情報が大きな力となります。少しでも気になることがあったら、見逃さずに「匿名通報ダイヤル(0120-924-839)」までご連絡ください。
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