悪質な模倣品が数多く出回っています。本物は、信頼できるお店で。
有名ブランド品の模倣品が格安の値段で市場に出回り、正規の品物のブランド価値が下がるという事態が発生しています。模倣品や海賊版に注意し、本物を信頼できるお店で購入しましょう。
安いブランド品は偽物である可能性が高い
最近、有名ブランドのバッグ、靴、衣料品、時計などの品物が、驚くほど低価格で販売されています。有名ブランド品が安く手に入ると思うと、つい、買いたい という衝動にかられます。しかし、上質の素材を使い、熟練した職人による手作りのブランド品が、格安の値段で販売できるはずがありません。中古品などを除 き、価格が相場に比べて極端に安く売られている品物は偽物である可能性が高いといえます。安いからといってすぐに飛びつかず、縫製が一定になっているか、 生地の柄がずれていないか、刻印が不鮮明でないかなど、よく注意して品物を確認しましょう。そして、少しでも不審な点があったら、買うのをやめましょう。
また、本物と一見見分けのつかない精巧な偽物が、本物に近い価格で販売されていることも少なくありません。
このような偽物を避けるためにも、信頼できるお店で購入しましょう。
実物が確認できないインターネットは特に危険
近年、インターネットでの通信販売やインターネット・オークションなどを利用して、偽物を購入してしまったという事例が後を絶ちません。中には、画面上に は本物のブランド品の写真を表示して、実際には偽物を送りつけるという悪質な業者もいます。インターネット上では実物も取引相手の顔も確認できないため、 偽物をつかまされる危険が高くなりますので、慎重に見極めてから購入するよう心がけましょう。
偽物が出回ることにより正規の品物のブランド価値が下がる
偽物が世に出回ることにより、メーカーの意匠権や商標権などの知的財産権が侵害されますが、被害はそれだけにとどまりません。粗悪な偽物を本物と信 じて購入した消費者は、本物のブランドの品質や価値を誤認してしまうため、結果的に正規のブランド品が長年かけて消費者から獲得した信用、評判を損なうこ とになってしまいます。
本来、ブランド品は、伝統ある理念と技術に基づいた、高い品質とデザイン性があるからこそ価値がありますが、粗悪な偽ブランド品が多く世の中に出回ることにより、このように正規のブランド品が正当に評価してもらえなくなってしまうのです。
本物の価値が下がったら、そもそもブランド品を持つこと自体の意味がなくなります。また、せっかく良い品物をつくっても、それに見合った評価が得られなくなると、メーカーが開発意欲を失い、魅力的な品物が世の中から消失してしまうおそれがあります。
正規の商品には、価格に見合う品質やアフターサービスがあるということを念頭に入れ、安く売りに出されているからといってすぐに購入しないようにしましょう。
政府では平成19年12月17日より「模倣品・海賊版撲滅キャンペーン」を実施します。キャンペーン期間中は、広告、CM媒体などを活用し、模倣品・海賊版を購入しないよう広く呼びかけていきます。
「模倣品・海賊板撲滅キャンペーン」 ポスター
資料提供:特許庁
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