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平成19年12月掲載

 


「NASVA(ナスバ)交通事故被害者ホットライン」が開設されました

国内の自動車による交通事故は、平成18年の1年間で約90万件発生し、約110万人がその被害に遭っています。国民のだれもが交通事故の被害者になりう る状況です。こうした背景のもと、平成19年10月1日から、交通事故に遭われた被害者やそのご家族のための支援として、お悩みごとに応じた相談窓口など を紹介する電話相談窓口「NASVA交通事故被害者ホットライン」が開設されました。

 

交通事故による被害者は毎年100万人以上

昨年、自動車による交通事故の死者数は、昭和30年以来51年ぶりに6,000人台前半になりました。しかし、交通事故発生件数は9年連続して80 万件を超えており、また負傷者数も8年連続して100万人を超えています。このように、交通事故の実態は大変厳しい状況にあります。

突然ご家族の方が何の前触れもなく交通事故の被害者になってしまった場合、交通事故に関する相談をどこにしたらよいのか、どこに問い合わせれば適切な情報やアドバイスが入手できるのかなど、困惑してしまう方が多いと思います。

そこで、平成19年10月1日、国土交通省所管の独立行政法人自動車事故対策機構(NASVA:ナスバ)に、全国各地の交通事故の被害者およびそのご家族 に対する支援の充実・強化を図ることを目的とし、電話相談窓口「NASVA交通事故被害者ホットライン」が開設されました。

 

ホットラインの二つの役割

「NASVA交通事故被害者ホットライン」には、二つの役割があります。「1.被害者が必要とする各種相談機関の相談窓口の紹介」と「2.NASVAが行っているサービスの案内」です。

 

1.各種相談機関の相談窓口の紹介

自動車による交通事故の被害に遭われた方の多くが、「法律知識がないので専門の相談窓口を知りたい」「交通事故が発生した責任の割合(過失割合)が 納得できないので相談窓口を知りたい」「交通事故の当事者間での話し合いが進まないがどうしたらよいか」「示談金に納得できないがどうしたらよいか」「加 害者の車両が無保険なのでどのようにしたら損害を補償してもらえるのか」といった法律、金銭などについてのさまざまな疑問や悩みを抱えていることと思いま す。

「NASVA交通事故被害者ホットライン」では、このような疑問や悩みをどの機関に相談したらいいか分からずお困りの方に、法律での見解、損害 賠償金の請求方法、交通事故の当事者間の争いの処理(紛争処理)などの内容に応じ、「日弁連交通事故相談センター」「県や市の交通事故相談所」「損保協会 そんがいほけん相談室」「交通事故紛争処理センター」をはじめとする各種相談機関の相談窓口を無料で紹介します。

 

2.NASVAサービスの案内

交通遺児などへの貸付や介護料の支給および療護施設など、NASVAが行っているサービスについて無料でご案内します。

 

NASVAの主な各種サービス

交通遺児などへの支援サービス

自動車事故によって保護者が死亡、または重度の後遺障害を負い、生活が困窮している方を対象とした生活資金の無利子貸付け(中学校卒業時までの子弟が対象)や貸付利用者およびそのご家族に対する精神的支援の活動など。

 

重度後遺障害者への介護料の支給などのサービス

自動車事故により「脳」「脊髄(せきずい)」「胸腹部臓器」を損傷し、重度の後遺障害を持つために、日常生活動作について「常時」または「随時」の介護が必要となった方に対する介護料の支給や支給対象者およびそのご家族に対する在宅相談、訪問支援サービスなど。

 

療護施設のサービス

自動車事故による脳損傷で重度の後遺障害が残り、一定の要件に該当する方を専門に治療、看護する療護施設(病院)の設置・運営など。

 

相談受付時間と電話番号は、以下のとおりです。

  • 相談受付時間: 9:00〜17:00(土・日・祝日、年末年始を除く)
  • 電話番号: 0570 - 000 738(すぐ ナスバ)※ナビダイヤル

(固定電話は全国3分8.5円で通話できます。PHS・IP電話からは、03-3288-3671)


ご自身やご家族などが交通事故の被害に遭われ、「相談先が分からない」とお困りの際には、「NASVA交通事故被害者ホットライン」までぜひお電話してください。

 

「お役立ち記事」では、国の行政施策の中から暮らしにかかわりの深いテーマ、暮らしに役立つ情報をピックアップし、分かりやすくまとめて提供しています。


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