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平成20年2月掲載

 


子どもを犯罪から守る防犯ブザーの性能基準が定められています

近年、子どもが被害者となる犯罪が後を絶たないことを背景に、通学路等でのわが子の安否を心配し、親が子に防犯ブザーを持たせるケースが増えてきています。国では、ブザーの性能を一定水準以上に保つために防犯ブザーの性能基準を定めました。

 

急速に普及する防犯ブザー

近年、下校途中の子どもが誘拐・殺害されるなど、子どもが被害者となる凶悪事件が後を絶ちません。このような中、小さな子どものいる親が防犯ブザーを子どもに持たせて、わが子の安全を守ろうとするケースが増えてきています。最近では、学校側の対応としても、児童生徒に防犯ブザーを配布し、通学路での子どもの安全確保を図る小中学校が増えてきました。

 

防犯ブザーの性能に統一基準を策定

防犯ブザーは、ランドセルに取り付けるタイプや、アニメの人気キャラクターをあしらった製品、さらには防犯ブザー機能付きの携帯電話まで、多種多様な製品が現れてきました。しかし、そのバラエティーに富んだ製品と裏腹に、当初は製品ごとに音色や音量などがまちまちで、中には、ブザーの警告音か、携帯電話の着信音か区別がつかない製品までありました。

子どもが危険を感じてブザーを鳴らしても、周囲の大人がそれと気づかないようでは、その効果が期待できません。警察庁は、平成18年3月、文部科学省、経済産業省、(財)全国防犯協会連合会、(社)日本PTA全国協議会、(社)電池工業会と連携して「子ども防犯ブザーに関する検討会議」を設け、同年11月に防犯ブザーの性能基準を決定しました。

防犯ブザーの性能基準の主な内容(平成18年11月30日策定)

  1. 音色:高い周波数と低い周波数を繰り返す変動周期をもつこと。
  2. 音量:85dB以上とすること。
  3. 連続吹鳴時間:連続して吹鳴させた場合に、表示音量の90%以上の音量が20分間以上保てること。
  4. 操作性:引き紐(ひも)あるいは押しボタン等の操作は児童が容易に操作できること。

防犯ブザーの性能基準では、周囲の人にすぐに危険信号と分かるよう、高い周波数と低い周波数を繰り返す変動周期をもつこと、85dB以上の音量を発すること等を要求しています。また、利用者の多くが子どもであることを考え、引き紐あるいは押しボタンなどで容易に操作できることを要件としています。
性能基準を満たしたサンプル音は警察庁ホームページまたは(財)全国防犯協会連合会ホームページで聞くことができます。

 

基準を満たした防犯ブザーには推奨マーク

(財)全国防犯協会連合会では、製造業者等から申請があった場合に、性能基準に適合していることが確認された製品については、推奨マークを付与する制度を設け、推奨商品を公開しています。
これから防犯ブザーを購入しようとしている方は、これらのものを参考にしてください。

 

「お役立ち記事」では、国の行政施策の中から暮らしにかかわりの深いテーマ、暮らしに役立つ情報をピックアップし、分かりやすくまとめて提供しています。


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