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平成21年7月掲載

 

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渡航前も渡航中もチェックしよう!外務省の海外安全ホームページ

夏の旅行シーズン。今年は海外への旅行を計画している方も多いでしょう。海外旅行では、日本にはない文化や自然、現地の人たちとの触れ合いが大きな楽しみですが、その一方で、渡航先の文化や宗教、法律、治安状況などを知らないと、トラブルに巻き込まれやすくなるので、注意が必要です。安全で、楽しい旅行にするためには、渡航先の安全に関する情報収集が不可欠です。外務省の海外安全ホームページで渡航先の渡航情報を確認しましょう。

 

情報と知識があれば、旅のトラブルの多くは避けられます

年間1,700万人の日本人が海外に渡航している中、日本人が海外で、犯罪やテロ、災害や事故などに巻き込まれるケースも増えています。旅のトラブルの多くは、事前に情報や知識があれば、避けることができるものです。

例えば、窃盗や詐欺などの犯罪被害。睡眠薬強盗や集団スリ、ひったくり、置き引きなど、さまざまな手口で日本人がねらわれる事案が、東南アジアを中心に多発しています。こうした犯罪の手口や犯罪に遭いやすい場所について事前に知っていれば、注意深く危険を察知し、被害を避けることができます。

また、渡航先の風俗や習慣等を知らないために、現地の人とトラブルになるケースも少なくありません。現地の風俗や習慣等に関する知識をもち、現地のルールを尊重して行動すれば、そうしたトラブルも避けられます。

 

外務省の「海外安全ホームページ」で渡航先の安全情報をチェック

トラブルのない安全で楽しい海外旅行にするためには、渡航先の風俗や習慣等や法律、宗教などの基本情報、治安情勢や犯罪の手口などについて、事前に情報を収集し、それを踏まえた安全対策をしておくことが重要です。こうした情報収集と安全対策に活用していただきたいのが、外務省の「海外安全ホームページ」(http://www.anzen.mofa.go.jp/)です。

海外安全ホームページでは、それぞれの国・地域別に、「スポット情報・危険情報」「安全対策基礎データ」「テロ概要」「在外公館アドレス」などの最新情報を掲載しているほか、日本人が被害に遭いやすいトラブルや犯罪の手口などについて分かりやすく紹介した動画やパンフレットなど、海外安全対策に役立つさまざまな情報が掲載されています。

 

渡航前にチェックすべき4つの情報

旅行の準備期間があまりない場合でも、渡航前に必ず確認していただきたいのが、国・地域別に掲載されている「危険情報」「スポット情報」「安全対策基礎データ」です。また、これに加え、国際テロや感染症など、複数の国・地域にまたがる広い範囲で注意が必要な情報が掲載されている「広域情報」も忘れずに確認しましょう。

(1)危険情報

「危険情報」は、渡航・滞在にあたって特に注意が必要と考えられる国・地域に発出される情報です。その国の治安情勢やその他の危険要因を総合的に判断し、「十分注意してください」「渡航の是非を検討してください」「渡航の延期をお勧めします」「退避を勧告します。渡航は延期してください」という4つのカテゴリーで発出され、治安情勢や安全対策に関する情報を提供しています。

(2)スポット情報

「スポット情報」は、特定の国や地域において日本人の安全にかかわる重要な問題が生じたときなどに速報的に出される情報です。治安の急激な悪化や、自然災害や伝染病の発生、テロの可能性の高まり、特定犯罪の増加など、渡航・滞在時の安全対策やトラブルを回避するために知っておくべき情報を提供しています。生命や身体に悪影響を及ぼす事案については、「スポット情報」と「危険情報」の両方で注意を呼びかける場合もあります。

(3)安全対策基礎データ

「安全対策基礎データ」では、その国における犯罪の発生状況や代表的な手口と対策、一般的な防犯対策などのほか、査証・出入国審査に関する情報、滞在時の留意事項、風俗や習慣などに関する留意点、発生中の伝染病と予防策、健康上の留意点、緊急時の連絡先など、防犯やトラブル回避の観点から知っておきたい基礎的な情報を提供しています。

(4)広域情報

国際テロや伝染病など、特定の国・地域だけでなく、複数の国や地域にまたがる広い範囲で注意を必要とする事態が生じた際に注意を呼びかける情報です。新型インフルエンザなどの流行状況なども「広域情報」で確認できます。

 

携帯サイトで渡航先でも最新情報をチェック!

海外旅行中も、いつどこで、重大な事件や事故、自然災害などが発生するか分かりません。そうした情勢の変化があったときには、「危険情報」や「スポット情報」で最新情報が伝えられます。渡航先でも、これらの最新情報を確認できるよう、外務省では、日本語表示のできないパソコンでも情報を閲覧できる画像版ホームページ(http://www.anzen.mofa.go.jp/img_toko/index.html)を設けているほか、「携帯版外務省渡航情報」(http://www.anzen.mofa.go.jp/i/)でも情報提供を行っています。

最近は、海外でも利用できる携帯電話が多くなっていますので、海外ローミングを利用すれば、渡航先でも携帯電話で簡単に最新情報を確認できます。

携帯版外務省渡航情報では、大規模な災害や緊急事態が発生したとき、外務省から渡航者に対して発出される「緊急のお知らせ」、国・地域別の最新の「危険情報」「スポット情報」「安全対策基礎データ」、現地の日本大使館や総領事館の連絡先、現地の警察の電話番号などの「緊急時の連絡先」を確認することができます。

携帯版外務省渡航情報

 

安全な海外旅行のための5か条

安全な海外旅行を楽しむためには、事前の情報収集をもとにしながら、現地では、次のような点にも気を付けて行動しましょう。

  1. 現地の法律を守り、風俗や習慣を尊重する
    日本では比較的軽い犯罪と見なされていても、国によっては想像もできないほど重い犯罪に該当することもあります。

  2. 危険な場所には近づかない、夜間の外出は控える
    事前に渡航先の犯罪が多発する場所をチェックし、そうした場所には近づかないことが大切です。

  3. 多額の現金、貴重品は持ち歩かない
    路上や観光スポットで日本人をターゲットにしたスリや置き引きも各地で多発しています。

  4. 見知らぬ人を安易に信用しない
    見知らぬ人から自宅に誘われたり、飲食物をすすめられたりして、「いかさま賭博詐欺」や「睡眠薬強盗」の被害に遭った例は少なくありません。

  5. 薬物には絶対に手を出さない
    薬物犯罪については、近年、多くの国が取締りを強化しています。他人から荷物を預かり、「運び屋」にされる場合があるので、荷物は預からないようにしましょう。

また、皆さんの旅の安全を祈る家族や友人に心配をかけないよう、家族には、必ず旅行のスケジュールや渡航先での連絡先を残していきましょう。

 

「お役立ち記事」では、国の行政施策の中から暮らしにかかわりの深いテーマ、暮らしに役立つ情報をピックアップし、分かりやすくまとめて提供しています。


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