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平成29年4月6日

ネットの危険からお子様を守るために、
保護者ができる3つのポイント

スマートフォン等のインターネット接続機器の普及によって、インターネットはますます私たちの生活に身近になりました。最近は、子供たちも自分のスマートフォンや携帯電話を持ち、メールや調べ物、ゲームなどを利用することも多くなりました。一方で、有害情報サイトなどにアクセスし、犯罪やトラブルに巻き込まれるケースも絶えません。そこで、トラブル防止のために、保護者が行うべき3つのポイントを紹介します。

1.自分の携帯電話やスマートフォンを持つ子供が増えている

進学や進級をきっかけに、子供に携帯電話を持たせることを検討しているご家庭は多いのではないでしょうか。自分の携帯電話を持つ子供の割合は年々増加しており、最近では、小学生でもその割合が増えています。

内閣府が行った「平成28年度 青少年のインターネット利用環境実態調査」(※)によればスマートフォン(以下「スマホ」)や携帯電話を利用している割合は、小学生で約5割、中学生でも約6割、高校生では9割以上に達しています。(図1)。
※調査対象は満10歳から満17歳までの青少年(5,000人)および前記青少年の同居の保護者(5,000人)

図1:青少年のスマートフォン・携帯電話の所有・利用状況

資料:内閣府「平成28年度 青少年のインターネット利用環境実態調査 調査結果(速報)」

このように自分のスマホや携帯電話を持つ子供が多くなっている中で、保護者の皆さんは、自分の子供がどのように、スマホや携帯電話を利用しているか、きちんと把握していますか。 先ほどの調査結果によれば、青少年のインターネットの利用内容は、高校生では、コミュニケーション、動画視聴、音楽視聴が、中学生では、動画視聴、ゲーム、コミュニケーションが、小学生では、ゲーム、動画視聴がそれぞれ上位を占めています。(図2)

図2:青少年のインターネット利用内容

資料:内閣府「平成28年度 青少年のインターネット利用環境実態調査 調査結果(速報)」

また、1日のインターネット平均利用時間は約154分で、1日2時間以上、インターネットを利用する子供の割合は約6割となっています。スマホや携帯電話でのインターネット利用は、家庭以外の場所でも行われるため、保護者の目が届きにくいのが現状です。そのため、子供がインターネット上でトラブルに遭遇したり、問題行動があったりした場合でも、保護者が把握できていない場合も少なくありません。

2.子供たちのインターネット利用に潜む危険

インターネット上の世界には、子供たちにとって役立つ情報がたくさんある一方で、暴力的な表現やアダルト画像といった悪影響を及ぼす有害な情報も数多く存在します。
また、メールやインターネット掲示板、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)などのコミュニティサイトについても利用方法を誤ると、自分が気付かないうちに見知らぬ人に個人情報を知られてしまうなど、様々なトラブルが生じる危険があります。

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子供の携帯電話利用に関するトラブルの例

  • 書き込みやメールでの誹謗中傷やいじめ
    SNSなどで人の悪口を書き込むなど、インターネット上での人権侵害やいじめが発生し、被害に遭った子供が不登校となるなどの事例も発生しています。
  • SNSなどに載せた個人情報の流出
    SNSなどに安易に個人情報を記載したために、写真や名前、メールアドレスが知らないところで勝手に使われ、嫌がらせを受ける被害が発生しています。
  • SNSを通じて知り合った人からの誘い出しによる性的被害
    最近は、出会い系サイトではなく、SNSやゲームサイトなどで知り合った人からの誘い出しを受けて、子供が性的被害を受けるケースが増えています。平成27年に出会い系サイトに起因して犯罪被害にあった子供の数は93人、コミュニティサイトに起因して犯罪被害にあった子供の数は1,652人となっています。
  • 無料ゲームサイトでの意図しない有料サービスの利用
    「無料」とうたっているオンラインゲームで遊んでいる間に、アイテムが有料であることに気づかず購入してしまったため、高額の料金を請求されてしまうトラブルが、子供の間で多く発生しています。

※子供のインターネットトラブルの事例について、さらに詳しく知りたい場合は、下記のウェブサイトをご覧ください。

こうしたトラブルに巻き込まれることなく、子供たちが安全に、安心してスマホや携帯電話でインターネット利用するために、保護者がその特徴や、様々なリスクについても理解しながら、子供を見守ることが重要です。そのためのポイントを紹介します。

3.保護者ができる3つのポイント

ポイント1 被害者にも加害者にもしないために、適切なインターネットの利用を促しましょう

子供にスマホや携帯電話を持たせるときは、ただのプレゼントやご褒美としてではなく、「何のために必要なのか」「どのように使うのか」を話し合うことが大切です。例えば、「緊急連絡」「(GPSによる)所在確認」「防犯」「学習のための調べ物」といった利用目的を、あらかじめ子供と話し合って決めておく、などが有効です。
また、子供も自身に「スマホや携帯電話を持つ必要性と責任」を自覚させるために、インターネットの特徴や有害情報などの危険性、個人情報を守る必要性などを説明し、本人に危機意識を持たせるようにしましょう。
最初のうちは、子供の携帯電話などの利用を保護者が見守りながら、子供がインターネットを利用する際のマナーや安全に利用するための知識を身に付けられるようにしましょう。

ポイント2 家庭のルールをお子様と一緒に作り、成長と共に少しずつ改定していきましょう

実社会でやってはいけないことは、インターネット上でもやってはいけません。子供が、スマホや携帯電話で上手にインターネットを活用できるようにするために、家庭のルールを作りましょう。ルール作りは保護者の一方的に押しつけではなく、子供と一緒になって、利用目的や利用場所・時間帯を話し合ってルールを決めることが大事です。また、そのルールは、成長と共に少しずつ改定していくことが必要です。

それから、ルールやマナーを守る習慣を身に付けさせましょう。
スマホや携帯電話などの利用状況については、子供と折に触れて話し合い、問題がないか確認してください。万が一、トラブルが生じたときには、すぐに保護者に相談するよう、ふだんから子供と話しておきましょう。

家庭のルールの具体例

  • 名前や顔写真、学校名などは書き込まない。
  • 友達にメールやメッセージのやり取りを強要しない。
  • 利用する場所や時間を決める。
  • パスワードは親が管理する。
  • トラブルの時はすぐに保護者に相談する。

ポイント3 不適切な情報や危険な出会い等を防ぐために、フィルタリングを賢く利用しましょう

子供がスマホや携帯電話を利用する際には、有害情報へのアクセスを制限する「フィルタリング」(※参考)を活用しましょう。それによって、出会い系サイトやアダルトサイト、暴力的な表現のあるサイトなどを、子供が閲覧できないようにします。
なお、携帯電話会社では18歳未満の子供がスマホなどを利用する場合には、フィルタリングサービス(有害サイトアクセス制限サービス)を提供しています。スマホや携帯電話など購入の際に、主に子供が使うことを販売店に伝え、フィルタリングサービスを利用しましょう。

フィルタリングとは

フィルタリングとは、うっかり、あるいは故意に、危ないサイトにアクセスしないようにコントロールしてくれる、便利な機能のことです。
“子供にとって不適切な内容のサイト”や“犯罪やトラブルを誘発するサイト”だけでなく、“個人情報を盗むなりすましサイト”、“架空請求などを目的とするサイト”、“ウイルスファイルを撒き散らすサイト”といった悪質なサイトへのアクセスも、制御してくれます。
年齢や使い方によりレベル設定ができ、利用したいサイトの個別設定もできます。上手に使って子供の安全を守りましょう。

スマートフォンのフィルタリング

スマートフォンには、3種類のフィルタリングの設定が必要です。一つは、携帯電話回線を利用する場合のフィルタリング、二つ目はWi-Fiなど無線LANを利用する場合のフィルタリング、三つ目がアプリ用のフィルタリングです。
スマートフォンを子供に使わせる場合は、携帯電話会社やフィルタリングソフト事業者など が提供するフィルタリングアプリや機能制限アプリ(※)をあらかじめインストールしましょう。購入の際に販売店に相談してください。
※子供の発達段階に応じてアプリのダウンロードや起動を制限するもの

スマートフォンのフィルタリングについての詳しい情報は、一般社団法人電気通信事業者協会のホームページなどをご覧ください。

<取材協力:内閣府 文責:政府広報オンライン>

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