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生活に関してお困り
ごとありませんか? ご存じですか?地域の身近な相談相手「民生委員・児童委員」
どんな人が民生委員・児童委員になっているの?
どんな活動をしているの? 実際に民生委員・児童委員へ相談したい、もっと知りたいときは? 具体的な活動事例
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平成25年5月13日

少子化や核家族化によって地域のつながりが薄れる中、高齢者や障害のある方、子育てや介護をしている方などが、周囲に相談できず孤立してしまうケースが増えています。そこで、地域の身近な相談相手として、必要な支援を行うのが「民生委員・児童委員」の存在です。誰もが安心して暮らせる地域づくりのために、様々な活動をしている「民生委員・児童委員」についてぜひ知っていただき、活動へのご理解とご協力をお願いします。

生活に関してお困りごとありませんか?~民生委員・児童委員は地域福祉をサポートする身近な相談相手です

皆さんがお住まいの地域に、民生委員・児童委員と呼ばれる方々がいるのをご存じですか。

「民生委員」は、民生委員法に基づいて厚生労働大臣から委嘱された非常勤の地方公務員です。社会福祉の増進のために、地域住民の立場から生活や福祉全般に関する相談・援助活動を行っており、創設90年以上の歴史を持つ制度です。また、全ての民生委員は児童福祉法によって「児童委員」も兼ねており、妊娠中の心配ごとや子育ての不安に関する様々な相談に応じたり、支援をしています。

核家族化が進み、地域社会のつながりが薄くなっている今日、子育てや介護の悩みを抱える人や、障害のある方・高齢者などが孤立し、必要な支援を受けられないケースがあります。そこで、民生委員・児童委員が地域住民の身近な相談相手となり、支援を必要とする住民と行政や専門機関をつなぐパイプ役を務めます。

民生委員・児童委員のマーク

民生委員のマーク

幸せのシンボルである四つ葉のクローバーの中に、民生委員の「み」の文字と児童委員を示す双葉を組み合わせ、平和のシンボルの鳩をかたどって、愛情と奉仕を表す。

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どんな人が民生委員・児童委員になっているの?~地域の推薦を受け、厚生労働大臣の委嘱を受けた方です

住民の方で、その地域の実情をよく知り、福祉活動やボランティア活動などに理解と熱意があるなどの要件を満たす人が民生委員・児童委員に選ばれる対象になります。

具体的には次の手順で選ばれます。

具体的な手順

また、委嘱を受けた民生委員・児童委員の身分や条件は以下のとおりです。

身分:
特別職の地方公務員(非常勤)
報酬など:
ボランティアとして活動するため給与はなし。ただし、必要な交通費・通信費・研修参加費などの活動費(定額)は支給。
任期:
3年。再任も可能。(平成25年12月が一斉改選の時期)

また、民生委員・児童委員の活動は個人の私生活に立ち入ることもあるため、活動上知り得た情報について守秘義務が課せられています。この守秘義務は、委員退任後も引き続き課されます。

平成24年3月末現在、全国で約23万人の民生委員・児童委員が活動しています。

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どんな活動をしているの?~地域の見守りや相談・支援、地域福祉活動などを行っています

民生委員・児童委員は地域の「民生委員児童委員協議会」に所属し、地域の実情に合わせて福祉に関する幅広い活動を行っています。

また、民生委員・児童委員の中から厚生労働大臣に指名されて、児童福祉に関する事項を専門に担当する主任児童委員がいます(平成24年3月末現在で全国に約2.2万人)。

民生委員・児童委員、主任児童委員は、地域住民である皆さんと同じ立場で相談にのり、必要であれば福祉制度や子育て支援サービスを受けられるように関係機関へつなぐ役割を果たします。

民生委員・児童委員、主任児童委員の活動内容

民生委員・児童委員 主任児童委員
活動内容 特定の区域を担当し、高齢者や障害がある方の福祉に関すること、子育てなどの不安に関する様々な相談・支援を実施 特定の区域を担当せず、地域の児童福祉に関する機関の連携を図り、区域担当の児童委員の活動をサポート
活動事例 ・担当区域の高齢者や障害者のいる世帯、児童・妊産婦・母子家庭などの状況把握(家庭訪問や地域での情報収集など)
・ニーズに応じた福祉・サービスなどの情報提供
・支援が必要な方の様々な相談に応じ、助言
・児童の登下校時の声かけ、パトロール活動  など

・市区町村、福祉事務所、児童相談所や保健所、学校と区域担当の児童委員・民生委員との連絡調整
・民生委員・児童委員の活動に関しての相談  など





民生委員・児童委員、主任児童委員活動について

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実際に民生委員・児童委員へ相談したい、もっと知りたいときは? ~お住まいの市区町村にお問い合わせください

高齢者や障害をお持ちの方への支援が必要なとき、子育てや介護での心配ごとや不安といった困ったことがあるときは、お住まいの地域の民生委員・児童委員、主任児童委員へお気軽にご相談ください。前述のとおり、民生委員・児童委員、主任児童委員には守秘義務があり、相談した方の秘密は守られます。

地域の民生委員・児童委員、主任児童委員について知りたい場合、また、民生委員・児童委員の制度について詳しく知りたい場合は、お住まいの市区町村にお問い合わせください。

5月12日は「民生委員・児童委員の日」

大正6(1917)年5月12日に、民生委員制度のもとになる済世顧問制度を定めた岡山県済世顧問制度設置規程の公布日にちなみ、この日が定められました。

全国民生委員児童委員連合会では、毎年、「民生委員・児童委員の日」である5月12日からの1週間を「活動強化週間」として、民生委員・児童委員(主任児童委員)やその活動について理解を深めてもらうため、全国各地で様々なPR活動に取り組んでいます。

活動強化週間中の各地域での主な取組については、下記をご覧ください。

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具体的な活動事例 ~関係機関との情報共有・連携による見守りネットワーク(東京都中野区民生委員児童委員協議会)

 

新宿や渋谷などの商業地域と隣接する東京都中野区は、若者が多数在住するため人口の流出入が激しい地域です。一方、昔から住んでいる65歳以上の区民も約2割を占めており、一人暮らしを含む高齢者のみの世帯が増えています。そこで、民生委員・児童委員277名と主任児童委員28名が所属(平成25年4月現在定員数)する中野区民生委員児童委員協議会(以下、「中野区民児協」という)では、高齢者が安心して暮らせる地域社会づくりを進めるため、次のような取組を行っています。

「高齢者実態把握調査」の実施

高齢者世帯を訪問して調査を実施

高齢者世帯を訪問して調査を実施
(写真提供:東京都中野区)

区と連携して昭和52年より毎年行っています。区から高齢者世帯の情報提供を受けて、民生委員・児童委員が実際に各世帯を訪問し、健康状態や生活状況、見守りが必要かどうかを確認します。そこで、介護サービスの希望や必要性があると思われる場合には、同委員から、介護支援機関の「地域包括支援センター」へ連絡します。


「緊急連絡カード」の配布

緊急連絡カードは専用のケースに入れて自宅に保管

緊急連絡カードは専用の
ケースに入れて自宅冷蔵庫に保管
(写真提供:東京都中野区)

中野区では一人暮らしの高齢者などの急病時などに備えて整備を進めています。これは、民生委員・児童委員が訪問時に説明の上希望者に配布しており、緊急連絡先や持病、かかりつけ病院などをカードに記入し自宅に保管するとともに、その情報は民生委員・児童委員、区、地域包括支援センター、警察・消防(災害時)にも共有されます。


「災害時要援護者マップ」の作成

災害発生時、避難や移動に支援が必要となる高齢者の方も少なくないため、民生委員・児童委員が前述の「高齢者実態把握調査」や日頃の活動によって得た情報を生かして平成19年から「要援護者マップ」の作成に取り組んでいます。


また、同区では、地域包括支援センター、保健福祉の拠点であるすこやか福祉センターを中心とした地域の見守りや支え合いをさらに進めるため、「地域支えあい活動の推進に関する条例」が平成23年3月に制定されました。これにより、地域で生活される障害のある方に関する情報が民生委員・児童委員に提供されるようになり(本人または保護者の同意が必要)、住民と支援機関をつなぐ民生委員・児童委員の役割は一層重要性を増しています。また、高齢者世帯(希望のない場合を除く)の情報及び障害者世帯の情報(本人または保護者の同意が必要)が、区から希望する町会・自治会にも情報提供できるようになり、地域全体での見守りが広がることが期待されています。

なお、対応が難しい家庭については、担当の民生委員・児童委員だけでなく、同じ地区の民生委員・児童委員、行政や支援機関も一緒に対応を行い、委員として活動するにあたり、一人ではなく連携して対応を行うなど、周囲によるサポートも行われています。

中野区民生委員の皆さん

左から豊田明香さん、伊東良昭さん、小野武さん
(写真提供:全国民生委員児童委員連合会)

中野区民児協会長の伊東良昭さんは、「都会では高齢者の孤独死が増えていますが、孤独死を防ぎ、高齢者が安心して暮らすためには、地域の支え合いが大切。そのパイプ役となる民生委員・児童委員はなくてはならない存在だと思います」と話します。

また、同副会長の小野武さんは自身の活動について「子ども時代から自分を育ててくれた地域への恩返しのつもり」と話します。「地域の高齢者が『助かったよ』『ありがとう』と声をかけてくれるのが、活動の喜びです。たいへんですが、やりがいもありますね」(小野さん)。

同じく副会長の豊田明香さんは「いろいろなボランティアがありますが、(民生委員・児童委員の活動は)顔が見える身近な地域の人が対象なので、目標が持てるんです」と話します。「1期だけでなく、2期、3期と続けることで目標ややりがいも増えます。新しく民生委員・児童委員さんとなる方にも、ぜひ長く続けていただければと思います」(豊田さん)

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<取材協力:厚生労働省  文責:政府広報オンライン>

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