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例年夏場にかけて暴走行為が活発化 暴走行為を「しない」「させない」「見に行かない」 地域みんなで暴走族をなくそう
少人数によるゲリラ的な暴走行為が主流に
【対策(1)】暴走行為を「しない」~ 暴走族への加入阻止 【対策(2)】暴走行為を「させない」~ 地域での取組 【対策(3)】暴走行為を「見に行かない」~ 暴走族と関係を持たない
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最終更新平成26年6月19日

私たちの生活に多大な迷惑と危険を及ぼす暴走族関連の110番通報件数は毎年4万件を超えており、特に夏場にかけて暴走族の活動が活発化する傾向にあります。そこで、暴走行為を許さない環境をつくるために、暴走行為を「しない」「させない」「見に行かない」を合言葉に、少年たちに(暴走行為の)危険性を理解してもらう・(暴走行為を)見かけたらすぐに警察へ通報するなど、日頃からのご協力をお願いします。

例年夏場にかけて暴走行為が活発化

暴走族の騒音や危険な走行によって、迷惑を受けたり、危ない経験をしたりしたことはありませんか。

全国には300を超える暴走族グループと約7,000人の構成員がいることが把握されています。(平成25年末現在 警察庁)そして、110番通報件数も減少傾向にはあるものの、いまだに3万6千件以上あり(平成25年)、取締りの要望が絶えないのが実態です。

中でも例年、夏場にかけては暴走行為が活発化し、110番通報件数が増加する傾向にあります。

 

表1 110番通報件数、集合・走行回数などの推移

表1 110番通報件数、集合・走行回数などの推移

資料提供:警察庁「平成25年中の暴走族の動向及び検挙状況について」

表2 季節ごとの110番通報件数(平成25年)

表2 季節ごとの110番通報件数(平成24年)

資料提供:警察庁

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少人数によるゲリラ的な暴走行為が主流に

暴走族のタイプには大きく次の2種類があります。

  • 騒音を発しながら暴走行為を集団で行う「共同危険型」
  • 山岳道路などで交通法規を無視して、コーナーリングの運転技術を競うローリング族などの「違法競争型」
 

そして、最近の傾向としては、大集団での暴走行為は減少し、2~5台程度の少人数でゲリラ的な暴走行為が主流となっています。

また、鉄パイプや金属バットなどの凶器を所持しながら集団暴走している場合もあり、暴走行為だけでなく、取締り中の警察官に対する公務執行妨害一般人への襲撃対立するグループ間での抗争事件、さらに強盗などの凶悪犯罪も引き起こしています。このように、暴走族が極めて犯罪性が高く、悪質で凶悪な集団であることは昔から変わっていません。

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【対策(1)】暴走行為を「しない」~ 暴走族への加入阻止

暴走族加入阻止教室の模様

暴走族加入阻止教室の模様
(写真提供:警察庁)

暴走族は中学校の先輩後輩や友人のつながりを母体として構成されている場合が多くあることから、主な加入者は中学生・高校生が中心となっています。知り合いに誘われて実態を知らずに軽い気持ちで一旦参加してしまうと、その後、抜けたくても抜け出せなくなります。そこで、暴走行為を「しない」ようにするために、警察では、中学校や高校と協力して暴走族加入阻止教室を行っています。

ご家庭や学校、お住まいの地域においても、少年たちに暴走族の悪質性や凶悪性を十分に理解してもらい、暴走行為は絶対にしてはならないと浸透させることが大切です。

なお、暴走族加入阻止教室について詳しくは、都道府県警察本部の暴走族対策係または最寄りの警察署交通課までお問い合わせください。

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【対策(2)】暴走行為を「させない」~地域での取組~

暴走行為の前後には、深夜営業施設の駐車場などに、暴走族が集まる傾向があります。暴走行為を「させない」ためには、このような集合を防ぐ必要があります。

地域での暴走族防止の研修会の模様

地域での暴走族防止の研修会の模様
(写真提供:警察庁)

そこで警察では、これらの施設に対して駐車場の深夜利用の停止やゲートバーの設置などの協力を依頼しているほか、暴走行為が多発する道路の改善などを道路管理者に働きかけるといった対策を行っています。

しかし、地域によって暴走族の活動特性や集合場所が異なるため、より効果的な対策をとるには、地域にお住まいの皆さんからの情報提供が重要です。そこで、次のようなことを見かけたり、耳にしたりしたら、110番通報もしくは最寄りの交番・警察署へお知らせください。

  • 暴走族が集まっている(もしくは、集まる場所がある、など)
  • 改造車や改造バイクが駐車している
  • 迷惑または危険な暴走行為(少人数も)
  • マフラー(消音器)を取り外した走行による騒音   など

皆さんからお寄せいただいた情報は今後の検挙につながる場合もあるため、ぜひとも通報のご協力をお願いします。

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【対策(3)】暴走行為を「見に行かない」~ 暴走族と関係を持たない

ギャラリー(見物人)が集まることによって、暴走族の活動がさらに活発化する傾向があります。そのため、暴走行為を「見に行かない」ことも大切です。見物によって暴走族への加入を誘われるきっかけとなるだけでなく、ギャラリー自身も犯罪や事故に巻き込まれてしまうケースがあります。たとえ、友人に誘われたり、集合場所を事前に知ったりしても、決して暴走行為を見に行ってはいけません。とにかく、暴走族と関係を持たないことが何より大切です。

地域での暴走族追放パレード

地域での暴走族追放パレード
(写真提供:警察庁)

特に中学生や高校生のお子さんのいる家庭では、夏休みに入る前にはお子さんと命の尊さや暴走行為の危険性・迷惑性について話し合う機会を持ち、門限を決めて深夜外出はしないといったルールを設ける、などを心がけてみてください。

警察だけでなく地域が一体となって、暴走行為を「しない」「させない」「見に行かない」を合言葉に、暴走族を排除していきましょう。

 

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<取材協力:警察庁  文責:政府広報オンライン>

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