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知っておきたいクスリのリスクと、正しい使い方

病気やケガの治療などで大切な役割を果たす「薬」。しかし、程度に差はありますが、薬は効き目(効能・効果)だけでなく、副作用という「リスク」も併せ持っています。重い症状では死に至ることも。そこで、薬を安心して使うためには、薬に関するリスク、正しい使い方や保管方法を知ることが大切です。そして、薬の服用歴が分かる「お薬手帳」や、薬について身近に相談できる「かかりつけ薬剤師・薬局」を持つことも有効です。今回は、知っておきたい薬の基本をご紹介します。

INDEX

知っていますか? クスリのリスク

知っていますか? クスリのリスク

どんな薬にも思わぬ副作用の可能性

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薬にはどんな種類があるの?

薬にはどんな種類があるの?

医師の指示に従って服用する「医療用医薬品」と患者自身で判断・使用する「要指導医薬品」「一般用医薬品」

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薬の正しい使い方とは?

薬の正しい使い方とは?

使用上の注意をよく読んで、用法・用量を守る。正しく保管することも大事

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薬をより安全に使うには?

薬をより安全に使うには?

「お薬手帳」を活用して、自分が使っている薬を記録

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薬をより安全に使うには?

薬について安心して気軽に相談したい!

「かかりつけ薬剤師・薬局」のススメ

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最終更新平成27年11月25日

知っていますか? クスリのリスク どんな薬にも思わぬ副作用の可能性知っていますか? クスリのリスク どんな薬にも思わぬ副作用の可能性

薬は、病気やけがを治療するなどの効果・効能がある一方、副作用というリスクを併せ持つものです。

副作用とは本来の目的と別の作用のことで、例えば眠気やのどの渇きといった軽いものから、肝機能障害やアレルギー反応の一種であるアナフィラキシー(※)などの重い症状まで様々です。

ただし、薬を使用すると必ず副作用が現れるものではありません。もし現れたとしてもその症状は服用した人や薬によって異なりますが、次に当てはまる人は特に注意が必要です。

※アナフィラキシー(anaphylaxis):アレルギー反応の一種。皮膚のかゆみやじんましんなどから始まり、ひどくなると呼吸困難、ひいては生死に関わるほどの重症(いわゆる、アナフィラキシーショック)になることもあります。

<薬の副作用について特に注意が必要な人>

  • アレルギーがある
  • 過去にひどい副作用を経験
  • 肝臓腎臓などに病気がある
  • ほかの薬を使用
  • 妊娠中、あるいは授乳中の女性
  • 高齢者
  • 仕事などで特別な環境にある(高所作業、ドライバーなど)

薬の使用中に何か異常を感じたら、すぐに使用を中止して医師や薬剤師に相談してください。その際には、「"どの薬"を、どのくらいの"量・期間"使用し、どのような"症状"がでたか」を説明できるようにすることが大切です。

 

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薬にはどんな種類があるの? 医師の指示に従って服用する「医療用医薬品」と患者自身で判断・使用する「要指導医薬品」「一般用医薬品」薬にはどんな種類があるの? 医師の指示に従って服用する「医療用医薬品」と患者自身で判断・使用する「要指導医薬品」「一般用医薬品」

薬は「医療用医薬品」、「要指導医薬品」、「一般用医薬品」の大きく3つに分類されます。さらに「一般用医薬品」の場合は、第一類から第三類までの3種類に分けられます。

*医薬品の種類、販売制度について詳しくは下記をご覧ください。
お役立ち記事「医薬品のネット販売を安心して利用するために」

ジェネリック医薬品をご存じですか?

医療用医薬品には、新薬(先発医薬品)と、新薬の特許が切れた後に、同じ有効成分・同等の品質で製造販売されるジェネリック医薬品があります。ジェネリック医薬品は、患者さんにとって、先発医薬品と同等の薬を使いながら薬代の負担を軽減することができるというメリットがあります。

ジェネリック医薬品について詳しくは下記をご覧ください。
お役立ち情報「安心してご利用ください ジェネリック医薬品」

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薬の正しい使い方とは? 使用上の注意をよく読んで、用法・用量を守る。正しく保管することも大事薬の正しい使い方とは? 使用上の注意をよく読んで、用法・用量を守る。正しく保管することも大事

次のような点への注意が必要です。

薬の正しい使用方法

(1)使用前に説明書をよく読む


イラスト:厚生労働省

医療用・一般用医薬品ともに、薬には必ず説明書がついています。用法・用量や効能・効果のほか、使用上の注意や副作用に関することが記載されているので、使用前には必ず目を通す習慣付けを。また、捨てずに保管し、必要なときにはすぐに読めるようにしておくことも大切です。


(2)用法・用量、タイミングを正しく守る

飲み薬は決められた量よりも多く飲めばさらによく効く、というものではなく、逆に副作用や中毒などが現われる危険もあります。薬を飲むタイミングについても同様です。定められた用法・用量、そして薬を服用するタイミングをきちんと守りましょう。

Q 薬を飲むタイミングって?

A 用法の指示のうち、「食前」「食後」「食間」とは次のタイミングを言います。
「食前」:食事の1時間~30分前(胃の中に食べ物が入っていないとき)
「食後」:食後30分以内(胃の中に食べ物が入っているとき)
「食間」:食事の2時間後が目安(食事と食事の間)※食事中の服用ではない。

Q もし、薬を飲み忘れたら?

A 気づいた時にすぐに飲みましょう。
ただし、次の服用時間が迫っている場合は1回分を抜いて、その次からいつものように飲みます。決して2回分を一度に使用してはいけません。
なお、薬の種類によっては、飲み忘れたときの対応が異なる場合があります。薬を受け取るときに、医師や薬剤師に確認してください。

Q 医師に処方してもらった薬(医療用医薬品)を他人に譲ってもいいですか?

A その人の症状や体質・年齢などを考慮して処方されているため、仮に症状が似ていたとしても、他人が使ってはいけません。


イラスト:厚生労働省

Q 薬を飲むときの水の量は?

A コップ1杯の水(または、ぬるま湯)が目安です。
少量だと薬がのどや食道などにはりついて炎症や潰瘍をおこすおそれがあります。なお、医師から水分摂取の制限を指示されている場合は、その指示内容に従ってください。

(3)薬の形状(錠剤・カプセルなど)に注意

治療効果の向上や副作用防止のため、錠剤や粉薬、カプセル、シロップといった様々な形状に工夫されています。形状によっては使い方に注意しましょう。


使い方の注意例

  • 錠剤、カプセル
    これらの中には、薬に含まれる有効成分が少しずつ溶け出す、あるいは胃ではなく腸で溶けて効くように工夫された薬もあります。そのため、むやみに噛んだりつぶしたり、またはカプセルをはずしたりしてはいけません。どうしても飲みにくい場合は、医師や薬剤師に相談を。
  • 目薬
    容器の先に、目やまつ毛が触れないように。また、2種類使用する場合は、少なくとも5分程度の間隔を空けましょう。

(4)薬の飲み合わせ

複数の飲み薬を使用している場合、飲み合わせが悪いと十分な効果が得られなかったり、逆に効き過ぎて体に悪影響を及ぼしたりすることがあります。

また、飲食品やサプリメントの中にも、薬との飲み合わせが悪いものもあります。

飲食品との飲み合わせが悪い例

「ワルファリン(血を固まりにくくする薬)」と「納豆」または「クロレラ食品」

「カルシウム拮抗薬(高血圧の薬の一種)」と「グレープフルーツジュース」「風邪薬」と「アルコール」

また、使い方と同様に薬を正しく保管することも重要です。その際には、特に次のような点に注意しましょう。

薬の正しい保管方法

(1)子どもの手の届かないところ


イラスト:厚生労働省

子どもの誤飲事故のうち、約2割が「医薬品・医薬部外品」によるものと報告されています(下図参照)。誤飲を防ぐために、以下の点に注意しましょう。

  • 子どものすぐ手の届く場所に薬を放置しない
  • 薬を廃棄する際にも、子供の目に触れないように処分


家庭用品などによる子どもの誤飲事故の割合

厚生労働省「家庭用品等に係る健康被害病院モニター報告」(平成25年度)より抜粋

(2)湿気、日光、高温を避ける

薬は、湿気・光・熱によって影響を受けやすいため、保管する際には以下の点に注意しましょう。


イラスト:厚生労働省

  • 容器のふたや栓を固く閉める
  • 直接日光に当てない
  • 暖房器具などから離す

また、冷蔵庫で保存するよう指示された薬は、凍らせないように気を付けましょう。

(3)薬以外のものと区別

誤用を避けるため、食品・農薬・殺虫剤・防虫剤などと一緒に保管するのは絶対やめましょう。

(4)他の容器に入れ替えない

薬の種類や使い方が分からなくなり、誤使用によって事故を招くおそれがあるため、薬を他の容器に入れ替えての保管は避けましょう。

(5)古い薬は廃棄


イラスト:厚生労働省

時間が経過した薬は分解・あるいは成分の変質によって本来の効果が得られなくなる場合があります。そのため、有効期限を過ぎている、または見た目に異常がある薬の使用はやめましょう。

また、特に高齢の方や妊娠中・授乳中の方、赤ちゃんなどの場合は、薬の種類や使用する量・方法に注意する必要があります。医師や薬剤師などの専門家から十分に説明を受け、正しく使用しましょう。

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薬をより安全に使うには? 「お薬手帳」を活用して、自分が使っている薬を記録薬をより安全に使うには? 「お薬手帳」を活用して、自分が使っている薬を記録

自分が使っている薬の記録をつけておくための「お薬手帳」をオススメします。

これによって普段使用している薬や、薬に関する情報を正しく知ることで副作用や誤飲の防止などにつながる、薬によるアレルギー経験なども医師や薬剤師へ正確に伝えられるというメリットがあります。


<「お薬手帳」に記載する主な項目>

  • 手帳の所有者に関する基本情報
  • 氏名、性別、生年月日、血液型、住所、電話番号、緊急連絡先
  • アレルギー・副作用歴の有無、過去の病歴、かかりつけ医・薬局 など
  • 服用薬に関する情報処方された薬の名前、使用量、服用回数・方法・期間 など

<「お薬手帳」の利用方法>

  1. 病院や医院、薬局に行った際には、毎回必ず医師・薬剤師に提出
  2. 薬剤師が薬の情報(名前・飲み方・注意点など)を記入、または渡された説明書などを自分で貼付
  3. (必要に応じて)処方された薬に関して不明な点や気づいたこと、服用後に気分が悪くなったことなどを自分で空欄などに記入

なお、お薬手帳は診察・薬の購入時だけでなく、災害などの緊急時に備えて常に携帯しておくと、いざというときに安心です。
また、病院や薬局ごとに手帳を分けてしまうと、医師や薬剤師が正確な判断をしにくくなるため1冊にまとめましょう。

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薬について安心して気軽に相談したい! 「かかりつけ薬剤師・薬局」のススメ薬について安心して気軽に相談したい! 「かかりつけ薬剤師・薬局」のススメ

医師から処方された薬はどこの調剤薬局でも取り扱ってくれます。しかし、受診する医療機関によって薬局を変えるのではなく、"かかりつけ"の薬剤師・薬局を持つことをお勧めします。

より安全で効果的な医療を提供することを目的として、医師(処方せん発行)と薬剤師(調剤)がそれぞれ独立した専門的な立場で患者さんと接する仕組みを「医薬分業(いやくぶんぎょう)」といいます。この医薬分業の実施率は、全国平均で約3分の2(平成26年度 日本薬剤師会まとめ)と年々向上しており、患者さんの体質やこれまで服用してきた薬(薬歴管理)を把握しつつ、気軽に相談できる身近な「かかりつけ薬剤師・薬局」の必要性が高まっています。


<医薬分業の主なメリット>

  • 複数の医療機関から処方せんをもらっても、(1箇所の薬局で調剤を受けることで)飲み合わせの悪い薬や同じような薬が重複して出されていないかなどをチェックしてもらうことができる
  • 処方せんが発行されることで、患者自身が処方の内容を把握可能になる
  • 薬剤師による情報提供や服薬指導を受けることができ、飲み忘れや飲み残しを防ぐことができる
  • 在宅での療養が必要になっても、薬の管理、説明を受けられる
  • ジェネリック医薬品について説明してもらえて、ジェネリック医薬品を選択するか希望を聞いてもらえる

また、薬に関する相談や質問については、(独)医薬品医療機器総合機構(PMDA)、日本薬剤師会や都道府県薬剤師会などにある相談窓口でも受け付けています。医薬品の効能・効果、飲み合わせ、飲み方や使い方のほか、薬に関する心配ごとや疑問などがあれば気軽にご相談ください。


<電話での相談窓口>


<インターネットで自ら薬を調べる>

使用している薬に関する副作用の可能性については、下記のホームページでも調べることができます。

ご存じですか? 薬の副作用の救済制度

医薬品は、適正に使用していても、完全に副作用を防ぐことは難しいとされています。医薬品を適正に使用していたにもかかわらず、副作用によって、入院治療を必要としたり、日常生活が著しく制限されるような障害が生じたりした場合には、健康被害の救済を図る「医薬品副作用被害救済制度」があります。万一のときのために、このような制度があることを、ぜひ覚えておいてください。

詳しく知りたい方は、医薬品医療機器総合機構(PMDA)のウェブサイトをご覧ください。
独立行政法人 医薬品医療機器総合機構「医薬品副作用被害救済制度」

薬と健康の週間 10月17日~23日

医薬品を正しく使用することの大切さ、そのために薬剤師が果たす役割の大切さを一人でも多くの方に知ってもらうために、厚生労働省や都道府県、日本薬剤師会及び都道府県薬剤師会などが主体となって、全国各地で啓発イベントなど様々な活動が行われます。

「薬と健康の週間」について詳しくはこちら
厚生労働省「『薬と健康の週間』の実施について」

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<取材協力:厚生労働省  文責:政府広報オンライン>

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