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飲酒運転は絶対に「しない!」「させない!」 みんなで守ろう 3つの約束

重大事故に直結する悪質・危険な犯罪であるにもかかわらず、飲酒運転がいまだに後を絶ちません。さらに、飲酒運転は運転者本人や同乗者、お酒や自動車などの提供者が厳しく罰せられるだけでなく、その後の人生を大きく狂わせる結果になります。国民の皆さん一人ひとりが「飲酒運転を絶対にしない、させない」ことを徹底し、飲酒運転を根絶しましょう。

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飲酒運転による交通事故の発生状況は?

飲酒運転による交通事故の発生状況は?

ここ数年は下げ止まり。年間では年末にかけて増加傾向に

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飲酒が運転に与える影響とは?

飲酒が運転に与える影響とは?

少量でも脳の機能をまひさせ、速度超過や判断ミスなどの危険運転につながる

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飲酒運転に対する処分や罰則は?

飲酒運転に対する処分や罰則は?

運転者やその周囲の人が厳罰対象。しかし何よりもその後の人生を狂わすことに

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私たちが守るべきことは?

私たちが守るべきことは?

飲酒運転をなくすための3つの約束

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社会全体で飲酒運転根絶!

社会全体で飲酒運転根絶!

警察による取組だけでなく、社会全体で飲酒運転を許さない環境づくりを推進

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最終更新平成27年12月8日

飲酒運転による交通事故の発生状況は?~ここ数年は下げ止まり。年間では年末にかけて増加傾向に飲酒運転による交通事故の発生状況は?~ここ数年は下げ止まり。年間では年末にかけて増加傾向に

平成18年8月に福岡県で起きた幼児3人が犠牲になった飲酒事故(飲酒運転による交通事故)などから、飲酒運転に対する社会の厳しい批判が高まっています。飲酒事故件数は近年のピークである平成12年と比べると刑法・道路交通法の厳罰化などもあり、減少(※1)してきていますが、ここ数年では、飲酒事故件数は下げ止まっています(グラフ(1)参照)。さらに月別でみると飲酒の機会が比較的多くなる年末の時期に多発する傾向にあります(グラフ(2)参照)。
※1:近年のピークである平成12年と比べて、飲酒運転による交通事故件数は約6分の1以下、そのうち死亡事故件数は約5分の1以下に。

グラフ(1)
原付以上運転者(第1当事者※2)の飲酒運転による
交通事故件数の推移(各年12年末)

※2:交通事故に直接関与した当事者のうち、当該交通事故における過失が重い者のこと。過失が同程度の場合は、人身損傷程度が軽い者を指す。
(参考:警察庁交通事故発生状況「用語の解説」

グラフ(2)
月別飲酒事故件数(平成22年~26年平均)

(資料 左:警察庁、右:警察庁「平成26年中の交通事故の発生状況」)

飲酒運転は法律に違反する行為であるだけでなく、死亡事故につながる可能性が高い危険な行為です。
事実として、飲酒運転の死亡事故率(※1)は飲酒していない場合と比べて約8.7倍、さらに正常な運転ができないおそれがある状態での「酒酔い運転(※2)」になると約18.3倍にも達しています(いずれも平成26年中)。
※1:事故発生時に死亡事故となる割合(死亡事故率=死亡事故件数÷交通事故件数×100)
※2:呼気中のアルコール濃度の検知値の多少にかかわらず、「アルコールの影響により正常な運転ができないおそれがある状態」

飲酒運転による事故(画像:政府インターネットテレビより

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飲酒が運転に与える影響とは?~少量でも脳の機能をまひさせ、速度超過や判断ミスなどの危険運転につながる飲酒が運転に与える影響とは?~少量でも脳の機能をまひさせ、速度超過や判断ミスなどの危険運転につながる

お酒を飲んだ後はもちろんのこと、いわゆる「二日酔い」の状態で運転する場合も「飲酒運転」になります。
「少しくらいのお酒なら・・・」「私はアルコールに強いから・・・」「少しの距離だから・・・」などと言い訳をして飲酒運転している人もいるかもしれませんが、それは大きな間違いです。
普段からたくさんお酒を飲む人でも、低濃度のアルコール摂取で脳機能に影響を与えて、安全運転に必要な注意力や判断力が低下してしまうことが、さまざまな調査研究(※)で明らかになっています。

<飲酒による運転への影響>

  • (酔って気が大きくなり)速度超過などの危険運転
  • 車間距離の誤判断
  • 危険察知からブレーキを踏むまでの反応時間が長くなる   など

お酒に強い・弱いにかかわらず、たとえ少量の飲酒でも、結果として大きな事故に結びつきやすくなります(下記参照)。

※調査研究の概要について詳しくはこちら
科学警察研究所交通安全研究室「低濃度のアルコールが運転操作等に与える影響に関する調査研究」[PDF]
財団法人交通事故総合分析センター「アルコールが運転に与える影響の調査研究」[PDF]

「体からアルコールが抜けるまでに必要な時間とは?」

(1)アルコールの量と分解時間
一般的な中ジョッキサイズのビール(約500ml)には純アルコールが20グラム程度含まれており、個人差があるものの、このアルコール量を分解処理するのに約5時間も要すると言われています(他のお酒の目安については下図参照)。当然、飲酒量が増えるとアルコール分解時間も長くなります。

純アルコール量20グラムを含んだ酒の量

画像をクリックすると拡大画像を表示します

(画像:政府インターネットテレビより

(2)睡眠とアルコール分解時間
仮眠すればアルコールが抜ける、という考えは実は間違いで、むしろ寝ていたほうが起きている場合と比べて、アルコールの分解が遅くなると言われています。(下記参照)

いずれにせよ、飲酒してしまったら、体からアルコールが抜けるまでには長い時間が必要です。もし、翌日に車を運転する予定があれば、それを考慮した適度な飲酒量に留めておく心掛けが大切です。

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飲酒運転に対する処分や罰則は?~運転者やその周囲の人が厳罰対象。しかし何よりもその後の人生を狂わすことに 飲酒運転に対する処分や罰則は?~運転者やその周囲の人が厳罰対象。しかし何よりもその後の人生を狂わすことに

重大事故に直結する飲酒運転の根絶のため、「改正道路交通法」(平成19年9月施行)による飲酒運転の厳罰化により、行政処分が強化(平成21年6月)されました。また、飲酒運転者本人はもちろん、同乗者や車両提供者、お酒の提供者にも厳しい刑罰が科せられています。

運転者は・・・
飲酒運転の種別 酒気帯び運転
酒酔い運転
状態
(呼気中アルコール濃度)
0.15mg/l以上
0.25mg/l未満
0.25mg/l以上 呼気中アルコールの濃度にかかわらずアルコールの影響により車両などの正常な運転ができないおそれがある状態
行政処分 「免許停止」
基礎点数 13点
(停止期間:90日)
「免許取消し」
基礎点数 25点
(欠格期間:2年)
「免許取消し」
基礎点数 35点
(欠格期間(※):3年)
刑罰 3年以下の懲役又は50万円以下の罰金 5年以下の懲役又は100万円以下の罰金

(表内のイラストは警察庁リーフレットより)

※運転免許が取り消された場合、運転免許を再度受けることができない期間
(上記の行政処分は、前歴及びその他の累積点数がない場合)
前歴や他に累積点数がある場合は、欠格期間がさらに長くなったり、「酒気帯び運転」でも免許停止ではなく取消しになったりすることがあります。

また、アルコール等の影響により正常な運転が困難な状態で自動車を走行させて人を死傷させた場合、またはアルコール等の影響によりその走行中に正常な運転に支障が生じるおそれがある状態で、自転車を運転し、よって、そのアルコール等の影響により正常な運転が困難な状態に陥り、人を死傷させた場合には「危険運転致死傷罪」として処罰されます。

周囲の人は・・・
  運転者が酒酔い運転をした場合 運転者が酒気帯び運転をした場合
車両を提供した人 5年以下の懲役又は100万円以下の罰金 3年以下の懲役又は50万円以下の罰金
酒類を提供した人
3年以下の懲役又は50万円以下の罰金
2年以下の懲役又は30万円以下の罰金
同乗した人

上記のとおり、車両や酒類を提供、あるいは運転者が飲酒していることを知りながら車両に同乗した人も、運転免許の有無にかかわらず飲酒運転者と同様に厳しく罰せられ、さらに免許保有者は免許停止または免許取消しになる場合もあります。

道路交通法による処分・罰則について詳しくはこちら

飲酒運転で失うものは計り知れません。事故によって被害者の「大切な命」を奪うとともにその家族の人生を一瞬で変えてしまうだけでなく、行政処分や刑罰を受けることにより「社会的地位(勤め先など)」「財産」などを失って、運転者本人はもちろん、本人の家族の人生をも変えてしまうなど、取り返しのつかない結果になります。あとになって、飲酒運転の代償が大きいことに気付くのでは遅いのです。

なお、下記では、飲酒事故によって、被害者や遺族の方々の人生を狂わせたばかりでなく、自分の人生をも狂わす結果となった加害者自身の手記が掲載されています。ぜひ、ご一読ください。
警視庁「つぐないの碑(加害者の手記)」

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私たちが守るべきことは?~飲酒運転をなくすための3つの約束私たちが守るべきことは?~飲酒運転をなくすための3つの約束

何の落ち度もない人たちの人生を破壊してしまう"悪質で危険な犯罪"飲酒運転。しかし、飲酒運転をしてしまった理由のアンケート結果によれば、「酒を飲んでから時間が経っていた」「事故を起こさない自信があった」「飲んだお酒の量が少ないので大丈夫だと思った」「運転していく目的地が近かった」などの回答が多く、安易な考えから飲酒運転に及んでいることが分かります。
根絶するためには、前述のとおり飲酒運転が非常に危険な行為であることを十分理解したうえで、運転者自身だけでなく、その周囲の人も飲酒運転は「しない!」「させない!」という強い意志を持ち、皆で協力することが大切です。

飲酒運転をなくすための3つの約束

・約束1 お酒を飲んだら運転しない
運転者はお酒を飲んだら運転せず、例えば公共交通機関や運転代行業者を利用すること。
運転するならお酒は絶対に飲まず、アルコールが含まれていない飲み物にすること。
また、飲酒運転を避けるために、自動車を飲食店に持っていかないなどの対策をとりましょう。

(イラスト提供:警察庁)

・約束2 運転する人にはお酒を飲ませない
運転するおそれがある人にはお酒を勧めたり、飲ませたりしないこと。

・約束3 お酒を飲んだ人には運転させない
飲酒した人には絶対に運転させないとともに、飲酒して運転する人の車に同乗しないこと。
飲食店側では飲酒運転防止のため、帰りの交通手段を確認するなどの対策も。

(イラスト提供:警察庁)

画像をクリックすると拡大画像を表示します
内閣府飲酒運転撲滅啓発ポスター

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社会全体で飲酒運転根絶!~警察による取組だけでなく、社会全体で飲酒運転を許さない環境づくりを推進社会全体で飲酒運転根絶!~警察による取組だけでなく、社会全体で飲酒運転を許さない環境づくりを推進

警察では、全国一斉の飲酒運転取締り強化キャンペーンや一斉取締日を設けるなどして、取締りを強力に実施しています。また、飲酒運転の危険性を理解してもらうため、実際に飲酒した上での運転シミュレーター操作や、酒酔い状態の疑似体験ができる「飲酒体験ゴーグル」を活用した参加・体験型の交通安全教育を推進しています(写真)。詳しくは、最寄りの警察署までお問い合わせください。

「飲酒体験ゴーグル」を活用した参加・体験型の交通安全教育
(写真提供:警察庁)

ほかにも、「ハンドルキーパー運動」(後述)への参加を呼び掛けたり、酒類の製造・販売業者、酒類提供飲食店などの関係業界に対して飲酒運転を抑止するための対策への協力を要請したりするなど、民間団体と連携して「飲酒運転を許さない社会環境づくり」に取り組んでいます(下記参照)。

関係業界による自主的な取組例

写真(1)(提供:警察庁)

写真(2)(提供:警察庁)

酒造業者やビールメーカー
商品ラベルや広告で飲酒運転防止を呼び掛け

ホテル関係団体
「STOP!飲酒運転」の卓上パネル制作(写真(1))

飲食店など
警察等機関制作にかかるポスター(写真(2))の貼付の協力
飲酒した運転者にタクシーや運転代行の利用補助券を交付
駐車場利用の割引などのサービス など

運輸業界
バス、タクシーなどの事業所において、車両運行前に飲酒検知を実施

こういった取組をさらに社会全体で拡げていくことによって、飲酒運転を根絶する気運をより一層高めていくことが大切です。

 

ハンドルキーパー運動

自動車で仲間と飲食店に行き飲酒する場合、「お酒を飲まない人(ハンドルキーパー)」を決め、その人はお酒を飲まず、仲間を自宅まで送り、飲酒事故を防止する運動です。

ハンドルキーパーがいない場合には、公共交通機関や運転代行サービスなどを利用しましょう。
酒類を提供する飲食店側も、お客さんが飲酒運転をしないよう、来店時に車で来たかどうか、またはハンドルキーパーがいるかどうかを確認するとともに、ハンドルキーパーへの酒類提供はしないでください。また、お客さんが帰るときには飲酒運転をしないよう毅然とした対応をお願いします。

(イラスト提供:警察庁)

ハンドルキーパー運動について、詳しくはこちら
(一財)全日本交通安全協会「ハンドルキーパー運動の推進」

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<取材協力:警察庁 文責:政府広報オンライン>

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