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正しい知識を持って! 「新型インフルエンザ」に備える。

新型インフルエンザは、毎年流行を繰り返す季節性のインフルエンザと異なる新型のウイルスが出現することにより、およそ10年から40年の周期で発生しています。ほとんどの人が新型のウイルスに対する免疫をもっていないため、世界的大流行(パンデミック)となり、大きな健康障害とこれに伴う社会的影響をもたらすことが懸念されています。新型インフルエンザに対して、国はどのように取り組むのか、また、国民一人一人にできることは何か、「新型インフルエンザ」への備えを紹介します。

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もし新型インフルエンザが大流行したら?

もし新型インフルエンザが大流行したら?

感染が急速に広がり、社会・経済にも大きな影響が

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どうやって感染するの?

どうやって感染するの?

主な感染経路は「飛沫感染」と「接触感染」

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国の対策は?

国の対策は?

国を挙げて、様々な新型インフルエンザ対策を総合的に実施

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一人一人が感染から身を守るには?

一人一人が感染から身を守るには?

「手洗い」などで感染を防ぐ

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もし新型インフルエンザに感染したら?

もし新型インフルエンザに感染したら?

マスク着用などの「咳エチケット」で他の人にうつさない

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平成28年11月10日

もし新型インフルエンザが大流行したら?~感染が急速に広がり、社会・経済にも大きな影響がもし新型インフルエンザが大流行したら?~感染が急速に広がり、社会・経済にも大きな影響が

(1)新型インフルエンザの症状など

新型インフルエンザウイルスは、主に鳥類に感染していた鳥インフルエンザウイルスが、遺伝子の変異によって、人の体内で増えることができるように変化し、さらに人から人へと感染しやすくなったものです。

新型インフルエンザの症状はその時々で異なりますが、大部分の人が免疫を持っていないため、季節性インフルエンザと比べると爆発的に感染が拡大し、非常に多くの人がり患することが想定されます。
それと同時に肺炎などの合併症を起こし、死亡する可能性も季節性インフルエンザよりも高くなる可能性があります。

表 新型インフルエンザと季節性インフルエンザとの違い

項目 新型インフルエンザ 季節性インフルエンザ
発病 急激 急激
症状
(典型例)
重篤度が季節性インフルエンザより
高い可能性がある
38℃以上の発熱
咳、くしゃみ等の呼吸器症状
頭痛、関節痛、全身倦怠感など
潜伏期間 発生後に判明 2~5日
人への感染性 強い あり(風邪より強い)
発生状況 大流行性/パンデミック 流行性
致命率※ 季節性インフルエンザより
高い可能性がある
0.1%以下

※致命率=一定期間における当該疾病による死亡者数/一定期間における当該疾病のり患者数×100

(2)我が国での被害想定

過去に流行した新型インフルエンザの一つとしてスペインインフルエンザ(1918年-1919年)があります。全世界で人口の25~30%が発症し、4,000万人が死亡したと推計されています。
我が国では、新型インフルエンザの大流行による被害は、科学的知見や過去に世界で大流行したインフルエンザのデータを参考に、一つの例として次のように想定されており、社会・経済への大きな影響が考えられています。

【参考】新型インフルエンザの流行規模・被害想定

  • 発病率 全人口の25%
  • 医療機関受診患者数1,300万人~2,500万人
  • 死亡者数の上限17万人(中等度)~64万人(重度)
  • 従業員の欠勤最大40%程度 (ピーク時の約2週間)

※上記の推計には、抗インフルエンザウイルス薬等による介入の影響(効果)や現在の我が国の医療体制等を一切考慮していません。

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どうやって感染するの?~主な感染経路は「飛沫感染」と「接触感染」どうやって感染するの?~主な感染経路は「飛沫感染」と「接触感染」

新型インフルエンザウイルスの主な感染経路は、飛沫感染(ひまつかんせん)と接触感染の2つです。

感染を予防するためには、こうした飛沫感染、接触感染といった感染経路を絶つことが重要です。

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国の対策は?~国を挙げて、様々な新型インフルエンザ対策を総合的に実施 国の対策は?~国を挙げて、様々な新型インフルエンザ対策を総合的に実施

新型インフルエンザが発生した場合には、国は、国家の危機管理として対応し、次の2点を目的に対策を講じていきます。

  • 感染拡大を可能な限り抑制し、流行のピークを遅らせ、ピーク時の患者数をなるべく少なくすることで、国民の生命及び健康を保護します。
  • 国民生活及び国民経済に及ぼす影響が最小となるようにします。

病原性の程度にも応じて、不要不急の外出の自粛要請、施設の使用制限等の要請、各事業者における重要業務の継続など医療対応以外の対策と、ワクチンや抗インフルエンザウイルス薬等を含めた医療対応を組み合わせて総合的に対策を行っていきます。

国の新型インフルエンザ対策

(1)事前の準備として

  • 国、都道府県、市町村は、新型インフルエンザ等の対策の実施に関する「行動計画」を作成します。発生時に行政と共に対策を行う指定公共機関(医療、医薬品・医療機器等の製造販売、電気・ガス等の供給、輸送等のライフラインを担う公共機関)も、業務計画を作成します。
  • ワクチンについては、平成30年度中に、新型インフルエンザ発生後、ウイルス株が決定されてから6か月以内に全国民分を製造する体制を整備することを目指しています。
  • 患者の治療等に備え、抗インフルエンザウイルス薬を国民の45%を目標として、備蓄しています。

(2)新型インフルエンザが海外で発生したら

  • 国、都道府県において対策本部を設置して、対策に当たります。
  • 新型インフルエンザの国内侵入を遅らせるため、検疫などの対策を的確に実施します。

(3)新型インフルエンザが国内に侵入してきたら

  • 全国的かつ急速なまん延により、国民生活や国民経済に甚大な影響を及ぼしそうな場合には、「新型インフルエンザ等緊急事態宣言」を行います。
  • 市町村においても対策本部を設置します。

この緊急事態宣言により、国は、必要に応じて、以下のような取組を行います。
これらの取組の中には、国民の皆様にご不便をおかけするものもありますが、国民の生命や健康を守り、生活や経済への影響を最小限にするために必要なものですので、ご理解、ご協力をお願いします。

◆ 感染拡大を防止します
○不要不急の外出の自粛をお願いしたり、学校や保育所、通所・短期入所施設の臨時休業などをお願いしたりすることがあります。
○新型インフルエンザワクチンの予防接種を実施します。

◆ 医療等の提供体制を確保します
○医療機関が不足した場合には、臨時の医療施設を設置します。

◆ 国民生活・国民経済を安定させます
○ライフラインを担う指定公共機関が、業務計画により重要な事業を継続することで、社会影響を最小限にします。
○医薬品や食品、燃料等の確保のために、事業者に対して物資の売渡しを要請します。
○行政機関への一部の届出の期限を延長します。
○政府関係金融機関などは、融資条件の緩和などに努めます。

さらに、新型インフルエンザのまん延による医療体制の限界や社会的混乱を回避するためには、国の対策だけでは限界があります。国民一人一人が、感染予防や感染拡大防止のための適切な行動をとっていただくことが重要です。

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一人一人が感染から身を守るには?~「手洗い」などで感染を防ぐ一人一人が感染から身を守るには?~「手洗い」などで感染を防ぐ

有効と考えられる感染予防策として、以下が挙げられます。

(1)手洗い
ドアノブや電車のつり革など様々なものに触れることにより、自分の手にもウイルスが付着している可能性があります。外出先からの帰宅時や調理の前後、食事前などこまめに手を洗います。

(2)普段の健康管理
普段から、十分な睡眠とバランスのよい食事を心がけ、免疫力を高めておきます。

(3)適度な湿度を保つ
空気が乾燥すると、のどの粘膜の防御機能が低下します。乾燥しやすい室内では加湿器などを使って、適切な湿度(50~60%)を保ちます。

(4)人混みや繁華街への外出を控える
新型インフルエンザが流行してきたら、人混みや繁華街への外出をなるべく控えます。

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もし新型インフルエンザに感染したら?~マスク着用などの「咳エチケット」で他の人にうつさないもし新型インフルエンザに感染したら?~マスク着用などの「咳エチケット」で他の人にうつさない

「新型インフルエンザかな?」と思ったら

<海外で発生した場合等>

[1]帰国者・接触者相談センターに相談(海外発生期、国内発生早期)
新型インフルエンザが海外で発生した際には、帰国者・接触者相談センターが保健所等に設置されます。発熱等の症状があり、発生国への渡航歴がある等感染が疑われる場合には、まずはお住いの自治体に設置される帰国者・接触者相談センターにご相談ください。これは、他の人に感染を広げないためです。

[2]医療機関を受診
帰国者・接触者相談センターに相談した結果、受診が必要な場合、「帰国者・接触者外来」として指定された医療機関を受診します。

[3]薬は医師の指示に従って正しく服用

<国内でもまん延してきている場合(国内感染期)>

[1]医療機関を受診
一般の医療機関を受診します。

[2]薬は医師の指示に従って正しく服用
医師が必要と認めた場合には、抗インフルエンザウイルス薬が処方されます。
※季節性インフルエンザでは、抗インフルエンザウイルス薬の服用を適切な時期(発症から48時間以内)に開始すると、発熱期間は通常1~2日間短縮され、ウイルス排出量も減少します。

ほかの人にうつさないためには?

有効な感染拡大防止策としては、以下が挙げられます。

(1)咳エチケット
咳やくしゃみが直接人にかからないようにカバーします。

  • ティッシュなどで鼻と口を覆います。
  • マスクを着用します。
  • とっさの時は袖や上着の内側でおおいます。
  • 周囲の人からなるべく離れます。
  • こまめに手洗いをします。

(2)人混みや繁華街への外出を控える
熱が下がっても数日間は、ウイルスが体内に残っている可能性がありますので、周りの人にうつさないように、人混みや繁華街への不要不急の外出は控えます。

新型インフルエンザには、誰もが感染する可能性があります。
感染を広げないために、一人一人が新型インフルエンザに「かからない」、また、「うつさない」ための対策をしっかりと行うことが、全体の対策に大きく寄与することとなります。
正しい知識をもって、新型インフルエンザに備えることが重要です。

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<取材協力:内閣官房 文責:政府広報オンライン>

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