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平成29年2月8日

3月12日スタート、改正道路交通法の主なポイント(その1)
18歳から取得できる
「準中型」免許が新設されました!

平成29年3月12日から、改正道路交通法が施行され、新しい制度がスタートします。主な改正点は、(1)準中型運転免許の新設、(2)高齢運転者対策の推進、の二つ。ここでは、満18歳以上から取得でき、車両総重量7.5トンまでの自動車を運転できる「準中型免許」についてご紹介します。これから運転免許を取る人も、すでに普通免許を持っている人も、ぜひご確認を。

1.準中型免許とは?

普通免許と中型免許の間に新設された、車両総重量7.5トン未満の自動車まで運転できる免許。18歳から取得できます。

「道路交通法の一部を改正する法律」(改正法)が、平成29年3月12日から施行されます。
主な改正点は、(1)準中型自動車運転免許の新設、(2)高齢運転者対策の推進の二つです。ここでは、「準中型自動車運転免許(準中型免許)」の新設と、それに伴って四輪以上の自動車の運転免許の区分が従来の3区分から4区分に変わることについてご紹介します。

準中型免許は、従来の普通自動車運転免許(普通免許)と、中型自動車運転免許(中型免許)の間に新設されます。
この準中型免許で運転できる自動車は、車両総重量が7.5トン未満で、最大積載量が4.5トン未満までです。普通自動車からいわゆる「2トントラック」などと呼ばれるクラスの車両までを運転できます。

○普通免許で運転できる自動車の範囲が変わります

改正前の免許区分では、普通免許で運転できる自動車は車両総重量5トン未満で最大積載量3トン未満でしたが、改正後は車両総重量3.5トン未満で最大積載量2トン未満に変わります。

○準中型免許で運転できるトラックの例

バン型小型トラック

平ボディ小型トラック

これまでは、車両総重量5トン以上11トン未満までのトラックを運転するには中型免許が必要で、この免許を取得するには、年齢が満20歳以上で普通免許等を2年以上保有することが必要でした。
しかし、新設された準中型免許は、車両総重量7.5トンまでの自動車を運転することができ、免許の取得に際しては、満18歳以上ならば、それ以前の運転経験を問わず運転免許試験を受験することができます。
準中型免許で運転できるトラックは、宅配便やコンビニの配送、建設や土木などの資材運送をはじめ、幅広い分野で利用されています。高校を卒業してすぐに運輸・配送などの仕事に就こうという人や、大学生・専門学校生などでトラックを運転するアルバイトをしようという人については、準中型免許により就くことのできる仕事が広がると期待されています。

2.初めて運転免許を取る人は?

最初から準中型免許を取得することもできます。

今回新設される準中型免許は、普通免許と同じく、免許を持たない方が取得できる基礎的免許であることから、満18歳以上になり、初めて運転免許を取ろうという人は、改正後は普通免許だけではなく、準中型免許についても取得することができます。

普通免許で運転できる車両は、改正前の車両総重量5トン未満から、改正後は同3.5トン未満になります。運転できる自動車の範囲が狭くなりますので、これから初めて運転免許を取る人は、その点をよく考えて免許の種類を選ぶ必要があります。

仕事やアルバイトなどでトラックを運転する機会があると見込まれる人は、最初から準中型免許を取得したほうが便利です。ただし、準中型免許を取る際の教習日数は、最短でも普通免許より2日長い17日間が必要になります。また、教習に必要な費用についても、普通免許と比べて4万円程度高くなる見通しです。

トラックを運転しないと見込まれる人は、普通免許を選んでもよいでしょう。

なお、初めて準中型免許を取った人が、準中型自動車を運転するときは、1年間初心者マークを付けなければなりません。

3.すでに普通免許を持っている人は?

車両総重量5トン未満の限定付きで、準中型自動車も運転できます。

改正前の免許区分による普通免許を持っている人については、免許区分の変更に伴って次のようになります。

普通免許がある人

→限定付きの準中型免許とみなされます。(運転できる自動車の範囲に変更はありません)

改正法施行前に既に普通免許を持っている人は、お持ちの普通免許が、改正法施行後、「車両総重量5トン未満」という限定付きの準中型免許とみなされますので、これまで同様に車両総重量5トン未満の車両を運転できます。

さらに、指定自動車教習所で最低4時限の技能教習を受けて審査に合格するか、または運転免許試験場での技能審査等に合格すれば、「限定」の付かない準中型免許になり、車両総重量7.5トン未満のトラックを運転できるようになります。

限定付き中型免許がある人

→変更ありません

平成19年6月1日までに普通免許を取得した人は、改正法施行前は「車両総重量8トン未満」という限定付きの中型免許を持っているとみなされています。この人については特に変更はありません。これまで同様に車両総重量8トン未満の車両を運転できます。

○詳しくは

新制度について詳しくお知りになりたい方は、最寄りの警察署や指定自動車教習所などにお問い合わせください。
警察庁リーフレットはこちらから[PDF]
https://www.npa.go.jp/koutsuu/menkyo/kaisei_doukouhou/leaflet_B.pdf

コラム

準中型免許の取得をお考えの方へ

準中型免許の新設等を内容とする改正法は、平成29年3月12日に施行されます。施行により、それ以前に取得した「普通免許」は「車両総重量5トン限定準中型免許」とみなされ、これまでと同様の車両を運転することができます。

車両総重量5トン限定準中型免許を取得しておけば、施行後に指定教習所で最低4時限の技能教習を受け(※)、審査に合格するか、運転免許試験場での技能審査等に合格することにより、お持ちの「限定」の付いた準中型免許は「限定」の付かない準中型免許になり、車両総重量7.5トン未満のトラックを運転できるようになります。

よって、例えば、平成29年4月からトラックを運転する職業に就かれる方など、早急にトラックの運転が必要な方については、現行制度による普通免許を取得し、施行後に技能教習等を受けることで、限定のない準中型免許を円滑に取得することができます。

(※)現行制度のAT限定普通免許(改正法施行後のAT5トン限定準中型免許)を受けている方については、車両総重量に限定のない準中型免許に「AT限定準中型免許」はないため、AT限定についても解除する必要があり、4時限ではなく、8時限の教習が必要です。

コラム

トラックの運転にかかわる方へ

改正法が平成29年3月12日に施行されることにより、準中型免許が新設されるとともに、普通免許により運転できる自動車の範囲が、車両総重量5トン未満で最大積載量3トン未満のものから、車両総重量3.5トン未満で最大積載量2トン未満のものへと変更になります。

今回の改正と同様、平成19年にも運転免許の区分が変更され、中型免許が導入されましたが、導入後、トラックの運転の際に運転免許証とトラックの自動車検査証の照合を怠った結果、普通免許の保有者が、普通免許では運転できないトラックを運転し、無免許運転で検挙され、行政処分を受けた事案が散見されています。

特にトラックの運転にかかわる方は、準中型免許制度の新設に伴う運転免許区分の変更後、準中型免許や普通免許により運転することができる自動車の範囲についてしっかりとご理解ください。事業用自動車の運行管理者の方は、配車時の運転者の運転免許証とトラックの自動車検査証に記載されている車両総重量や最大積載量をきちんと照合するようにしてください。また、トラックの運転手の方も、お持ちの運転免許証と運転するトラックの自動車検査証に記載されている車両総重量や最大積載量の確認をしっかりと行い、無免許運転とならないようくれぐれもご注意ください。

<取材協力:警察庁 文責:政府広報オンライン>

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