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多様な働き方を支援 短時間正社員制度

ストーリーボード

午前10時
西紀代美さん「おはようございます。」
この会社の始業時間は、9時のはず。 遅く出勤して大丈夫なんですか。
西さん「実は、私、短時間勤務制度を利用しているんです。」
タイトル
「多様な働き方を支援 短時間正社員制度」
育児や介護・そして自らのスキルアップのため、多様な働き方を求めている人が増えています。個人の事情に合わせた働き方を可能にする、そんな仕組みを作りが、今、求められています。
熊本県にあるこのシステム開発会社((株)イノス)では、そうした社員の多様な働き方を支援するため、「短時間正社員制度」を取り入れています。
短時間正社員制度とは、正社員の身分のまま、1日の勤務時間や1週間の勤務日数を、フルタイム正社員よりも短く設定することのできる制度。フルタイムで働くより、賃金は下がりますが、正社員としての身分や福利厚生などの待遇は、かわりません。
短時間正社員制度を取り入れている企業は、全国でもまだ少数ですが、この会社では、平成4年から先進的に導入しています。
Q.短時間正社員制度を導入した理由は?
芹川哲朗社長「出産・育児をしながら、フルタイムで働くのは厳しい、働く時間がもう少し短ければ可能だという社内の声があった。せっかく育てた社員に辞められるのは、会社にとっても大きな損失であり、勤務し続けられる環境をつくるために導入した」
この会社では、これまでにのべ15人、現在も6人がこの制度を利用しています。ソフトウエアの開発を担当する西紀代美さんも、その一人。出産・育児をきっかけに、この制度を利用しました。現在、10時から16時までの勤務時間で、週4日間、働いています。
16時、西さんが退社します。
保育園にあずけている二人の子どもたちを迎えにきました。
Q.短時間勤務制度を利用した感想は?
西さん「仕事を、子どもを産んでからも続けられ、子どもと接する時間もとれるのでとてもいい制度だと思う。」
芹川社長「自己学習やボランティア活動にも、短時間勤務制度を取り入れられるようにしている。多様な働き方の提供ということで、社員のニーズにもこたえているんじゃないか思っている。」
男性社員「機会があったら利用してみたい」
多様な働き方を支援する短時間正社員制度。厚生労働省でも、「短時間正社員制度導入マニュアル」を作成するなど、企業の取り組みを支援しています。今後、多くの企業での導入が期待されています。

 

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