パスポートの申請はオンラインで!2026年7月から手数料が引き下げに

POINT
令和7年(2025年)3月から、全ての都道府県においてオンラインでのパスポート(旅券)の新規申請が可能になりました。偽造・変造対策が大幅に強化された新しいパスポートについてもご紹介します。
また、令和8年(2026年)7月1日以降の申請分からは、新たな手数料が適用されます。
1オンラインでのパスポートの新規申請が全ての都道府県で可能に!
全国でオンラインでの新規申請がスタート
令和7年(2025年)3月から、パスポートを更新するときだけでなく、新規で申請するときにも、全ての都道府県でマイナポータルからのオンライン申請が可能になりました。
オンライン申請なら、窓口へ出向くのはパスポート受取り時の1回のみで便利です(オンライン申請を行ったかたは、クレジットカードによる手数料の納付が可能です)。
オンライン申請では戸籍謄本の提出が不要に
パスポートの新規申請では、戸籍謄本原本の提出が必要ですが、オンライン申請では、戸籍情報がシステム連携されるため、紙の戸籍謄本を取得し提出する必要がなくなりました。
オンライン申請の場合は手数料が割安に
オンライン申請と窓口申請では手数料が異なります。
旅券法の一部改正及び旅券法施行令の一部改正により、令和8年(2026年)7月1日以降の申請分から、以下のとおり新たな手数料が適用されます。これに伴い、7月1日以降の申請分は、申請が受理された日から交付までに通常(約2週間)よりも時間を要することが想定されます。7月に海外渡航を予定しているかたは、6月までにパスポートを受け取れるよう、十分な余裕をもって申請してください。
| 旅券種別 | 申請方法 | 手数料 令和8年(2026年)6月30日までの申請分 |
手数料 令和8年(2026年)7月1日以降申請分 |
|---|---|---|---|
| 10年 | オンライン申請 | 15,900円 | 8,900円 |
| 窓口申請 | 16,300円 | 9,300円 | |
| 5年 (令和8年(2026年)7月1日以降は18歳未満注1に限る) |
オンライン申請 | 10,900円 | 4,400円 |
| 窓口申請 | 11,300円 | 4,800円 | |
| 5年 (12歳未満)注2 |
オンライン申請 | 5,900円 | ― |
| 窓口申請 | 6,300円 | ― |
注1)平成20年(2008年)7月1日生まれのかたは令和8年(2026年)6月30日申請分から、平成20年(2008年)7月2日生まれのかたは令和8年(2026年)7月1日から、それぞれ「18歳以上」として取り扱われます。
注2)令和8年(2026年)7月1日以降、12歳未満の料金区分は廃止されます。
コラム1:偽造・変造対策を大幅に強化!国立印刷局がパスポートを集中作成
令和7年(2025年)3月24日以降の申請分から、顔写真ページにプラスチック基材を用いたパスポートの発給が開始されました。個人情報がレーザーで印字・印画されるため、偽造や変造がより困難な仕様になり、パスポートの安全性が高まりました。
また、これまで都道府県旅券事務所や一部の在外公館でパスポートを作成していましたが、令和7年(2025年)3月24日以降の申請分からは、国立印刷局において偽造・変造対策を施したパスポートを集中的に作成することになりました。

2パスポートのオンライン申請をするには
オンライン申請は、国内ではマイナンバーカードを使ってマイナポータルから行います(国外からはオンライン在留届(ORRネット)経由で申請します)。なお、窓口で紙の申請書により申請することも可能です。
準備するもの
- 1 マイナンバーカード
- (注)利用者電子証明書と券面事項入力補助用パスワード(数字4桁)と署名用電子証明書用パスワード(大文字英字と数字を含む6桁から16桁)が必要です。
- 2 マイナポータルアプリ対応のスマートフォン
- (注)スマートフォンにマイナポータルアプリのインストールが必要です。
(注)パソコンから申請する場合も、マイナンバーカードを読み取るにはスマートフォン(マイナポータルアプリ)が必要です。 - 3 有効期間内のパスポート(切替申請の場合)

オンライン申請の流れ
Step 1 マイナポータルアプリでログインする
- マイナポータルのトップページの「パスポート」を選択します。
- パスポート申請のトップページで、申請する手続を選択します。
- パスポートの受取窓口を選択します。
Step 2 画面の案内に従って、事前準備を行う
- 顔写真(パスポート用)と自署(サイン)を撮影します。(注1)
- 申請者情報を入力します。(注2)
(注1) マイナポータルアプリのカメラ機能を使い撮影します。あらかじめ端末に保存したデータをアップロードすることもできます。
(注2) マイナンバーカードに記載の氏名、生年月日、性別、住所と本籍地(新規申請の場合)は自動転記されます。

Step 3 実際に申請する
- 画面の案内に従いマイナンバーカードや現在有効なパスポート(切替申請・記載事項変更の場合)を読み取り、入力情報の確認をします。
- 署名用電子証明書用パスワードを入力してマイナンバーカードのICチップを読み取り、申請データを送信すると申請が完了。
- 申請の状況はマイナポータルの「やること」(申請状況照会)で確認できます。
申請の詳細については、マイナポータル「国機関の手続に申請する パスポート申請」をご確認ください。
Step 4 窓口で受取
- 審査が終了すると交付予定日がマイナポータルに通知されます。
- 窓口に行き手数料を支払い、パスポートを受け取ります。オンライン申請であれば、手数料はクレジットカードでも支払いができます。詳細は、お住まいの都道府県のパスポート事務所や外務省ウェブサイトでご確認ください。
コラム2:未成年(18歳未満)が申請する場合
マイナンバーカードがあれば、未成年でもオンライン申請が可能ですが、親権者の同意が必要です。
15歳未満のオンライン申請については、親権者等の法定代理人がマイナポータルの代理人サービスを利用して代理提出により申請手続きを行ってください。
【参考サイト】
15歳から18歳未満の場合は、代理提出のほか本人によるオンライン申請も可能です。その場合は、法定代理人(親権者)の同意書の提出が必要です。
【参考サイト】
3有効期間や受取期限に注意しましょう!
有効期間を確認して、更新は早めに!
渡航先によって求められるパスポートの残存有効期間は異なります。空港でチェックインしようとした際に有効期間の不足が判明し、渡航を諦めなければならないケースが発生しています。パスポートの有効期間は早めに確認し、1年未満であれば切替申請して旅行の準備をしましょう。海外旅行中に事故や入院などの「もしも」の際に家族がすぐに駆け付けられるように、家族もパスポートの残存有効期間を確認しておくと安心です。
発行後6か月以内に受け取らないと、次回申請時の手数料が割高に!
パスポートを申請したものの、発行後6か月以内に受け取らなかった場合、旅券法の規定により、発行したパスポートは失効し、受け取ることができなくなります。
また、パスポートを受け取らずに失効させ、5年以内に再度パスポートの申請をすると、手数料が通常より高くなります。パスポートを申請したら、必ず6か月以内に受け取りましょう。
まとめ
全ての都道府県でパスポートの切替申請も新規申請もオンラインで可能になったり、パスポートの偽造対策が強化されたり、より安全・便利になった新しいパスポート。世界で通用する身分証明書として、これからも大切に扱い、必要なときに海外渡航ができるようにしましょう。
(取材協力:外務省 文責:内閣府政府広報室)
