計算の限界を超える「量子コンピュータ」
従来のコンピュータでは膨大な時間がかかる計算を、飛躍的に速く処理できる可能性を秘めた「量子コンピュータ」。その計算力は、私たちの暮らしや社会をどのように変えるのでしょうか。今回は、様々な分野での活用が期待される量子コンピュータの「今だ!」に迫ります。
ニッポンを代表する研究機関・理化学研究所では、量子コンピュータ「叡-Ⅱ(エイツー)」を開発。スーパーコンピュータでも時間がかかる、膨大な組合せの計算を得意としています。
例えば交通シミュレーションでは、交通状況や無数のルート、信号の制御などを効率的に計算することで、渋滞の緩和や物流遅延の解消につながると期待されています。さらに、エネルギーや創薬などの分野で社会に貢献することを目指し、更なる性能向上に向けた研究開発が進められています。
そして、より身近なところでは天気予報への活用も期待されています。複雑な大気の流れを計算することで、将来的には予報精度が飛躍的に高まる可能性も。交通や物流からエネルギー、創薬、天気予報まで、私たちの暮らしを大きく変える可能性を秘めた量子コンピュータ。その実用化に向けた研究開発が進んでいます。
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