先端産業に必須“重要鉱物”
スマートフォンや電気自動車など、私たちの暮らしを支える様々な製品に使われている「重要鉱物」。先端産業の発展に欠かせない一方、ニッポンは鉱物資源のほとんどを海外からの輸入に頼っているため、安定した資源の確保が重要な課題となっています。今回は、政府が成長戦略の一つに位置付けるマテリアル産業の中から、「重要鉱物」の「今だ!」に迫ります。
重要鉱物を安定して確保するために重要なのが、特定の国や地域に依存せず、供給先を増やすこと。しかし、新たな鉱山の開発には、鉱物を探すための調査や設備投資などに多額の資金が必要です。そこで政府は、供給源の多角化につながるプロジェクトを資金面や技術面から支援しています。 その一つとして、双日株式会社は政府系機関のJOGMEC((独)エネルギー・金属鉱物資源機構)と共同で、世界最大規模のレアアース生産を誇るオーストラリアの企業と提携。オーストラリアで採掘し、マレーシアで分離・精製したレアアースを日本企業へ供給するサプライチェーンを構築しています。
現在は、2038年までの供給契約を結び、年間7200トン分を確保するなど、継続的な生産・供給を維持できる仕組みを確立。政府はレアアースだけでなく、リチウムなどの重要鉱物についても強固なサプライチェーンの構築を進めています。
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