



DVとは「ドメスティック・バイオレンス
(domestic violence)」の略語で、
「配偶者や恋人など親密な関係にある、
又はあった者から振るわれる暴力」
という意味で使用されます。
配偶者暴力相談支援センターに
寄せられる相談件数は、増加傾向にあります。
また、昨今の新型コロナウイルス感染拡大による
環境の変化(生活不安やストレスなど)に伴い、
DV被害の増加や深刻化が懸念されます。




DVは家庭という私的な生活の場で起こるため、
他の人に見つかりにくいですが、
多くの人が被害を受けています。
長期にわたり繰り返し行われることで、
PTSD(心的外傷後ストレス障害)など、
心の健康を害してしまうケースもあります。


DVには、殴る・蹴るなどの
身体的暴力だけではなく、
精神的暴力、性的暴力、
経済的暴力などがあります。

身体的暴力

平手でうつ、げんこつで殴る、足で蹴る、髪をひっぱる、首をしめる、物を投げつける、腕を強くつかむ、強くゆする など
精神的暴力

大声でどなる、何を言っても無視して口をきかない、人の前でバカにしたり、命令するような口調で物を言ったりする、子どもに危害を加えると言っておどす、実家や友人とつきあうのを制限する など
性的暴力

無理矢理アダルトビデオ等を見せる、性行為を強要する、避妊に協力しない など
経済的暴力

生活費を渡さない、勝手に借金を作り、返済を強制する など