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Highlighting JAPAN

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特集日本の「おもてなし」

羽田、世界へ(仮訳)

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2010年10月、東京国際空港(以下羽田空港)で国際線の定期便の運航が始まった。

羽田空港は都心から約30分というアクセスの良さが最大の魅力だ。また、東京モノレールの国際線ビル駅の改札口から出発ロビーまでの通路には段差が全くなく、時間も1分もかからないなど、ビル内の動線にも大きな荷物を持って動く旅行客のための配慮が施されている。

ターミナルビル内に昔の東京である江戸の町並みを本格的に再現した商業施設「江戸小路」がオープンしたことも話題を呼んでいる。江戸小路には、とんかつ、すき焼き、寿司といった日本食の他、フランス料理、中華のレストランもある。また、観光庁による外国人向けのお土産のコンテストで受賞した賞品を買えたり、漢字やひらがななど日本らしいデザインをあしらったTシャツが買えるお土産屋もある。

館内の表示は、日本語・英語・韓国語・中国語の4カ国語で表記をしており、案内カウンターも4カ国語で対応可能だ。

一方、2010年10月、日本の国際線の基幹空港である成田空港の年間発着枠を現在の22万回から、2014年に30万回まで拡大することが決まった。政府は、羽田、成田の両空港を首都圏空港として一体的に捉えて活用する方針だ。アクセスが魅力の羽田、就航都市や発着便数の豊富さが自慢の成田。東京の空の旅がますます便利になりそうだ。

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