Home > Highlighting JAPAN > Highlighting JAPAN 2013年3月号 > 防災訓練(仮訳)
日本列島は、南北に山脈が連なり、四方を海に囲まれる、四季豊かな国です。そうした地理的、気象的条件が、時には、豪雨、豪雪、地震、津波といった自然現象にから生じる被害を引き起こします。例えば、夏から秋にかけては、台風による大雨が、洪水や山崩れを引き起こしたりします。また、2011年3月11日には、日本の北部で巨大地震による大津波が発生し、海沿いの地域が大きな被害を受けました。
このような災害被害を防止・軽減するために、日本国民の多くが、防災訓練に参加しています。防災訓練は、地震、津波、火災といった災害が発生した時に備えて、指定された避難場所まで歩く、消火器を使って火を消すといったように、自分たちの身を守るための訓練で、学校や職場などで行われています。特に、9月1日は「防災の日」と定められ、全国各地で大規模な防災訓練が行われます。この日は1923年9月1日に10万人以上の死者・行方不明者という被害をもたらした関東大震災の日に因みます。
たとえば全国の学校では、大きな地震が起きたと想定し、校内にサイレンが鳴り響くと、児童生徒たちは、上から物が落ちてきてくることを防ぐため、一斉に机の下に体を隠します。そして、日頃から備えてある頭を守るための「防災ずきん」を被って、避難をします。
また、各家庭では、災害発生時に備え、普段の日から防災グッズを用意しています。例えば、水道、電気、ガスが停止した場合に備えて、ペットボトルに入った水や、缶詰やレトルト食品など、長期間保存可能で、調理をせずに食べられる食品を備蓄している人も少なくありません。
問題1:写真のものは、家の中で、地震の被害を少なくするためのものです。何に使うものでしょうか。
A. 家具が倒れるのを防ぐ
B. 窓ガラスが割れるのを防ぐ
C. 人が転倒するのを防ぐ
問題2:日本では警察を呼ぶ時の電話番号は110です。それでは、消防車、救急車を呼ぶときの番号は何でしょうか。
A. 119
B. 999
C. 911
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