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Highlighting JAPAN

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観光

日本イベントカレンダー(仮訳)



せっかく日本に来たならば、観光だけではなく、各地で開催されているお祭りやイベントにも参加してみてはいかがだろう。日本では1年中、ユニークな体験ができるチャンスが溢れている。

4月
弥生祭
この祭りは、世界遺産に登録されている寺社のある日光に、春の訪れを知らせるもの。主な呼び物は17日に開催される、各町から出される花家体と呼ばれる美しく彩られた山車のパレードだ。8世紀に遡る伝統的な祭りである。

栃木県日光市、二荒山 (ふたらさん)神社 / 4月13日~17日

富士芝桜まつり
首都圏最大級約80万株の芝桜が富士山麓の広大な敷地に咲き誇る。鮮やかな色のコントラストが美しく、富士山を彩る花の祭典として大勢の観光客が訪れる。

山梨県河口湖町 / 4月18日~5月31日

5月
浜松まつり
日本三大砂丘の一つであり、遠州灘を見下ろす中田島砂丘の上空を100以上の凧が舞う。ここでは3.5m x 3.5mサイズの巨大な凧をたくさん見ることができる。トランペットの音に続いて、凧揚げ合戦が始まる。太さ5mmの麻糸を互いに絡ませて、凧揚げ師たちは対戦相手の糸を摩擦によって切ろうと試みる。エキサイティングで非常に見ごたえのある戦いである。

静岡県浜松市、中田島砂丘 / 5月3日~5日

葵祭
優雅な平安衣装をまとい、伝統的な化粧を施したおよそ500人の人々が京都の大通りを練り歩く。この祭りは、葵の葉が人々の衣装だけではなく牛や馬にまで飾りとして用いられるため、葵祭と呼ばれるようになった。

京都市、下賀茂神社と上賀茂神社 / 5月15日

6月
チャグチャグ馬コ
色鮮やかな馬具とたくさんの鈴をつけたおよそ100頭の馬が、滝沢市から盛岡市まで約15kmの道のりを練り歩く。「チャグチャグ」は馬が駆ける時に鳴る鈴の音の擬音表現である。

岩手県滝沢市 / 6月13日

7月
隅田川花火大会
東京で開催される主な花火大会の一つ。7月最後の土曜日、下町の夕暮れの空が、何万発もの花火できらびやかな色のスペクタクルに変わる。この毎年恒例の行事は、夏の夕べの涼を楽しみながら花火を見たといわれる、江戸時代の庶民の風習に起源を持つといわれている。

東京都台東区、墨田区 / 7月25日

博多祇園山笠
男たちが担ぐ山笠は巨大な1トンもの山車で、この祭りのために精巧な装飾が施されており、博多の大通りを全速力で駆け抜けて速さを競う。全エネルギーを山車に集中する男たちの光景は100万人にも及ぶ観衆の心を捉える。

福岡市博多区 / 7月1日~15日

8月
宮島管絃祭
管絃とは、日本の宮廷音楽に使用された笛、太鼓、弦楽器を演奏する音楽形態のこと。古くから都では、貴族が池や河川に船を浮かべ、これらの楽器を合奏して優雅に楽しんでいた。約800年前、平安時代後期の武将である平清盛(1118年-1181年)が、厳島神社を造営し、神様をお慰めする神事としてこの風習を執り行うようになった。

広島県、厳島神社 / 8月1日

青森ねぶた祭
この行事は太陰暦の7月7日に東北地方で開催される。竹と木で作られた骨組みを、歴史的人物や武者絵が鳥や獣と共に描かれた紙で覆う。これらに内側から明かりを灯し、屋台や台車に取り付けられて青森ねぶた (弘前はねぷた)のパレードを練り歩く。青森と弘前で開催されるこの祭りは特に有名で、日本全国からこの祭りを見るために観光客が集まる。

青森県青森市全体 / 8月2日~7日

仙台七夕祭
これは東北地方の中心都市である仙台市で開かれる七夕行事である。笹と和紙で作られた笹竹と呼ばれる豪華な飾り物が、仙台駅前のアーケードと街のあらゆる場所に立てられ、まるで美を競い合うかのようである。

宮城県仙台市 / 8月6日~8日

阿波踊り
この徳島の祭りは、盆の季節に先祖の霊を迎えるために行われる民族舞踊である。この踊りは、その意味には捉われず、リズムを取るために発声する、「踊る阿呆に見る阿呆!」という有名な囃子詞で日本中に知られている。

徳島県徳島市 / 8月12日~15日

9月
おわら風の盆
この祭りは、風を呼び、豊作を祈るための伝統的な民族行事で、毎年9月1日から3日間開催される。日本の伝統的暦によれば、この日は春の最初の日から210日目に当たり、この時期には農民たちがしばしば台風の被害を蒙るため、災害に見舞われることの多い日とされている。その起源については様々な説があるが、一般には先祖を祭る盆の儀式と豊作を祈る祭りが融合したものであると信じられている。

富山県富山市 / 9月1日~3日

10月
高山祭
日本で最も美しい祭りの一つに挙げられる高山祭は、2つの祭りから成る。日枝神社の山王祭と、桜山八幡宮の八幡祭である。毎年10月9日10日に開催される八幡祭は、地元の住民に冬支度を始めるよう促すもの。最大の呼び物は11台の屋台と呼ばれる山車で、これらは重要無形民族文化財に指定されている。

岐阜県高山市 /10月9日、10日

長崎くんち
諏訪神社で開催される370年の歴史を持つ秋祭り。今日、この祭りは太陽暦に従って毎年10月7日から3日間開催され、長崎県内外から大勢の観光客が訪れる。

長崎市上西山町 / 10月7日~9日

東京国際映画祭
今年で27回を迎える東京国際映画祭は日本で唯一の国際映画製作者連盟公認の国際映画祭で、アジア最大級の国際映画祭として盛り上がりを見せる。

東京、TOHOシネマズ 六本木ヒルズ / 10月22日~31日

東京モーターショー
自動車に関する最新の技術やデザインについての情報を紹介する見本市で、世界五大モーターショーのひとつ。第44回を迎える今回は、「自由」をキーワードに「もっと自由に・・・ クルマが変わる、くらしが変わる、社会が変わる。」が開催テーマとなる。

東京ビックサイト / 10月29日~11月8日

12月
男鹿のナマハゲ
秋田県の男鹿市近辺に古来伝わる行事。ナマハゲは鬼 (悪魔)に似た姿を持つ奇怪な神の名前である。大晦日の夜に、大きな面を被り、わらで作った蓑(みの)と腰紐を付け、木の包丁と手桶を持ったナマハゲと呼ばれるややグロテスクな神に扮した村の青年2、3人のグループが夜に家々を訪ねて回り、奇声を発しながら踊る。

秋田県、男鹿市 / 12月31日

1月
出初式
東京消防庁が開催するこの行事は、一年の安全を祈願するために行われるイベントである。日本全国で類似の行事が開かれるが、この消防士たちの新年のパレードには100台以上の消防車とヘリコプターが参加し、大規模な消火・防災訓練が行われる。

東京ビッグサイト / 1月6日

2月
さっぽろ雪まつり
札幌市の3つの会場に大小さまざまな雪の像が祭りの期間中展示され、海外からの観光客を含むおよそ200万人の人々が訪れる。メイン会場となる大通り公園は街の中心に位置し、1.5kmの長さを持つ空間が雪の美術館へと姿を変える。国際広場は国際雪像コンテストの舞台となり、毎年世界中から10チーム以上が参加して競い合う。

北海道、札幌市 / 2月の2週目から7日間

3月
お水取り
大仏で有名な東大寺の僧侶たちが、二月堂に祭られている十一面観音の前で自らの罪を告白し、世界平和と豊作のために14日間祈り続ける。修二会 (しゅにえ) と呼ばれるこの儀式は752年から続いている。

奈良市、東大寺/ 3月1日~14日

情報提供/日本政府観光局



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