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日本の世界遺産

日本にある19の世界遺産(仮訳)

日本では1993年、法隆寺、姫路城、白神山地、屋久島の4件が初めて世界遺産に登録され、現在15の文化遺産、4つの自然遺産が登録されている。
同じくユネスコの事業であり、伝統的な音楽、舞踊、演劇、工芸技術といった無形の文化を保護対象とすることを目指した無形文化遺産は、22件に達する。


法隆寺地域の仏教建造物
奈良県 / 登録:1993年
7世紀後半から8世紀初頭に建てられた法隆寺地域にある48の建造物からなる世界最古の木造建造物。

姫路城
兵庫県 / 登録:1993年
天守閣群は大天守と渡櫓(わたりやぐら)で結ばれた3つの小天守からなる現存する日本で唯一の連立式天守である。

屋久島
鹿児島県 / 登録:1993年
多雨に恵まれ、高峰がそびえる山岳島である屋久島は、極めて特殊な森林植生を有し、多くの固有植物、動物が自生している。

白神山地
青森県・秋田県 / 登録:1993年
白神山地は、多様な動植物相が見られ、氷河期以降の新しいブナ林の東アジアにおける代表的なものである。

古都京都の文化財(京都市、宇治市、大津市)
京都府・滋賀県 / 登録:1994年
京都は、794年に桓武天皇によって平安京が誕生して以来、1000年以上にわたって栄えてきた日本の中心都市であり、神社、寺院、城郭などが良好に保存されている。

白川郷・五箇山の合掌造り集落
岐阜県・富山県 / 登録:1995年
合掌造り家屋は、釘を一本も使わず建てられており、多くの家屋の屋根は茅葺きである。豪雪地帯で雪に耐えるために屋根の傾斜を急角度にしたり、養蚕業を営むために内部を何層にも分けている。

原爆ドーム
広島県 / 登録:1996年
原爆ドームは、1945年8月6日に広島市に世界で初めて投下された原子爆弾によって破壊された広島県産業奨励館の残骸で、当時の姿のまま保存されている。

厳島神社
広島県 / 登録:1996年
厳島神社の建築群と、それらと一体となった前面の海、背後の弥山(みせん)原始林を含む森林地域が世界遺産に登録されている。

古都奈良の文化財
奈良県 / 登録:1998年
日本の国家の基礎が整った奈良時代の文化をそのまま伝え、東大寺をはじめとした建造物と春日山原始林に代表される自然とが一体になっている。

日光の社寺
栃木県 / 登録:1999年
江戸時代における霊廟を中心とする社寺の偉容を伝える建造物群と、これを取り巻く「二荒山神社」、「東照宮」、及び「輪王寺」からなる史跡日光山内の地域が一体となっている。

琉球王国のグスク及び関連遺産群
沖縄県 / 登録:2000年
14世紀後半から、王国が確立した後の18世紀末にかけて生み出された、琉球地方独自の特徴を表す文化遺産群。

紀伊山地の霊場と参詣道
三重県・奈良県・和歌山県 / 登録:2004年
紀伊山地の高野山、熊野三山、吉野・大峯は、古代以来多様な信仰の形態によって育まれてきた神仏の霊場であり、参詣道(巡礼路)とともに良好に遺存している。

知床
北海道 / 登録:2005年
知床半島が位置するオホーツク海は、地形的・地理的条件により、海氷ができる海洋として世界で最も低緯度に位置する季節海氷域であり、「知床」は、海洋生態系と陸上生態系との相互関係を示す複合生態系の顕著な見本である。

石見銀山遺跡とその文化的景観
島根県 / 登録:2007年
16世紀〜17世紀において多くの銀を生産し、日本における金銀の大量生産時代を招き、東西世界の文物交流及び文明交流の歴史に多大な影響を与えた鉱山遺跡である。

小笠原諸島
東京都 / 登録:2011年
小笠原諸島は、小面積でありながら、固有種の割合が高いこと、特に陸産貝類と維管束植物において、適応放散という進化の過程の貴重な証拠が多い。

平泉─仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群─
岩手県 / 登録:2011年
「平泉」は、日本の仏教の中でも特に興隆した浄土思想に基づき、現世における仏国土(浄土)の空間的表現を目指して創造された寺院、庭園、遺跡が残されている。

富士山─信仰の対象と芸術の源泉─
山梨県・静岡県 / 登録:2013年
神聖で荘厳な姿の富士山は、「富士山信仰」を育み、また、浮世絵など多くの芸術作品に取り上げられ、日本国内のみならず国際的にも大きな影響を与えた。

富岡製糸場と絹産業遺産群
群馬県 / 登録:2014年
日本初の器械製糸工場(富岡製糸場)、近代養蚕農家の原型(田島弥平旧宅)、養蚕教育施設(高山社跡)、蚕種保存施設(荒船風穴)から構成される生糸の生産工程を表す遺産である。

明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業
山口県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、鹿児島県、岩手県、静岡県

登録:2015年 / 西洋から非西洋への産業化の移転が成功したことを証言する産業遺産群により構成される。

無形文化遺産
2008年記載
能楽
人形浄瑠璃文楽
歌舞伎
2009年記載
雅楽
小千谷縮・越後上布
日立風流物(茨城)
京都祇園祭の山鉾行事(京都)
甑島のトシドン(鹿児島)
奥能登のあえのこと(石川)
早池峰神楽(岩手)
秋保の田植踊(宮城)
チャッキラコ(神奈川)
大日堂舞楽(秋田)
題目立(奈良)
アイヌ古式舞踊(北海道)

2010年
組踊
結城紬

2011年
壬生の花田植(広島)
佐陀神能(島根)

2012年
那智の田楽(和歌山)

2013年
和食;日本人の伝統的な食文化

2014年
和紙:日本の手漉和紙技術

 

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