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Highlighting JAPAN

 

日・ガーナ首脳会談

5月18日、安倍総理は、ガーナ共和国のジョン・ドラマニ・マハマ大統領と首脳会談を行いました。マハマ大統領からは、熊本を震源とする地震についてお見舞いの言葉が述べられるとともに、野口英世博士がガーナで研究して以来の日・ガーナ関係を振り返り、また、日本のガーナへの支援に対する感謝の言葉が述べられました。これに対して安倍総理からは、ガーナとの関係では特に経済関係の促進と保健分野の協力を一層強化していきたい旨述べました。その上で、投資協定交渉の早期妥結を目指して協力したいとの考えや、租税条約について当局間での協議を開始したいとの考えを伝えるとともに、ボルタ川に新橋を建設する「東部回廊整備計画」について約1億ドルの円借款を供与する方針を表明しました。

日・チャド首脳会談

5月28日、安倍総理は、G7伊勢志摩サミットのアウトリーチ会合に参加するために来日したイドリス・デビー・イトゥノ・チャド共和国大統領と首脳会談を行いました。デビー・イトゥノ大統領からは、G7サミットについてアフリカを代表し感謝したい、成果について満足しているとの発言がありました。また質の高いインフラはアフリカにとって重要であると述べるとともに、日本の経験の共有の要請がありました。これに対して安倍総理からは、本年1月に食料安全保障や過激主義対策等を目的として国際機関を通じてチャドに対して約845万ドルの緊急・人道支援を決定したこと、今後さらに約320万ドルの農業関連機材の供与を行う考えであること等を述べました。また,TICADVIでも保健システム,女性のエンパワーメント等について取り上げたいと述べました。