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御即位 第125代天皇として

天皇陛下は、1989年1月7日、昭和天皇の崩御に伴い、第125代天皇として即位されました。皇居宮殿松の間で、皇位継承の証として「剣璽等承継の儀」が行われ、剣璽、御璽、国璽を受け継がれました。

1989年1月9日「即位後朝見の儀」で、ご即位後初めて国民に向けて「皆さんとともに日本国憲法を守り、これに従って責務を果たすことを誓い、国運の一層の進展と世界の平和、人類福祉の増進を切に希望してやみません」とお言葉を述べられました。

1990年11月12日には「即位礼正殿の儀」が執り行われ、国内各界の代表者や158ヶ国の各国元首らの参列者を前に「さきに、日本国憲法及び皇室典範の定めるところによって皇位を継承しましたが、ここに即位礼正殿の儀を行い、即位を内外に宣明いたします」とお言葉を述べられ、皇位を継承したことを国の内外に宣明されました。

また、同年11月22日から23日にかけて「大嘗祭」が行われました。これは、大嘗宮の悠紀殿・主基殿においてご即位後、初めて新穀を皇祖・天神地祇に供えられ、自らも召し上がり、国家・国民のためにその安寧と五穀豊穣などを感謝し、祈念される儀式です。天皇陛下は大嘗宮において、国家・国民の安寧と五穀豊穣などを感謝し、祈念されました。