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Highlighting JAPAN

日・ポーランド首脳会談

2020年1月21日、安倍晋三内閣総理大臣は、実務訪問賓客として訪日中のモラヴィエツキ・ポーランド共和国首相と会談を行いました。

冒頭、安倍総理大臣から、モラヴィエツキ首相の初来日を歓迎し、「昨年の日・ポーランド国交樹立100周年は、秋篠宮皇嗣同妃両殿下のポーランド御訪問を始め、多くの要人往来や文化事業が実現し、両国の友情が大きく深まった。本日は戦略的パートナーとして二国間関係を次の次元に高めるために、有意義な議論を行いたい」と述べました。

これに対し、モラヴィエツキ首相から、「総理のお招きに感謝、秋篠宮皇嗣同妃両殿下の御訪問は良く覚えており、本日もお目にかかれて光栄。日・ポーランド国交樹立100周年も契機に両国関係が深まり非常に嬉しい。政治・経済・文化の様々な分野で更に交流を盛んにしていきたい」と発言がありました。

安倍総理大臣は、2017~2020年の戦略的パートナーシップの行動計画に沿って、各分野で協力が進んでいることを歓迎し、堅調な経済成長でEU内で重要性を増すポーランドとの協力を深めていくべきであり、日米欧の連携や、「V4+日本」協力も推進したい、さらに今次訪問の成果を踏まえ、次期行動計画の作成に取りかかりたい旨述べました。また、「欧州の安全保障に重要な役割を果たすポーランドとの間で、安全保障分野での対話も拡大していきたい」と述べました。

これに対しモラヴィエツキ首相は「日本とポーランドとの戦略的パートナーシップは重要であり、様々な分野で関係が深まっている。また、自由貿易の重要性等、多くの考え方を共有している。ポーランドは親欧州・親米・親日であり、様々な問題の解決に向け日本と協力したく、政治関係強化も重視している。V4の重要性は増しており、V4と日本との協力も強化したい」と述べました。

両首脳は、東アジア及び欧州の情勢について意見交換し、戦略的パートナーとして、法の支配に基づく国際秩序のために連携していくことで一致しました。北朝鮮情勢については、国連安保理決議の完全な履行を含め、北朝鮮の完全な非核化に向けて、引き続き緊密に連携していくことで一致したほか、安倍総理大臣から、最重要課題である拉致問題の早期解決に向けた理解と協力を求め、モラヴィエツキ首相の支持を得ました。

また、英国のEU離脱についても意見交換し、EU・日本共に、離脱後の英国と緊密な関係を構築していくことの重要性で一致しました。

[参考]V4(ヴィシェグラード4)
チェコ、ハンガリー、ポーランド及びスロバキアによる地域協力の枠組み。1991年にハンガリーのヴィシェグラードで創設された。