August 2023
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果物、野菜、花を堪能できる楽園のような道の駅
園内は季節の花が咲き誇る
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秋はぶどう狩りには多くの人が訪れる。 Photo: 道の駅 神戸フルーツ・フラワーパーク大沢 -
「FARM CIRCUS」という名のサーカステントのようなしゃれた建物に、農産物の直売所やカフェなどがある。遊園地の観覧車や空がひらけ、明るく開放的な雰囲気。 Photo: 道の駅 神戸フルーツ・フラワーパーク大沢 -
「ファームサーカス・マーケット」では地元産の野菜や果物、お酒や調味料など充実の品揃え。 Photo:道の駅 神戸フルーツ・フラワーパーク大沢 -
「遊園地 神戸おとぎの国」は、観覧車が目印。ゴンドラはフルーツの形だ。 Photo:道の駅 神戸フルーツ・フラワーパーク大沢 -
花を楽しみ、食を楽しみ、遊園地で遊んで美しい楽園のような道の駅


兵庫県神戸市の北部にある、35ヘクタール(35万平方メートル)と西日本最大級の広さを誇る道の駅がある。地元の農産物を購入でき、約70,000株の花々が四季折々堪能できる楽園のような施設だ。遊園地や宿泊施設も有する広大な道の駅の特徴を広報担当に聞いた。
兵庫県神戸市の北部にある「道の駅 神戸フルーツ・フラワーパーク大沢(おおぞう)」。広報担当の江崎蒼馬(そうま)さんはこの道の駅の特徴についてこう話す。「この地域は農業が盛んで、とれたて果物や野菜が直売所に並びます。春はいちご、夏はスイートコーン、秋は新米、冬は『北神(ほくしん)ネギ』という地元ブランドのねぎや、ちぢみほうれん草などが有名です。園内の広大なフルーツガーデンでの、桃、ぶどうなどのフルーツ狩りも人気です。子ども向けの食育イベントや、旬の野菜単品をとりあげたイベントも積極的に開催し、地元の野菜や果実などの普及にもつとめています」。とれたての農産物をレストランやバーベキュー会場で味わうこともできる。さらに「2022年には園内にウイスキーとブランデーの蒸溜所ができ、シングルモルトウイスキーの生産が始まりました。神戸発の本格ウイスキーができると楽しみにしています。子どもから大人まで食を楽しんでいただけます」と江崎さん。





道の駅の中に遊園地があるのも、大きな特徴だ。観覧車やメリーゴーランド、ジェットコースターまである。遊園地のほかにも、1周1.2kmあるゴーカートコースもあり、パターゴルフや、夏はプールで水遊びと、広大な敷地のなかでアクティビティも充実しており、親子連れで楽しめる。そして、冬季限定のイルミネーションも素晴らしい。道の駅の中にあるホテルに滞在してゆっくりと楽しみたいものだ。


