VOL.209 NOVEMBER 2025
ENJOYING JAPAN’S MARKETS [日本固有の生き物]ニホンアナグマ

ニホンアナグマは、低山の森林などで地中にトンネル状の巣穴を掘り生息している日本固有種で、日本の本州、四国、九州の比較的人間が暮らしている地域に隣接した里山に生息している。体長40cmから70cm、体重12㎏ほどで、体つきはずんぐりとしており、四肢は短く、大きな爪を持つ。前足で地面に穴を掘り、11月から4月にかけて冬眠することが多い。毛色は全体的に灰褐色から黄褐色で、胸から四肢にかけては黒褐色をしており、白い鼻筋に目の周りには黒い模様がある。昼間にも活動するが、基本的には夜行性で、主にミミズや昆虫、果実などを食べる雑食性である。日本では古くから里山に住む動物として親しまれ、「ムジナ」とも呼ばれている。時にはタヌキと同じ巣穴を利用する習性もあることから、一見関連がなさそうでも実は同類であることを表す「同じ穴のムジナ」という慣用句の言い回しの由来となったとも言われている。

Photo: PIXTA

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