4.里親制度との違い
〜健やかな育ちの場を求める子どもたちのための制度

里親制度は、子どもに「家庭と同様の養育環境」を提供するため、児童相談所が社会的養護が必要であると認めた子ども(要保護児童)の養育を里親に委託する制度です。
特別養子縁組は、子どもとの間に親子関係(戸籍を変更)を築き、永続的に養育していく制度ですが、里親は、基本的には実親が子どもを養護できるようになるまでの間や、自立に近い年齢の子どもが自立するまでの間など、一定期間の養育を前提としています。そのため子どもの戸籍を変更することはありません。

里親になるには、同居する家族の同意のうえ最寄りの児童相談所に申し込み、里親制度などに関する研修を受け、都道府県等の里親名簿に登録されることが必要です。その後、児童相談所の求めに応じて子どもを受け入れて養育することになります。
子どもを養育する間、里親には、里親手当や子どもの生活費・学校教育費・医療費などが支給されます。

<コラム>
●改正児童福祉法が施行されました

児童福祉法が平成28年に改正、平成29年4月から本格施行されています。主な改正点は、次の点が明確化されたことです。

・児童を家庭で養育することが困難であったり適当でなかったりする場合、児童が「家庭における養育環境」と同様の養育環境において継続的に養育されるよう、国や地方自治体は必要な措置を講ずること。
・里親支援が児童相談所の業務として位置付けられた。
・養子縁組を前提とした養子縁組里親が位置付けられた。
・養子縁組里親を対象とした研修が義務化された。

  1. 親に守られない子どもたちがいます
  2. 普通養子縁組と特別養子縁組とは?
  3. 特別養子縁組の流れ
  4. 里親制度との違い
取材協力:厚生労働省 文責:政府広報オンライン

 


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