3.梅毒を予防するには?
〜コンドームを使う、オーラルにも気をつける、パートナーは1人に限定する、など。
梅毒の病原体である梅毒トレポネーマは、傷口からの浸出液、精液、膣分泌液、血液などの体液に含まれており、非感染者の粘膜や傷口などと直接接触することで感染します。
実際には、感染経路の多くが、性器や肛門、口などの、粘膜を介する性的な接触となっています。
このため、梅毒の感染を防ぐためには、次のようなことに注意してください。
・必ずコンドームを使いましょう
コンドームを適切に使って、粘膜の直接の接触を避けるようにしましょう。避妊のためにピルを使用していても、コンドームを使いましょう。
・オーラルセックス・アナルセックスにも気をつけましょう
オーラルセックスやアナルセックスでは妊娠の可能性がないこともあり、コンドームを使わない方が多いかもしれません。無防備なオーラルセックスやアナルセックスは梅毒を含む性感染症のリスクになります。コンドームを使用し、性感染症から身を守りましょう。
・多数と関係を持たず、パートナーは1人に限定しましょう。
多数の相手と性的接触を持つと、それだけ感染する(または感染させる)リスクを高めることになります。パートナーを1人に限ることは、梅毒の拡大予防に有効です。
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- どんな人が、どんなきっかけで?
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