音声広報CD「明日への声」トラックナンバー5 vol.108(令和8年(2026年)3月発行)

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(イントロダクション:女性ナレーター) 

犯罪や事故に当たるのか分からないけれど、ストーカーやDV・悪質商法など、警察に相談したいことがあるときには、警察相談専用電話「#9110」番をご利用ください。この音声では、「1.警察相談専用電話「#9110」番とは」「2.相談後の対応」「3.相談の事例」「4.110番との違い」についてご紹介します。音声は10分程度でお聞きいただくことができます。

(本文 Q.女性ナレーター / A.男性ナレーター)

Q1:警察相談専用電話「#9110」番とは、どのようなものですか?

A1:「#9110」番は、最寄りの警察署に直接出向かずに、電話で相談ができる全国共通の電話番号です。「#9110」番に電話をかけると、その地域を管轄する警察本部などの相談窓口につながります。受付時間は、平日の午前8時30分から午後5時15分までですが、各警察本部で異なる場合があります。土日・祝日及び時間外は、24時間受付体制の一部の県警を除き、当直又は音声案内で対応します。なお、通話料は利用者負担となり、ダイヤル回線や一部のIP電話からはご利用できません。

Q2:相談すると、どのような対応をしてくれるのですか?

A2:相談内容に応じて関係する部署が連携して対応し、指導、助言、相手方への警告、検挙など、相談者の不安などを解消するために必要な措置をとります。相談者や相談内容が多岐にわたるため、相談内容によっては、警察に設置された別の専用相談窓口を紹介する場合や、専門の機関への引継ぎや紹介をする場合があります。

Q3:どのような相談が寄せられるのでしょうか?

A3:様々な相談が寄せられますが、相談例と警察の対応をご紹介します。

① 性犯罪等の前兆とみられる事案に関する相談
「駅構内で複数の女性を凝視したり、後をつけたりする不審な男性がいる」といった20代女性からの相談に対し、警察では、制服警察官によるパトロールなどの警戒を実施するとともに、鉄道事業者等との連携体制を構築しました。その結果、警戒活動中の警察官が行為者に類似する男性を発見し、職務質問を実施したところ、相談内容にあった一連の行為を認めたため、指導・警告措置を講じました。
② オレオレ詐欺に関する相談
「孫をかたる男から家に来るという電話がかかってきたが、本当の孫の声ではなかった」という70代女性からの相談に対し、警察はオレオレ詐欺の電話と判断し、相談者の協力を得て、だまされた振り作戦を実施しました。相談者の自宅付近をうろついている男らを発見し、職務質問を実施したところ、「受け子」であることが判明したため、詐欺未遂罪で検挙しました。
③ 配偶者からの暴力に関する相談
「夫から暴力を受けたので助けてほしい」という20代女性からの相談に対し、警察が事情聴取をしたところ、相談者の生命や身体に危害が及ぶおそれがあると判断したため、女性相談所と連携し、相談者を民間シェルターに避難させ安全を確保しました。また、相談者の夫を傷害罪で検挙しました。
④ 職場の窓口にしつこくやって来る男に関する相談
「職場の受付窓口に繰り返しやって来る客の男が、職場から自宅までつけてくる。さらに自宅にまで押し掛けてくるなど、行動がエスカレートしてきた」という20代女性からの相談に対し、相談者が強い不安を覚えていたことから、警察は身辺を警戒するとともに、客の男を特定し、行動がさらにエスカレートし、相談者等に危害が加えられる危険性もあったことから、その男に対し、ストーカー規制法に基づく警告を実施したところ、以後、つきまといなどは全くなくなりました。
⑤ サイバー犯罪の被害に関する相談
「キャッシュレス決済サービスで、身に覚えのない購入履歴と届け先の記載がある」という80代男性からの相談に対し、警察は、アカウントのIDとパスワードの変更と、同じパスワードを使っている他のサービスについても悪用されていないかの確認を行うよう助言しました。届け先に記載されている住所から、購入品の「受け子」を特定し、各種捜査により判明したIPアドレスから、指示役の男を特定しました。その後、指示役、受け子を不正アクセス禁止法違反等で検挙しました。

Q4:110番とはどう違うのですか?

110番は、今すぐ警察官に駆けつけてもらいたいような緊急の事件・事故などを受け付ける緊急通報ダイヤルです。しかし、2024年には、年間約1,060万件の通報のうち、その約2割が緊急対応を必要としない通報でした。このような緊急の対応を必要としない用件で110番を利用すると、本来緊急を要する事件・事故への対応の遅れにつながり、結果として生命や身体の保護などに支障を生じさせるおそれがあります。

(エンディング:女性ナレーター)

「緊急ではないけれど、警察に相談したいことがある」というときは、ぜひ「#9110」番をご利用ください。詳しくは「政府広報 #9110」で検索してみてください。

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