音声広報CD「明日への声」トラックナンバー5 vol.110(令和8年(2026年)7月発行)

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(イントロダクション:女性ナレーター)

献血とは、自分の血液を自発的かつ無償で提供することです。献血によって、病気やけがで輸血などを必要とする多くの患者さんの命が救われます。この音声では、「1.献血の必要性」「2.血液の不足状況」「3.献血ができる人」「4.献血の手順」「5.献血ができる場所」についてご紹介します。音声は10分程度でお聞きいただくことができます。

(本文 Q.女性ナレーター / A.男性ナレーター)

Q1:なぜ献血は必要なのですか?

A1:医療技術が進歩した今日でも、血液は、人工的に製造することができず、長期保存もできません。また、献血者の健康を守るため、一人のかたが1年間に献血できる回数や量には上限があります。そのため、患者さんに安定的に血液を届けるためには、一年を通じて、多くのかたに継続してご協力いただく必要があります。なお、献血血液のおよそ半分は輸血に使われ、残りの半分は医薬品を作るために使われています。

Q2:血液は不足しているのですか?

A2:毎日1万4,000人程度の献血量が継続的に必要とされています。しかし、少子高齢化の影響で、献血が可能な人の数が減少し、とりわけ10代から30代の献血者数は、2015年度から2024年度にかけて、約20%も減少しています。今後も患者さんに血液を安定的に届けるためには、若い世代をはじめ、多くのかたの協力が必要不可欠です。

Q3:献血は誰でもできるのですか?

A3:献血は、採血基準を満たした16歳から69歳までのかたなら、誰でも可能です。採血基準は、献血者の健康を守り、患者さんに安全な血液を届けるためのもので、献血者の年齢や健康状態、献血量や回数、基礎疾患の有無などが定められています。ただし、基準を満たしていても、海外への渡航歴や服薬・予防接種などの影響で献血をできない場合があります。なお、献血には、血液の全ての成分を採血する「全血献血」と、血液中の血漿や血小板だけを採血する「成分献血」の2種類があり、それぞれ採血基準が異なります。

Q4:献血の手順について教えてください。

A4:献血は次の手順で行われます。

①献血の受付
運転免許証やマイナンバーカードなどによる本人確認の後、献血をする際の注意事項などの説明があり、その内容に同意した上で献血の申込みをします。個人情報は、厳重に管理されます。
②質問への回答
体調や病歴などに関する質問に回答します。
③健康診断
回答内容に基づき、問診や血圧測定などを行います。その後、少量の採血を行い、貧血の心配がないかを測定します。また、血液型の事前判定も行います。成分献血の場合は、血小板の数を測定します。これらの結果を踏まえて、医師が最終的に採血の可否を判断します。
④採血
採血に要する時間は、全血献血では10分から15分、成分献血は採血量に応じて、40分から90分程度です。採血に使う針や採血バッグは、一人ひとりに新しいものを使っているので、感染症などの心配はありません。
⑤休憩
献血後は、十分に水分を補給して、少なくとも10分以上休憩します。また、気分が悪くなったり、針を刺した部分に痛みやしびれが残ったりした場合の連絡先などの説明があります。

Q5:献血はどこでできますか?

A5:献血は、全国各地に設置されている、献血ルームや献血バスで行うことができます。なかには、キッズスペースを設けた献血ルームもあります。献血会場は感染症対策を講じていますので、安心してお越しください。献血できる時間や詳細は、それぞれの献血ルームにお問い合わせください。また、企業や学校などへの献血バスの出張訪問や、訪問先の会議室などを臨時の献血会場とする、「オープン献血」も実施しています。ご協力いただける場合は、最寄りの血液センターまでお問い合わせください。

(エンディング:女性ナレーター)

日本赤十字社では、献血Web会員サービス「ラブラッド」を提供しています。登録すると、全国の献血ルームでの献血をスマートフォンやパソコンから簡単に予約でき、血液検査の結果をWebで確認することができます。献血は、身近にあるボランティア活動です。若い世代をはじめ、多くのかたのご協力をお願いします。詳しくは「政府広報 献血」で検索してみてください。

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