メディア別の政府広報
内閣府大臣官房政府広報室が企画・制作した各種広報をメディア別に紹介しています。
音声広報CD「明日への声」
vol.38(平成26年(2014年)7月発行)
トラックナンバー5 【6分】
(タイトル)「第29回国民文化祭・あきた2014」で秋田県の魅力再発見!
(本文)
この秋は、豊かな自然と風土の中で育まれた秋田県で、文化の風を感じてみませんか。
2014年10月4日から11月3日まで、秋田県内全25市町村で「第29回国民文化祭・あきた2014」が開催されます。
「国民文化祭」とは、民俗芸能や音楽、演劇や美術など、様々な文化活動に取り組んでいる人々が、日頃の活動や成果を発表し交流する「国内最大の文化の祭典」です。1986年の東京大会から毎年異なる開催地で行われ、今回で29回目を迎えます。秋田県では初の開催であり、また、2011年の東日本大震災以降、東北では初めての開催となります。
今回の、「第29回国民文化祭・あきた2014」のテーマは、「発見×創造 もうひとつの秋田」です。四季の変化が織りなす豊かな自然の中で守り育まれた伝統的な「秋田らしさ」に加え、みなさんがお持ちのイメージとは違う新しい秋田を発見してみてはいかがでしょうか。
今回の国民文化祭では100を超えるイベントが予定されています。
それでは、その中から、秋田県ならではのお薦めのものを紹介します。
まず最初は、10月4日、国民文化祭の幕開けを飾る「開会式・オープニングフェスティバル」です。管弦楽や吹奏楽、合唱による壮大な編成の『大いなる秋田』という楽曲を中心に、秋田民謡や民俗芸能を織り込んだパフォーマンスなどが繰り広げられます。
また、最終日の11月3日に行われる「フィナーレイベント・閉会式」もお薦めです。秋田は国指定重要無形民俗文化財の数が日本一を誇ります。それらを一堂に集め、実演や披露を行う他、若い世代を中心とした創作ミュージカルも公演されます。
次に、秋田県の食文化に興味のある人にお薦めなのが、秋田市で行われる「食文化シンポジウム」です。秋田の豊かな風土から麹が生まれ、食、酒の文化が形成された過程をたどるとともに、今後さらに地域資源として活用していくために何をすべきかを考えます。また、大館市や横手市では「食文化フォーラム」が開催され、秋田県の食文化を発信します。
そして、伝統芸能がお好きな人にお薦めなのが、仙北市で行われる「民俗芸能の祭典」です。秋祭りの飾山囃子や、盆行事のささらの野外大競演会が行われます。他にも、ユネスコ無形文化遺産に登録されている「大日堂舞楽」が伝わる鹿角市に、全国から神楽が集い共演するプログラムにも注目です。
ここでご紹介した他にも、美しい風景と素朴な人々の営みの中で生まれ、受け継がれてきた秋田民謡の魅力を発信する横手市の「民謡・民舞の祭典」や、「吹奏楽王国」と呼ばれる秋田県の実力を発揮する「吹奏楽の祭典」、湯沢市の「漆の祭典」など、まだまだ興味深いプログラムやコンサートがあります。
秋田県の風土、伝統、祭り、食といった、さまざまな角度から魅力を発信する「第29回国民文化祭・あきた2014」は、まさに文化を旅する気分になれる祭典です。是非、みなさんも足を運んでみてはいかがでしょうか。
国民文化祭に関するお問合せは
文化庁 文化部 芸術文化課 活動奨励係
電話 03-5253-4111 内線2832へどうぞ。
「第29回国民文化祭・あきた2014」に関するお問合せは
「国民文化祭あきた」で検索いただき、公式サイトをご覧いただくか、
秋田県国民文化祭推進局 調整・国民文化祭企画班
電話 018-860-1553へどうぞ。
ご希望の方には、プレガイドブック「文化を旅するGuide Book」をお送りします。
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