メディア別の政府広報

内閣府大臣官房政府広報室が企画・制作した各種広報をメディア別に紹介しています。

音声広報CD「明日への声」

vol.39(平成26年(2014年)9月発行)

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トラックナンバー5 【3分】

(タイトル)国産の木材を使って暮らしも森も心地よく!

(本文)

日本は、国土面積のおよそ3分の2を森林が占めており、世界有数の森林国です。
森林は、二酸化炭素の吸収のほか、地下水を豊かにするなどの水源のかん養、土砂災害の防止、木材・キノコ・山菜といった林産物の供給、くつろぎを与えてくれる保養の場など、私たちの生活を様々な面から支えています。
我が国の森林の多くは、主に戦後、人の手によって植えられ、成長して利用期を迎えたスギやヒノキ、カラマツなどの針葉樹の人工林ですが、木が利用されなくなり、人が山に入らなくなったことで手入れが行き届かずに荒れてしまったところが多く見られます。
人工林では、植えた木を間引きして、密度を調整する「間伐」といった手入れを行わないと、木が細いままで十分に成長しないばかりか、木立の間に光が差し込まず下草が生えないなどにより土砂崩れの原因となったりします。また、適切な伐採が行われないと新しい木が植えられず、高齢の木々ばかりとなり、二酸化炭素の吸収能力が低下するなど、森林の持つ様々な機能の低下につながってしまいます。
そこで、日本の森林を元気にするために、「木を植える」→「間伐などの手入れをする」→「成長した木を伐採する」、そして「木を使う」という森のサイクルを回していくことがとても重要であり、そのために人工林で育った国産の木材を、私たちがもっと利用することが必要なのです。
木は、周りの湿度に応じて湿気を吸ったり吐いたりする「調湿作用」や熱伝導率が低いことから触れて感じる「あたたかみ」、また、衝撃を吸収してケガを防いでくれる柔らかなクッション性などの良さがあり、わたしたちの生活に快適さと安心を与えてくれます。また、木の香りはイライラを抑えて心と体をリラックスさせてくれる効果があるほか、消臭効果などもあります。最近では国産の木材の良さを再認識し、おもちゃや食器、家具や日用品などごく身近なものから、室内遊具、公共建築物まで国産の木材を利用して作られたものが増えてきています。九州には地元のスギ材を多く利用した列車も走っています。

林野庁では国産の木材の積極的な利用を通じて山村を活性化し、二酸化炭素をたっぷり吸収して、地球温暖化防止にも効果がある元気な森林づくりを進めていくため「木をつかう」にかけて「木づかい運動」に取り組んでいます。特に10月の1か月間を「木づかい推進月間」としており、国産の木材の利用を拡大するため、木工教室や講演会など様々なイベントが全国各地で行われます。
私たちも国産の木材を使って、地球にも環境にもそして自分にも優しい暮らしをしてみませんか。

「木づかい運動」に関するお問合せは
林野庁木材利用課 電話 03-6744-2298へどうぞ

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