メディア別の政府広報

内閣府大臣官房政府広報室が企画・制作した各種広報をメディア別に紹介しています。

音声広報CD「明日への声」

vol.40(平成26年(2014年)11月発行)

音声広報CD「明日への声」のHTML版をトラックナンバーごとにご覧いただけます。こちらから移動できます。
前のトラックへ 目次へ 次のトラックへ

トラックナンバー3 【6分】

(タイトル)ノロウイルスによる食中毒にご用心!

(本文)

食中毒は、夏だけではなく、気温が低い冬でも多く発生しています。冬に発生する食中毒の多くは、ノロウイルスによるもので、発生件数は、毎年10月くらいからだんだん増えはじめ、3月頃まで多く発生します。主な症状は吐き気、嘔吐、下痢、腹痛、発熱などがあります。
ノロウイルスは、感染力が強く、低温や乾燥した条件でも感染力が長期間継続すると言われています。感染経路はさまざまですが、ノロウイルスによる食中毒の多くは、加熱処理が不十分な食品や、調理をする人の手や指から汚染した食品を食べることで起きています。
症状には、個人差があり、感染しても症状が出ない人もいます。また、嘔吐や下痢が治まった後でもしばらく体の中のウイルスを排出し続けることもあります。自覚が無くても気づかないうちに食品などを汚染してしまう可能性があるので注意が必要です。

ノロウイルスによる食中毒を予防するためには、ノロウイルスを「持ち込まない」、「広げない」、「加熱する」、「つけない」の4つが重要です。
一つ目のノロウイルスを「持ち込まない」ために、外から帰ったときには、しっかりと手洗いをすることが大切です。石けんをよく泡立てて、手のひら、手の甲をはじめ、指先、指の間、爪、親指の回り、手首など、汚れの残りやすいところを意識して丁寧に洗うことがポイントです。水でよくすすいだら、清潔なタオルで拭きましょう。ノロウイルスに対しては、エタノールなどアルコール消毒はあまり効果がないと言われているので、きちんと石けんで手を洗うようにしましょう。
二つ目のノロウイルスの感染を「広げない」ためには、こまめな手洗いや定期的な清掃・消毒が大切です。トイレに行った後はもちろんのこと、調理をするために台所に入る前や食事の前には、洗面所で必ず手を洗うようにしましょう。二枚貝などノロウイルスの汚染リスクのある食品を取り扱った後のまな板や包丁などは、洗剤でよく洗った後、熱湯をかけて消毒しましょう。また、ノロウイルスに感染した人が使った食器などは、ほかの人が使ったものとは分けて洗い、消毒しましょう。部屋のドアノブや棚、特にトイレの便座や排水レバー、手すりやトイレットペーパーホルダーの蓋部分など、感染した人が触ったと思われる場所は、消毒をしてください。消毒には「次亜塩素酸ナトリウム」を薄めた液が有効です。ご家庭で入手できない場合は、塩素系の漂白剤で代用できます。ただし、金属類は塩素に弱いので、消毒後は薬剤が残らないよう十分に拭き取りをしてください。
また、ノロウイルスの患者のおう吐物の処理を適切に行うことも大切です。処理を行う場合は、使い捨てのマスクや手袋、エプロンなどを着用するようにしましょう。おう吐物の処理は、しぶきなどを吸い込まないようにしながら静かにふき取って消毒した後、水拭きしてください。乾燥すると、空中に漂い、口に入って感染することがありますので、すみやかに処理をしてください。
三つ目は、「加熱する」ことです。食品中のノロウイルスを死滅させる唯一、確実な方法は加熱をすることなのです。食品の中心が85度から90度で90秒間以上加熱することが有効だとされています。食品の中心まで十分に加熱するようにしましょう。
最後の四つ目は、ノロウイルスを「つけない」ことです。熱を加えて安全に作った食事でも、汚染した手で触ってしまうと、それまでの苦労は水の泡です。ノロウイルスを食品につけないように、手洗いや素手で食品に触れないことを徹底したり、調理器具や食器の洗浄・消毒の徹底を心がけましょう。

ノロウイルスによる食中毒に関するお問い合わせは、
厚生労働省食品安全部企画情報課 電話 代表番号 03-5253-1111 へどうぞ。

音声広報CD「明日への声」のHTML版をトラックナンバーごとにご覧いただけます。こちらから移動できます。
前のトラックへ 目次へ 次のトラックへ

バックナンバー

音声広報CD「明日への声」のバックナンバーページへリンクしています。それぞれ発行年、発行月を表します。空欄の場合もあります。

2020年 1月                      
2019年 1月   3月     6月 7月   9月   11月  
2018年 1月   3月     6月 7月   9月   11月  
表の終了