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メディア別の政府広報

内閣府大臣官房政府広報室が企画・制作した各種広報をメディア別に紹介しています。

音声広報CD「明日への声」

vol.40(平成26年(2014年)11月発行)

音声広報CD「明日への声」のHTML版をトラックナンバーごとにご覧いただけます。こちらから移動できます。
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トラックナンバー11 【15分】

(タイトル)童謡・唱歌の世界

(イントロダクション)

このコーナーでは、日本で子どもから大人まで世代を超えて歌い継がれてきた「童謡」と「唱歌」を毎回数曲ご紹介します。「童謡」は、大正時代に創作歌曲として生まれ、「唱歌」は、明治から昭和にかけて旧文部省が編纂し、学校教育などに用いられてきたものです。

それでは1曲目、「どんぐりころころ」をご紹介します。

童謡 「どんぐりころころ」
青木存義(あおき ながよし)作詞、梁田 貞(やなだ ただし)作曲

どんぐりころころ ドンブリコ
お池にはまって さあ大変
どじょうが出て来て 今日は
坊ちゃん一緒に 遊びましょう

どんぐりころころ よろこんで
しばらく一緒に 遊んだが
やっぱりお山が 恋しいと
泣いてはどじょうを 困らせた

この歌は、作詞者の青木存義と母親とのエピソードが元となっています。存義は、裕福な家庭の末っ子に生まれました。朝が苦手な子どもで、母は、何とか存義を早起きさせる策はないかと思案して、邸宅の池にどじょうを放します。どじょうを見るために、存義が早起きするのではないかと期待したのでした。そのことを、大人になり思い出して作ったのが「どんぐりころころ」です。
子どもや親にも親しみやすく、リズミカルで歌いやすい曲調ですね。
それでは、改めてお聞きください。

続いての曲も、テンポと語呂が楽しい曲です。

童謡「ずいずいずっころばし」
作詞・作曲者 不詳

ずいずい ずっころばし
胡麻味噌 ずい
茶壷に追われて トッピンシャン
抜けたァら ドンドコショ
俵の鼠が米食って チュウ
チュウ チュウ チュウ
お父さんが呼んでも
お母さんが呼んでも
行きっこなァし(よ)
井戸の周りでお茶碗欠いたの誰

この歌は、古くから手遊び唄として親しまれています。
物音や鳴き声などを表した言葉が楽しい歌詞ですが、新茶を将軍に献上する茶壺道中についての唄という説があります。ある農家が里芋の茎である「ずいき」の胡麻味噌和えを作っていたところに、「茶壷道中」が通りかかりました。粗相がないように、農家の人たちは急いで家の奥へ隠れ、息を殺して道中が去るのを待ちます。家の中はしんと静まりかえり、鼠が米を食べる音や井戸端の近くで誰かがお茶碗を割ったような音まで聞こえます。子供たちはお父さんやお母さんに呼ばれても決して外に出てはいけません。やがて、茶壷道中が過ぎると、安心してまた陽気な笑い声が外に響くのでしょう。
緊迫した中にも、どこかユーモラスな感じがする歌ですね。
それでは、改めてお聞きください。

最後に、力強い山男の歌をご紹介します。

アメリカ民謡「雪山讃歌」
作詞・作曲 パーシー・モントローズ、日本語作詞 西堀栄三郎(にしぼり えいざぶろう)

雪よ岩よ われらが宿り 俺たちゃ町には 住めないからに
シールはずして パイプの煙 輝く尾根に 春風そよぐ
煙い小屋でも 小金の御殿 早く行こうよ 谷間の小屋へ
テントの中でも 月見はできる 雨が降ったら 濡れればいいさ
荒れて狂うは 吹雪か雪崩 俺たちゃそんなもの 恐れはせぬぞ
雪の間に間に きらきら光る 明日はのぼろよ あの頂に
朝日に輝く 新雪ふんで 今日も行こうよ あの山越えて
山よサヨナラ ごきげんよろしゅう また来る時にも 笑っておくれ

この歌は、アメリカのカウボーイ・ソングである「Oh My Darling Clementine」(いとしのクレメンタイン)という曲に、日本語の歌詞を付けたものです。1926年、今の京都大学山岳部のメンバーたちが登山中、吹雪に遭遇し、旅館に閉じ込められた際、退屈紛れに曲に歌詞をつけました。このときの学生たちの替え歌からうまれたのが「雪山讃歌」です。替え歌を作った山岳部のメンバーの中に作詞者の西堀栄三郎がいました。
山岳部のメンバーが曲に歌詞をつけた群馬県吾妻郡嬬恋村鹿沢温泉には、歌碑が建てられています。曲は、嬬恋村の正午を告げる防災無線のチャイムに使われているほか、雪山を連想する曲であるため雪が多く降る地域の列車の車内チャイムや路線バスの観光案内などにも使われています。
それでは、改めてお聞きください。

いかがでしたか。
いよいよ冬本番を迎え、寒さが厳しくなりますが、明るく楽しいリズムの童謡・唱歌で遊んで、心も体も温まってみませんか。

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