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メディア別の政府広報

内閣府大臣官房政府広報室が企画・制作した各種広報をメディア別に紹介しています。

音声広報CD「明日への声」

vol.41(平成27年(2015年)1月発行)

音声広報CD「明日への声」のHTML版をトラックナンバーごとにご覧いただけます。こちらから移動できます。
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トラックナンバー5 【6分】

(タイトル)知っておこう、エボラ出血熱の基礎知識

(本文)

 西アフリカを中心に感染が拡大しているエボラ出血熱に世界中の関心が集まっています。エボラ出血熱は、多くの方が死亡することもある恐ろしい感染症ですが、空気などを介して感染することはありません。また、日本で感染者が出たり、感染が広がったりする可能性は低いといえます。エボラ出血熱について正しい基本情報を知っておきましょう。

 エボラ出血熱は、エボラウイルスによる感染症です。コウモリの一種であるオオコウモリがエボラウイルスを持っていると言われており、それがサルなどの野生動物に感染し、その感染した野生動物やオオコウモリを触ったり、食べたりすることでヒトに感染すると考えられています。

 では、人から人へはどのように感染するのでしょうか。
それは、エボラウイルスに感染し、発熱などの症状が出ている患者の血液や分泌物、吐いた物や排泄物などに触れた手で食事をしたり、自分の目や傷口に触ってしまったりすることで、ウイルスに感染します。

エボラ出血熱に感染すると、症状が出ない期間が2日から21日程度あり、その後突然、発熱や頭痛、筋肉痛などの症状が現れ、次いで、嘔吐、下痢、吐血や下血などの症状が現れます。

これまで、エボラ出血熱は、アフリカ中央部の国々を中心に流行が見られ、限定的な地域に発生が留まっていたものの、2014年に初めて、西アフリカで流行しました。流行が拡大している原因は、交通網の発達により奥地で発生した病気が人口の多い都市部に広がったこと、病院や医療従事者が少なく、親族が病人の身の回りの世話をする社会状況、亡くなった方の身を清めてから弔う風習などが関係していると考えらます。これらのことから、WHO世界保健機関も、流行地でエボラ出血熱に感染するリスクが高いのは、 医療従事者や、患者の家族・近親者などとしています。

日本では、厚生労働省が検疫所のホームページや空港などに情報を掲示して、アフリカの流行国への渡航者に対する注意喚起を行っています。また、外務省が海外安全ホームページに、西アフリカのギニア、リベリア、シエラレオネ、マリの4カ国のほか、ナイジェリア、セネガルなどのアフリカ諸国、スペイン、アメリカのような局所的に感染が発生した国に関して安全を確保するための情報提供を行うなど、さまざまな対応策を講じています。

また、海外からの帰国者には空港でサーモグラフィーによる体温測定なども実施しています。もし、流行国に滞在した方がいた場合は、検疫所への自己申告をお願いし、問診や所定の報告をしていただきます。万が一、感染が疑われた場合は、指定の医療機関に隔離して治療を行います。

先進国と言われる国では、これまでの知識や経験をふまえて、感染が起こったとしても早期の段階で抑え込むことが可能と考えられています。例え今後、エボラ出血熱の流行が続いたり、広がったりしても、むやみに怖がるのではなく、正しい知識を身につけ、冷静に対処しましょう。

エボラ出血熱に関するお問合せは、
厚生労働省 感染症・予防接種相談窓口
電話 03-5276-9337 へどうぞ

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