メディア別の政府広報

内閣府大臣官房政府広報室が企画・制作した各種広報をメディア別に紹介しています。

音声広報CD「明日への声」

vol.51(平成28年(2016年)9月発行)

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トラックナンバー4

(タイトル)
振り込め詐欺をはじめとする特殊詐欺は、家族との日頃の会話で防ぎましょう

(本文)
振り込め詐欺をはじめとする特殊詐欺の被害は毎年数多く発生しています。平成27年中の被害件数は分かっているだけでも全国でおよそ1万3,800件、被害総額はおよそ482億円にのぼります。
被害に遭ってしまった方のおよそ8割が高齢者で、その多くは「自分はだまされない」「自分だけは大丈夫」と考えていました。ところが、突然、わが子や孫の一大事を電話で知らされ、気が動転し、冷静な判断ができなくなってしまったのです。こうした詐欺は決してひとごとではありません。あなたとあなたの家族を振り込め詐欺などの卑劣な犯罪から守るために、その手口と対策を紹介します。

まず、子供や孫などを装って電話をかけ、お金を振り込ませる「オレオレ詐欺」です。犯人は事前に電話をして「携帯電話の番号が変わった」、「会社の携帯電話だから登録しておいて」などと自分の電話番号を登録させます。後日、再び電話をかけ子供や孫からの電話と思い込ませて、「会社のお金を使い込んだ。今日中にお金を用意しないとクビになる」などと動揺させ、犯人の口座へお金を振り込むよう仕向けます。
最近では、現金を宅配便などで送らせたり、会社の同僚や上司などを装った人物が直接自宅に現金を受け取りに来たりする手口も増えていますので注意しましょう。
子供や孫などを装って「かぜをひいて声がかすれている」「電話番号が変わった」という電話はオレオレ詐欺の常とう手段です。そのような電話があったら、必ず以前の電話番号にかけ直して確認してください。また、ふだんから家族で話し合い、合い言葉を決めておくことも大事です。
このほかにも、警察官や金融機関の職員などを装った者が電話をかけ「あなたの口座が悪用されているので、キャッシュカードを預けてほしい」「手続に必要なので暗証番号を教えてほしい」などと言葉巧みにキャッシュカードをだまし取り、預貯金の全額を引き出してしまうという被害も発生しています。警察官や金融機関の職員が電話で暗証番号を聞くことは、決してありません。絶対に教えないようにしましょう。

オレオレ詐欺と同様に、高齢者の被害が多いのが「還付金等詐欺」です。国や自治体などの職員を装って、「医療費や税金などの払戻しが受けられるので、すぐにATMへ行って受け取りの手続をするように」などとATMへ誘導し、操作に不慣れな高齢者に受け取り方法を説明するふりをして、反対に犯人の口座にお金を振り込ませます。還付金をATMで払い戻すことは絶対にありません。「携帯電話を持ってATMへ行って」という電話は還付金等詐欺と覚えておきましょう。
さらに、平成28年4月の熊本地震の時には、「あなたには老人ホームに入居する権利がある。被災して困っている人に権利を譲ってほしい」と持ちかける不審な電話が確認されています。これは、その後に「名義貸しは違法だ。解決するにはお金がかかる」などと迫り、お金を要求するという手口の架空請求詐欺と考えられます。
このように、犯人は新たな制度やその時々の社会の出来事に便乗したり、罪悪感や不安感をあおったりして、お金をだまし取ろうとします。突然、電話でお金の話が出たら、まず詐欺を疑いましょう。また、家に居るときも留守番電話に設定しておき、知らない相手からの電話には出ないようにするのも被害防止に役立ちます。

もしも、被害に遭ってしまったり、不審な電話を受けたりした場合は、速やかに最寄りの警察署または警察相談専用電話#9110(しゃーぷきゅういちいちまる)にご相談ください。
万一、お金を振り込んでしまった後でも、被害を回復できる可能性があります。その制度について次のトラックで紹介します。

・振り込め詐欺をはじめとする特殊詐欺についてのお問合せは
警察庁 生活安全局 生活安全企画課 犯罪抑止対策室
電話 代表番号 03-3581-0141へどうぞ。

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