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メディア別の政府広報

内閣府大臣官房政府広報室が企画・制作した各種広報をメディア別に紹介しています。

音声広報CD「明日への声」

vol.52(平成28年(2016年)11月発行)

音声広報CD「明日への声」のHTML版をトラックナンバーごとにご覧いただけます。こちらから移動できます。
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トラックナンバー11

(タイトル)
ジャズを楽しむ

(イントロダクション)
ジャズで演奏される曲の中には、何十年も長きにわたり多くのジャズ演奏家に演奏され、人々に親しまれてきた曲があります。普段ジャズを聴かない方でも、テレビやラジオ、映画など、どこかで耳にしたことがあるようなジャズの名曲を毎回2曲、曲にまつわるエピソードを交えてご紹介します。

(本文)
今回は、秋から冬へと変わりゆくこの季節にちなんだ2曲を紹介します。

最初に紹介する曲は「スターダスト」。直訳すると「星くず」という意味です。
この曲は、アメリカ出身のピアニストで作曲家のホーギー・カーマイケルによって、1927年に作られました。彼が母校のインディアナ大学を訪れ、校庭で星の輝く夜空を眺めていたときに、このメロディが浮かんだといわれています。まるで星くずをちりばめたような夜空をイメージさせるそのメロディに、歌詞が付けられたのは、2年後の1929年のことでした。アメリカの作詞家、ミッチェル・パリッシュによって付けられたその歌詞は、見事にメロディとマッチし、人々をひきつけていきます。その後、アメリカのクラリネット奏者で、作曲家でもあるアーティ・ショウの率いる楽団が、元々アップテンポで演奏されていたこの曲をゆったりとしたテンポで演奏して大ヒット。日本でもテレビ番組のテーマ曲として流れたり、人気歌手が歌ったりするようになり、世界中で広く親しまれるようになりました。
お聴きいただくのは、アーティ・ショウ楽団による演奏です。

音楽:<スターダスト>

いかがでしたか。寒い季節ほど、夜空が澄みわたり、星は輝きを増します。星くずが降るイメージが浮かびましたでしょうか。

次に紹介する曲は「枯葉」。原題はフランス語の「レ・フィユ・モルト」。アメリカでは「オータム・リーブズ」というタイトルで親しまれています。
この曲は、ハンガリー出身のジョゼフ・コズマによって、最初はシャンソンとして1945年に作曲されました。1949年になると、元々付いていたフランス語の歌詞ではなく、アメリカの作詞・作曲家で、歌手でもあるジョニー・マーサーによって英語の歌詞が付けられ、「オータム・リーブズ」というタイトルで知られるようになるのです。この曲がアメリカ全土で本格的に広まるきっかけとなったのは、アメリカのピアノ奏者、ロジャー・ウィリアムズによる演奏でした。枯葉が舞い散る様子をイメージさせる彼の見事な演奏は1955年に全米で大ヒットし、1956年には映画「枯葉」の主題歌にも用いられるなど、その後のアメリカのポピュラー音楽を代表する曲として、親しまれるようになっていったのです。
お聴きいただくのは、ジャズの分野で先駆的にこの曲を取り上げた、アメリカのサックス奏者、スタン・ゲッツによる演奏です。

音楽:<枯葉>

いかがでしたか。ひらひらと枯葉が舞う晩秋のイメージが浮かびましたでしょうか。

今回は、季節を感じる名曲を2曲お聴きいただきました。ちなみに、アメリカの雑誌『リーダーズ・ダイジェスト』が1965年に読者の最も好きな歌を調査したところ、国内の曲の第1位は「スターダスト」、外国の曲の第1位は「枯葉」だったそうです。どちらもアメリカ国民にとても愛されている曲なのですね。

それでは最後にもう一度、「スターダスト」をお聴きください。

音楽:<スターダスト>

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