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メディア別の政府広報

内閣府大臣官房政府広報室が企画・制作した各種広報をメディア別に紹介しています。

音声広報CD「明日への声」

vol.54(平成29年(2017年)3月発行)

音声広報CD「明日への声」のHTML版をトラックナンバーごとにご覧いただけます。こちらから移動できます。
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トラックナンバー3

(タイトル)
就職やスキルアップに役立つ「ハロートレーニング」をご存じですか

(本文)
「希望の職種で働きたい!そのための知識やスキルを身につけたい」。そんな働く意欲のある皆さんの就職を応援するために、「ハロートレーニング」という制度があることをご存じですか。ハロートレーニングとは、公的職業訓練の愛称で、職を求めている方が就職に必要な技術や知識を身につけるために、国や都道府県の職業能力開発施設で実施している職業訓練のことです。
ハロートレーニングは、一部を除き無料で受けられ、内容も、ものづくりに関するものから事務やサービス、医療福祉など多岐にわたります。求職者は自分が目指す職業に合わせて訓練を選択し、就職に必要なスキルや知識をしっかりと学ぶことができます。
また、ハロートレーニングには、障害のある方を対象としたものもあり、全国19か所の障害者職業能力開発校で実施されています。訓練期間は6か月から1年間程度で、通学が困難な場合は、併設されている寮に入ることもできます。また、生活費の心配をせずに訓練に専念できるよう、要件を満たせば訓練中に生活費や交通費が支給されます。

視覚に障害のある方にはどのようなハロートレーニングがあるのでしょうか。今回は、障害者職業能力開発校の一つである国立職業リハビリテーションセンター、通称「職リハセンター」のハロートレーニングを紹介します。
職リハセンターは埼玉県所沢市にあります。ここには、事務系の仕事を希望する方に向けた訓練として、仕事に不可欠なパソコンでの業務などを学ぶ「視覚障害者情報アクセスコース」があります。このコースでは、キーボード操作などの基本的なパソコンスキルから、メールやインターネットの活用、ワードでの文書作成、エクセルでの資料作成やデータ集計、プレゼンテーション資料の作成など、事務処理に必要な技能を習得します。訓練は、一人ひとりの障害の状態に合わせて、拡大読書器や点字ディスプレイ、画面拡大ソフト、画面読み上げソフトといった支援機器やソフトを選び、その人に合った環境を整備して学ぶことができます。
また、訓練期間中から、職業指導・就職支援を受けることができますので、ここでの訓練を受けて、多くの方が就職を実現しています。

 大学在学中に病気で視力が低下したAさんもそんな一人です。Aさんは大学を卒業後、職リハセンターで1年間のハロートレーニングを受講しました。職リハセンターの施設内で、事務処理に必要な技能を習得した後、より実践的な技能を身につけるため企業の現場で実習訓練を行いました。訓練中にAさんの技能が評価されて、訓練を行った企業に契約社員として採用されました。その後、本人の努力もあって正社員となり、議事録の作成や勤務データの管理、総務関連などの業務を行っています。
今回ご紹介した職リハセンター以外の障害者職業能力開発校でも、視覚に障害のある方を対象とした様々な訓練コースが用意されています。どの学校でも、少人数制のクラスで、一人ひとりの経験や能力、障害の状態に合わせた訓練が受けられます。就職やスキルアップしたいという方は、障害者職業能力開発校でハロートレーニングを受けてみてはいかがでしょうか。
ハロートレーニングの受講を希望する方は、お近くのハローワークにご相談ください。

・公的職業訓練「ハロートレーニング」に関するお問合せは
厚生労働省 職業能力開発局 能力開発課 障害者企画係
電話 代表番号 03-5253-1111 へどうぞ。

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